フランスのゴシック様式の最高峰のひとつと言われているシャルトル大聖堂。特に総面積2700m²を超えるステンドグラスや聖堂正面の「王の扉口」を飾る美しい預言者や聖人たちの人像柱が有名だが、床に目をやると、そこにはlabyrinthe迷宮が広がっている。 迷宮といえばすぐにギリシャ神話にでてくるクレタ王ミノスの庭園が思い起こされる。ハリーポッターの新作映画ハリー・ポッターと炎のゴブレットに登場する迷宮(迷路と呼ぶべきか?)もここから発想されたのだろう。 迷宮は迷路と混同されがちだが修辞学的には異なる意味を持つ。迷宮は歩きながら瞑想すること、迷路は出口を見つけるまでの心理的葛藤や、それを打ち破りつつ歩くという違いがあるという。そして基本的な迷宮の特徴は、入り口から円を描くように伸びている道が中心(到達点)まで続く。中心から外に向かって取り巻く円を回路と呼ぶが、3回路のデザインが一番シンプルなもの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く