560億ドルの報酬は企業価値の上昇に見合った額?560億ドルといえば、ホンダやGMを丸ごと買収できる額であり、欧米の大手自動車メーカーCEOの報酬が年2000万ドル(30億円)前後ということを考えるといかにも法外という印象ですが、これに関してテスラの価値は5年後に10倍に上がるというレポートを発表した米アーク(Ark)インベストメントのケイティ・ウッズ代表は、2018年からの企業価値の上昇に見合った額だと擁護しています。同氏によれば、マスク氏は2008年にCEO就任以来10年間、給与やボーナスは1セントも受け取っておらず、モデル3の量産に向けた試練の渦中にあった2018年当時、誰も時価総額を毎年500億ドル、売上高を100億ドルずつ増やすといった目標を達成できるとは考えていなかったというのです。 2018年のテスラの株価は20ドル前後。これが2021年には400ドル越えまで上昇し、高金利や