おはようございます!今回は恩田陸さんの小説の紹介です! 恩田陸さんといえば元々かなりメジャーな作家さんでしたが、最近は「蜜蜂と遠雷」が大ヒットして、新しいファンの方々もすごく増えたと思います。 そこで今回は「蜜蜂と遠雷」以外にも「こんな名作があるんだよー!」というのを紹介したいと思います。まぁファンとしては「全ての著作を片っ端から読んでほしい」と思うのですが、ともかく導入として特におすすめの3冊をピックアップしてみました。 目次 1.ネバーランド 2.麦の海に沈む果実 3.夜のピクニック まとめ 1.ネバーランド 恩田陸さんといえば男女の恋愛を描いた小説が多いですが、この「ネバーランド」は男子校の生徒たちを描いた物語です。冬休みでほとんどの生徒が帰省する中で、寮に残った3人と、もともと学校が地元の1人の生徒、計4人の生徒が繰り広げる物語です。 単に美しいだけのよくある青春物語と違って、かな
補足書きました思った以上の反応を頂いて驚いてます。 コメントへの返信など、追記しようかと思ったのですが、長くなったので別記事にしました。 興味あったら見てください。 https://anond.hatelabo.jp/20200102201209 はしがき釣りっぽく書いたけどほんと。 結構色んな意味で読書や知識というものに関する意識が変わったので、なんかアウトプットしたくなった なお、名著そのものを知ったことに関する感銘とかは今更私が言うまでもないので省きます。 書きたいのは100分de名著シリーズを対象にした読書を集中して実施したことに関するメタ効果に関して。 ちなみに、読破したと言っても読破したのはあくまで解説本。 スペシャル版とか、ブックス版はもう少し厚いけど。どれも約120ページで、読書慣れしてる人なら2-3時間で読める量だと思う。 いやそれじゃ読んだことにならないだろ原典あたれよ
毎年まとめているこのコーナー。 面白かった本2018 - phaの日記 面白かった本2017 - phaの日記 面白かった本2016 - phaの日記 面白かった本2015 - phaの日記 面白かった本2014 - phaの日記 2019年もいろいろ本を読みました。大体本読むくらいしか趣味があまりないんだよな。今年は引っ越しをしたら、新しく住み始めた街が本屋が充実していたので、ついつい本を買っちゃうことが多かった一年でした。 濱野ちひろ『聖なるズー』 稲田俊輔『人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本』 スズキナオ『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』 雨宮まみ『東京を生きる』 又吉直樹『東京百景』 山下泰平『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』 三宅香帆『文芸オタクの私が教える バズる文章
ボクが主宰している「コミュニティ4th」では、毎月「Bookトライブ」という読書会をやっています。 一冊課題図書を決めて、みんなで読んできて感想を言い合う、という会ですね。 そこでここ数年、何を読んできたか、というのはこちらに書きました。 で。 去年の年末、そのトライブによく来ている谷川敦さん(あだ名はタフマン)という30歳男子(当時)が、こんなようなことを相談してきました。 「教養のある大人になりたいなあ、とぼんやりとした憧れを持っているんですが、ほとんど本も読まずに30歳になってしまいました。来年はBookトライブの課題図書だけでなく、もっとたくさん本を読みたいと思うのですが、絶対読むべき本を100冊くらい教えてくれませんか?」 ・・・なるほど。 ちょっと上からになって申し訳ないけど、良い心がけじゃw。 よし、ここはボクだけでなく、驚異の本読みにして「Bookトライブ」の部長である高島
yom yomとは、新潮社のWEB文芸誌です。無料で読める作品(小説、詩、インタビューなど)多数掲載中! yom yomへ
『メタ思考トレーニング』を読んだよ。応用範囲広し。 細谷功氏の著作は2冊め。前回の『「無理」の構造』は世の中の理不尽を考えるものだったけど、視点としては「バカの壁」。だから、バカの壁を超えるには、発想の転換や視点を変える必要がある。その視点の変え方で有用なのが、「メタ思考」。本書はそのメタ思考について、その獲得の仕方を解説する。とは言っても、「バカの壁」を超えるのは土台無理なんだと思うけど。 まずは、そのメタ思考について。 要は、様々な物事を「一つ上の視点から」考えてみることが重要だ、というのが本書で伝えたいメッセージです。とあっさり解説。俯瞰的に物事を見渡すとかと同じこと。これはよく言われることなのでわかるのだが、その獲得の方法は人によって様々かも。 で、その獲得方法。それは自分を客観視すること。そして「無知の知」、すなわち、 無知の知を実践するための一つの方法は、何か理解できないことや
