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ブックマーク / keiichirohirano.hatenablog.com (7)

  • 未来はなんで、ドラえもんを必要とするのか。 - 平野啓一郎 公式ブログ

    6月8日にABCで、大澤真幸さんと対談することになっていて、今、『〈自由〉の条件』を読んでいます。まだ途中で、非常に面白いなのですが、今書こうとしているのは、全然筋と関係ない、ものすごく末節的な話です。 の注の中で、立花隆さんがインターネットをドラえもんの「どこでもドア」に喩えているという話が出てくるのですが、むしろ、「四次元ポケット」という設定自体が、ネット的だなという感じがします。そう考えると、のび太の時代はともかく、未来の社会が、そもそも、なんでドラえもんのようなロボットを必要としていたかということが納得できます。AIBO的な愛玩ロボットという側面は意匠に過ぎなくて、あれは、家庭用の商品検索ロボットだったんですね。そして、ドラえもんは、ver.どれくらいか知らないですけど、多分、あんまり検索性能が高くない機種で、そのために、のび太が何を欲しているのか、ということに対して、必ずし

    未来はなんで、ドラえもんを必要とするのか。 - 平野啓一郎 公式ブログ
  • オーケストラにPAはナシですか? - 平野啓一郎 公式ブログ

    Bunkamuraのオーチャードールに、N響を聴きに行ってきました。 曲目は、グリーグ『ペールギュント』の第一組曲、ロドリーゴの『アランフェス』、チャイコフスキーの交響曲6番で、『アランフェス』は、村治佳織さんをゲストに迎えての演奏でした。 村治さんとは、7、8年前に一度対談させていただいたことがあって、楽屋で久々にお目にかかったのですが、以前と変わらずチャーミングで、とても素敵な方でした。 ちょうど、その当時、『アランフェス』を録音されていたのですが、昨日も、さすがにこなれた、きめ細やかで、かつ、ウェットな重さを感じさせない演奏で、すっかり聴き入ってしまいました。 『ぺールギュント』の「山の魔王の宮殿にて」を聴きながらつくづく思ったんですが、ああいう曲では、PAを通して、ガンガン音を出した方が効果的なんじゃないですかね? これは、前々から感じていたことで、コアなクラシック・ファンからは顰

    オーケストラにPAはナシですか? - 平野啓一郎 公式ブログ
    facet
    facet 2008/01/08
    アランフェス、BGMか何かで聞いたことがあるような…[思い出せない][orz][*]
  • フランスに行ってきました〜パリ編 - 平野啓一郎 公式ブログ

    あんまりタイミングを逸してもなんなので、がんばって、パリ編も更新です。 サン・ナゼールのあと、パリに二泊したんですけど、丁度、鉄道ストの真っ最中で、とにかく、移動に苦労しました。 大体、サン・ナゼールまでも、最初は電車で行くはずだっんですけど、そんなこんなでナントまで飛行機で行き、そこから車という旅程に変更になり、帰りはその逆でした。 一週間もストが続くというのは、日では考えられませんけど、ただ、サルコジが嫌いなパリの人たちでさえ、結構ウンザリしていて、なかなか、こういう方法で支持を集めるのは、フランスでさえ、難しくなってきているのかなという感じでした。 宿は、デザインホテル・ドット・コム http://www.designhotels.com/ というサイトで、最初、モンマルトルにちょっと面白そうなところを見つけたのですが、ストで電車が動かない中、夜、歩いてモンマルトルまで帰るのはあま

    フランスに行ってきました〜パリ編 - 平野啓一郎 公式ブログ
    facet
    facet 2007/11/27
    ストは本当に勘弁してほしい
  • 「オッパッピー!」(「タポンテュー」ではない) - 平野啓一郎 公式ブログ

