【読売新聞】 文部科学省の専門家委員会は5日、スーパーコンピューター「 富岳 ( ふがく ) 」の後継機について、富岳の5~10倍の計算能力を持ち、人工知能(AI)の性能でも世界最高水準を目指すとした開発方針をまとめた。理化学研究所
【読売新聞】 文部科学省の専門家委員会は5日、スーパーコンピューター「 富岳 ( ふがく ) 」の後継機について、富岳の5~10倍の計算能力を持ち、人工知能(AI)の性能でも世界最高水準を目指すとした開発方針をまとめた。理化学研究所
理化学研究所(理研)量子コンピュータ研究センター 量子複雑性解析理研白眉研究チームの桑原 知剛 理研白眉チームリーダー(開拓研究本部 桑原量子複雑性解析理研白眉研究チーム 理研白眉研究チームリーダー)、ヴー・バンタン 特別研究員、京都大学 理学部の齊藤 圭司 教授の共同研究チームは、相互作用するボーズ粒子[1]系において量子もつれ[2]が伝達する速度の限界を理論的に解明しました。 本研究成果は、多数のボーズ粒子が相互に作用することで生じる量子力学的な動きを理解する上で新しい洞察を提供すると同時に、量子コンピュータ[3]を含む情報処理技術における根本的な制約を解明することにも寄与すると期待されます。 量子力学で現れる最も基本的な粒子であるボーズ粒子が相互作用を通じてどのくらいの速さで量子的な情報を伝達できるのか、という問題は長年未解決でした。 共同研究チームはリーブ・ロビンソン限界[4]と呼
3月、量子コンピューターの国産初号機「叡(えい)」が埼玉県和光市の理化学研究所で稼働した。10月には2号機が稼働し、量子技術の研究開発競争において、日本が世界に伍(ご)していくための足場が固まった。これまで国内にある量子コンピューターの実機は米IBM製の商用機と試験機の2台のみだったが、国産機の相次ぐ稼働により、産業界との共同研究にも弾みがつきそうだ。 国産初号機は超電導方式で64量子ビットを形成できる仕様。まずは53量子ビットでスタートし、エラー耐性への対応などの技術革新に挑むとともに、産業界とのアプリケーション開発を促進するテストベッド(試験環境)の役割を担う。 一方、2号機は初号機と同様に、理研と富士通の共同開発の成果。理研の中村泰信量子コンピュータ研究センター長は「初号機と2号機はハードウエア開発とソフトウエア開発で両輪となる」とそれぞれの役割を述べる。 2号機は民間主導では初の国
理化学研究所量子コンピュータ研究センターの古沢明・副センター長(左)と阪口淳史特別研究員=12日、東京都千代田区の文部科学省(松田麻希撮影) 光を用いた量子コンピューターでこれまで難しかった「かけ算」に相当する計算操作を行う技術の実証に成功したと、理化学研究所(理研)と東京大の研究チームが発表した。論文が12日、英科学誌に掲載された。汎用(はんよう)的な計算を可能にするために不可欠な技術で、光の量子コンピューター実現に向け大きく前進した。この成果を受け、研究チームは実機を年内に完成させ、年度内にクラウド公開を目指す方針を示した。 量子コンピューターはスーパーコンピューターでも難しい複雑で大規模な計算を高速で解くことができると期待される次世代の計算機だ。 東大教授で理研・量子コンピュータ研究センター副センター長の古沢明氏らが取り組む光量子コンピューターは、情報を扱う基本単位の「量子ビット」と
2023年5月10日 理化学研究所 日本原子力研究開発機構 東京都立大学 立教大学 カスラー・ブロッセル研究所 東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構 高エネルギー加速器研究機構 J-PARCセンター 中部大学 理化学研究所(理研)開拓研究本部 東原子分子物理研究室の奥村 拓馬 特別研究員(研究当時、現 東京都立大学 理学研究科 化学専攻 助教)、東 俊行 主任研究員、日本原子力研究開発機構の橋本 直 研究副主幹、東京都立大学の竜野 秀行 客員研究員、立教大学の山田 真也 准教授、カスラー・ブロッセル研究所のポール・インデリカート 教授、東京大学 カブリ数物連携宇宙研究機構の高橋 忠幸 教授、高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所の下村 浩一郎 教授、中部大学の岡田 信二 准教授(研究当時、現 教授)らの国際共同研究グループは、最先端のX線検出器である超伝導転移端マイクロカロリメータ(
興味深いサイエンスニュースを伝える「理系通信」今回のテーマは「新素材」です。理化学研究所などの共同研究グループは、外部から加えられた力の左右方向を見分け、一方向にのみ変形することのできるゲル材料を開発したと発表しました。力に対し左右非対称に応答する性質を「材料レベル」で実現できたのは世界で初めてだといいます。この新素材の驚くほどシンプルなメカニズムとは、またその応用可能性とは。詳しくお伝えします。 ※引用元: ●論文:Science(Abstractのみオープンアクセス) XIANG WANG, YASUHIRO ISHIDA, et al.(2023) Mechanical nonreciprocity in a uniform composite material https://www.science.org/doi/10.1126/science.adf1206 ●プレスリリー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く