1979年兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒。新聞社に在職中の2010年に『盤上のアルファ』で第5回小説現代長編新人賞を受賞して作家デビュー。他の著書に『女神のタクト』『ともにがんばりましょう』『崩壊』『盤上に散る』『雪の香り』『氷の仮面』『拳に聞け!』がある。 塩田武士 Facebookはこちら! 戸井 塩田さんが小説を書き始めたのは、大学生の頃と聞いています。 塩田 関西の生まれだからか、高校時代は漫才がやりたくて、よく台本を書いていました。でも、すべりっ放しで(笑)。大学では漫才以外のエンターテインメントを目指そうと思い、劇団のワークショップに参加しながら脚本の勉強をしていた。そんなとき、藤原伊織さんの小説『テロリストのパラソル』に出会い、あまりに面白くて一気に読み終えたんです。その日から小説を書き始めました。 戸井 今回の『罪の声』の着想を得たのも、同様に大学時代だったとか。 塩
何もしないのにサービスと呼べるの? 矛盾をはらむペンネームに戸惑ってしまう。本書は、「なんもしない」けれど、一人で入りにくい店の同行などを無報酬で請け負いますという「サービス」を去年6月にツイッターを通じて始めた著者の活動の記録である。これまで20代30代を中心に約1千件の依頼があり、うまくいっているという。そんなSNS時代の一断面をのぞいてみた。 焼き肉につきあってほしい、コンサートで席を埋めてほしい、勉強をサボらないよう見ていてほしい……。実に様々だ。「引っ越しを見送ってほしい」というのもあった。友達だとしんみりし過ぎるからだという。「依頼者や理由がおもしろくて、『なんもしない』でも、新しい経験があったり、依頼者におもしろがってもらえたり、充足感を得られていることがうれしい」という。 「なんもしない」を前面に出した形だが、思いつくまでには挫折や試行錯誤があった。大学院で地震の研究をし、
毎年楽しみにしている夏の文庫フェア。その中でも特に新刊と古典名著のバランスが良い「新潮文庫の100冊」が好きなのですが、ついに書店でも並び始めました! 新潮文庫のこの企画は、100冊の本を「恋する本」「シビレル本」「考える本」「ヤバイ本」「泣ける本」の5つのカテゴリーに分けて紹介しているのが特徴。2019年は昨年と同様、上下巻を含むと計110冊の本がセレクトされているようです。 今年のカテゴリーの内訳は下記の通り(上下巻含む): 恋する本 21冊 シビレル本 23冊 考える本 21冊 ヤバイ本 23冊 泣ける本 22冊 昨年はシビレル本が多かったのですが、今年は考える本のラインナップが増えている印象。そして今年の既読冊数は52冊でした。昨年は私生活がバタバタしていて全く新潮文庫が読めなかったので、今年は時間を見つけてちょこちょこ読んでいきたいです。 今年も参考までに全冊リスト化しました:
講談社 1993年刊 本書の刊行当時、厚生省検疫課長をしていた宮本政於(まさお)が書いた、昨今の公務員批判の原点とも言える名著「お役所の掟」。 しかし残念なことに、もう新刊で手に入れることはできないようですね。 本書「お役所の掟」には、前例踏襲主義、国益よりも省益優先、「遅れず、休まず、仕事せず」といったお役所の問題点が、宮本さんの目を通した具体的事例として挙げられています。 本の内容から話はそれますが、昔、ばくは、かって厚生省で宮本政於の下で仕事をしていたことがある人と話をしたことがあります。 細かい内容は忘れてしまいましたが、とにかく宮本政於のことをぼろくそに言っていました。 このように、役所の批判をした人物は、役所では絶対に受け入れられません。 「お役所の掟」に書いてあることは、ごくまともなことなのにね。 そう言えば当時、厚生省の官僚は、官僚の中で一番出来が悪い、と言われていたもので
〈コンマリ社が4000万ドル(約44億円)の資金を調達すべく投資ファンドと交渉中〉 3月7日、米ニュースサイト『The Information』がそう報じた。コンマリ社とは“こんまり”こと近藤麻理恵氏(34)が夫と設立した会社。「片づけコンサルタント」がビッグマネーを呼び込む世界的ビジネスへと成長したその陰で、「生みの親」ともいえる出版社が“片づけ”られていた……。 ◆ ◆ ◆ 2011年刊行の『人生がときめく片づけの魔法』がミリオンセラーになった近藤氏。同書は40カ国以上で翻訳され、米誌『タイム』の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれた。 16年に新たなビジネスチャンスを求め渡米し、さらにブレイク。今年1月には米映像配信大手Netflixが、氏の片づけ伝授番組『Tidying up with Marie Kondo』を配信開始した。 「『kondo』が“片づける”という意味の動詞