    このところ、使い捨て的な「キャラクターもの」のピン芸人が、雨後の竹の子のように続々と登場してきていて、かなり傷気味だったので、小島よしおを最初に見た時にも、「またか。」とひじょーに冷ややかだったんですが、不覚にも段々面白くなってきて、終いには爆笑してしまいました。 僕は、江頭2:50とか好きなんで、あの芸風を受け容れる下地はあったと思いますが(とはいえ、エガちゃんの方が、やっぱり何倍もスゴイと思いますけど)。 で、「新潮」の連載原稿も書き終えたことだし、Youtubeに投稿されている小島よしおの動画を一気に全部見たのですが、ひとしきり笑って、お陰でもう、すっかり飽きてしまいました。 Youtubeは確かに、テレビしかなかった時代よりも遥かに迅速にひとりの芸人を有名にしますけど、同じくらい早く、消費し尽くさせてしまいますね。 テレビしかない時代だったら、小島よしおの今のネタを10回見るため

    「オッパッピー!」(「タポンテュー」ではない) - 平野啓一郎 公式ブログ
    facet
    facet 2007/08/24
    『アサッテの人』、か。
  • どうしたGmail !? - 平野啓一郎 公式ブログ

    ここ数日、Gmailの「迷惑メール」の誤認が多くて困っています。 重要なメールが次々と「迷惑メール」のボックスに放り込まれていて、仕方なく、毎日せっせとチェックしてるんですが、見ると大体、4、5通は誤認があります。 これまで結構、精度が高かったので、不思議です。なんででしょう? 僕がどっか、弄ったりしてるんですかね、これは。記憶にないのですが、「迷惑メールの報告」は、ちょこちょこしてます。 今まで問題なくパスしていたメールも、次々と引っかかってて、面倒くさいこと、この上なしです。

    どうしたGmail !? - 平野啓一郎 公式ブログ
    facet
    facet 2007/08/12
    そういえば最近filterの効きがおかしかったな。スパムはうちは大丈夫だったけど。
  • フランス大統領選挙 - 平野啓一郎 公式ブログ

    とうとう、ニコラ・サルコジがフランス大統領になりましたね。 決選投票になった時点で、極右のル・ペン支持者がロワイヤルに投票するはずがないし、結果は見えていたようなものですが、勝ってしまうと、「あー、サルコジ、ついに大統領かぁ。……」という感じです。 僕は2003年に一年間パリにいたのですが、とにかく、この人をテレビで見ない日はないんじゃないかというくらい、良くも悪くも注目の的で、主張が明確で実行力があり、メディア戦略にたけ、演説を初めとして自己プロデュースが非常に上手く、どんなときでも自信満々で、まぁ、賛否両論真っ二つでしたが、「否」の側が危機感を持つほど、政治家としてはデキる雰囲気の男でした。その印象が、彼の掲げる新自由主義的な主張と妙にマッチしてたんですね。むしろ、マッチしすぎて、「力のあるものは上に上がれ」というよりも、「力のないものは落ちぶれろ」と言っているかのような、ネガティヴな

    フランス大統領選挙 - 平野啓一郎 公式ブログ
    facet
    facet 2007/05/09
  • 平野啓一郎ブログ - web2.0的世界において、「名誉」を守るということについて

    普段、なかなか、このメッセージ欄も更新されないので、たまに何か書くときには、せめて明るい、希望に満ちた話をしたいが、今日の話題は、私がこの6年間、一度も語ってこなかった極めて不愉快なとある出来事についてである。内容が内容だけに、冷静に書くことは難しいが、それでも私は、今という時は、これについて語る時だと考えている。 きっかけは、wikipediaだった。私は普段、何かについてネットで調べようという時、恐らくは多くの人と同じように、直接wikipediaに飛ぶということはなく、大体、検索してみて、ついでに引っかかったwikipediaも見てみるというくらいである。内容は、今はまだ玉石混淆で、非常に洗練されたレヴェルに達している項目もあれば、あまり有益な情報が掲載されていない項目もある。当然のことながら、私は自分の名前を検索することはないから、wikipediaの自分の項目がどうなっているのか

    平野啓一郎ブログ - web2.0的世界において、「名誉」を守るということについて
    facet
    facet 2006/09/20
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