高速道路を走行中にバスの運転手が突然、意識を失うなどする事故が今月に入って3件相次いだことを受けて、国土交通省は夏の繁忙期を前に、運転手の健康管理を徹底するよう日本バス協会などに指示しました。 4日、東北自動車道で夜行バスの事故が2件相次ぎ、このうち、宮城県蔵王町の事故では、走行中の夜行バスの運転手が意識をなくし、ガードレールなどに衝突しました。 乗客など2人がけがをし、運転手の死亡が確認されました。 また、今月1日には三重県亀山市の東名阪自動車道で、走行中の観光バスの運転手が突然、意識を失い、異変に気付いた乗客3人がハンドルを操作するなどしてバスを停車させました。 運転手の男性は死亡が確認されましたが、乗客にけが人はいませんでした。 いずれも事故の詳しい原因は分かっていませんが、走行中に運転手が意識を失う事故が相次いだことを受けて、国土交通省は、夏の繁忙期を前に、日本バス協会と高速ツアー