対談者プロフィール Dain 書評ブログ「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」(スゴ本)管理人。「その本が面白いかどうか、読んでみないと分かりません。しかし、気になる本をぜんぶ読んでいる時間もありません。だから、(私は)私が惹きつけられる人がすすめる本を読みます」 読書猿 「読書猿 Classic: between / beyond readers」管理人。正体不明。博覧強記の読書家。メルマガやブログなどで、ギリシャ哲学から集合論、現代文学からアマチュア科学者教則本、陽の当たらない古典から目も当てられない新刊までを紹介している。人を喰ったようなペンネームだが、「読書家、読書人を名乗る方々に遠く及ばない浅学の身」ゆえのネーミングとのこと。知性と謙虚さを兼ね備えた在野の賢人。著書に『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)。 谷古宇浩司 株式会社はてな 統括編集長/
こんにちは、らくからちゃです。 気がつけばもう今年度も今日でおしまい。明日にはピカピカの新入社員が入ってきますね。 9年前の私のときと同じく「社会人としての自覚が」「あれをやっておけ」「これもしておけ」と事細かく言われることでしょう。そんなのは、余裕がある範囲でやっとけばOKです。勉強なんて後からいくらでもできます。一番大事なのは、 同期と仲良くなること と違うんじゃないかなあと思うです。 最初は、集合研修の会社が多いでしょう。みんなでお昼ご飯を食べに行ったり、休日は今まで存在すら知らなかったお互いの趣味にチャレンジしたり、そんなことができるのは時間的にもタイミング的にも今だけです! 高校や大学に入ったときも、まずクラスメートと仲良くするのが大事だったと思いますが、会社員生活もこのタイミングでリア充ルートから外れると仕事でもいろいろ苦労します。 www.yutorism.jp とはいえです
増田でどこまで集まるかはわからないけど、オススメの本を募集したい。 ただし、例えば伊坂幸太郎の新刊が面白い、みたいな話は別にいらないのです。どうせ読むから。 あと80年代より前に出版された名著は古典と定義することにして、ここでは除きます。 俺がすげーすきなのは「その人が必読と考えている本」を人から聞き出すこと。 ネトウヨにはネトウヨのバイブルがあるだろう。 フェミニストにはフェミニストのアツイ新刊があるがあるだろう。 ガノタにはガノタの必読書があるだろうし、ラノベ好きにはこれだけは読んどけってラノベがあるじゃない。 原発デマを普段から批判している人には批判の根拠にしているネタ本があるはずで、安倍批判のツイートをしている人たちには自分のそういう活動の基礎になった読書体験ってものがあるに決まっているのです。 はてサにだって、最近○○って本が俺の正しさを補強してくれてよかった~~って本があるじゃ
三大「〇〇好きに悪人はいない」のカウンターができた。 犬好きに悪人はいない → 『冷たい熱帯魚』 子好きに悪人はいない → 『IT』 山好きに悪人はいない → 『闇冥』 最初は、埼玉愛犬家連続殺人事件をベースにした映画。園子温・監督・脚本で、猟奇殺人事件に巻き込まれた男を描いたホラーだ。死体解体など凄惨なシーンもあり、R18+に指定されている。 次は、殺人ピエロの異名を持つジョン・ゲイシーから想を得た小説。みんな大好きスティーヴン・キングの長編で、映画にもなっている(リメイクされたハイ! ジョージーが有名やな)。怖さなら小説を、おぞましさなら、実話のほうWikipedia[ジョン・ゲイシー]をお薦めする。 最後は、今回お薦めの山岳ミステリアンソロジー。馳星周が選んだとあって、ノワールなやつから悲哀に満ちた作品までさまざま。ここでは、山岳ミステリの傑作とも言われる、松本清張「遭難」について紹
ノンフィクションの醍醐味は「事実は小説より奇なり」を地で行く部分だと思う。小説は作家が人工的に創ったものだからどうしてもきれいな形で収まるが、現実はそうはいかない。あまりに予想外でどうしてそうなるのか─当事者や著者にさえ─さっぱりわからないなんてことが起きる。ある意味で”人智を超えた”おもしろさを感じる。 佐藤俊『越境フットボーラー』(角川書店)がまさにそういうノンフィクションだ。 ……え? 解説すべき本がちがう? まあ、細かいことを言わずに話を聞いてほしい。おもしろいんだから。この本は「戦力外通告」を受け、Jリーグ、欧州、南米以外の場所、つまりマイナーな国や地域に渡っていった日本人プロサッカー選手たちの物語だ。 酒井友之選手もその一人。稲本潤一選手や小野伸二選手らと共に1999年、U‐20日本代表としてワールドユース選手権準優勝を勝ち取り、「黄金世代」と呼ばれた選手だ。彼は持病の腰痛など
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