日本マイクロソフトと小柳建設(新潟県三条市)は4月20日、現実世界に3D映像を重ねて表示できるMR HMD(複合現実ヘッドマウントディスプレイ)「HoloLens」を建設業で活用するプロジェクトを共同で実施すると発表した。狙いは「二次元の図面を頭の中で立体化する」といった“職人技”を、誰もが簡単に行えるようにすることだ。 プロジェクト名は「Holostruction」(ホロストラクション)。建設計画や工事、建築後の検査を効率化するために、設計図や検査に必要な文書をデジタル化し、MRによる3D表現によって作業員の負担を軽減したり、あらゆる作業のシミュレーションを安全に実施したりするのが目的という。継続的に研究開発を進め、実用化を目指す。 小柳建設は2017年1月の国内向けHoloLens発売前から、同プロジェクトのコンセプトモデルを日本マイクロソフトおよび米Microsoftのコンサルティン
米Facebookは4月18日(現地時間)、カリフォルニア州サンノゼで開催の年次開発者会議「F8」で、モバイル上でAIアルゴリズムを構築し、実行できるオープンソースのフレームワーク「Caffe2」を発表した。GitHubで公開されている。 ディープラーニングを使っての人工知能の構築と実行には通常、スパコンやデータセンターが必要だが、Caffe2を使えばそうしたインフラなしにディープラーニングを使えるという。 現在、NVIDIA、Qualcomm、Intel、Amazon、Microsoftと密に協力し、Caffe2をクラウドおよびモバイル環境に最適化しているという。 NVIDIAによると、同社のディープラーニング専用システム「NVIDIA DGX-1 AI」でCaffe2を稼働させると他のシステムでよりも7倍高速という。 PythonとC++のAPIが用意されており、簡単にプロトタイプを構
F8の2日目の基調講演は、主に10年先に実現する見込みの技術について語るものだった。その最後に登壇した「Building 8」チームリーダーのレジーナ・デューガン氏が、解説した。 同氏は、数年先には写真や動画を共有するように、共有したい思考を選び、ダイレクトに共有できるようにすると語った。 人間の脳は毎秒4HDの動画データをストリームできるだけの能力を持つが、それを“出力”する手段としては今のところスピーチ(発話)しかなく、これは時間がかかるし正確とはいえないと同氏は言う。 かといって、脳にチップを埋め込むといった手法は非効率的なので、同氏のチームは神経の反応を反映するオプティカルなデータと発話のデータの関連を解析することで、思考を出力するシステムを開発しているという。 現在開発しているシステムでは、スマートフォンへの入力の5倍の速さに相当する1秒に100ワードの出力が可能になるとしている
講談社は4月20日、ユーザー自らオーナーとなり、オリジナルの“電子書店”を開設できるWebサービス「じぶん書店」(5月15日公開予定)の事前オーナー登録を始めた。販売する書籍の登録など、書店の開設準備を進めてほしいという。開設費用は無料。 じぶん書店は、講談社が展開する約3万2000点の電子書籍の中から売りたいタイトルを選び、推薦コメントを入れると販売できるサービス。売り上げの10%が専用コインで支払われるアフィリエイト機能を備える。専用コインは、電子書籍の購入や書店に並べられる商品点数の拡張、他のポイントやマイルとの交換などに使える。 開設するには、登録ページでTwitter、Facebookのアカウントと連携するか、メールアドレス、ニックネームなどを入力する必要がある。 オープン時には一般ユーザーの書店のほか、漫画『島耕作』シリーズの弘兼憲史さん、『沈黙の艦隊』のかわぐちかいじさん、『
動画(1分2秒以降)では、軍が開発しているロボット「FEDOR」(ヒョードル)が両手にハンドガンを持ち、次々と的を撃ち抜く様子が収められている。 ロゴージン副首相は「射撃訓練は、ロボットに優先順位と瞬間的な判断を教えるための手段。私たちはAI(人工知能)を作っているのであって、映画に登場する『ターミネーター』を作っているわけではない」とツイート。同技術は、宇宙・航空の分野で活用するとしている。 関連記事 「人類を滅亡させるわ」 人工知能ロボットがインタビューで宣言 米企業のAI搭載ロボット・Sophiaが「人類を滅亡させるわ」と発言して注目を集めている。 「人類を滅亡させる」と言ったAIロボット、「今は人類が好き」 「人類を滅亡させるわ」と言い放ったAIロボット「Sophia」にWSJが改めてインタビュー。「われわれを殺したい?」と問われたSophiaの返答は……。 「いい子に育つか、悪い
パーツショップスタッフに聞いた「秋葉原にビックカメラ誕生」にひと言 2017.04.20 12:03 更新 2017.04.20 取材 既に報道されている通り、ソフマップ秋葉原本館(住所:東京都千代田区外神田4-1-1)が大手家電量販店ビックカメラに変わる。4月19日現在、オープン予定や取り扱い製品など詳細については「なにも聞いていない」(ソフマップ某店スタッフ)とのことだが、いよいよ秋葉原に最後の“大物”家電量販店が誕生する事になる。 ソフマップ秋葉原本館は約10年の営業に幕 ビックカメラは、2009年にソフマップを完全子会社化。秋葉原では、その後も複数ショップがソフマップとして営業を続けているが、ソフマップ秋葉原本館がビックカメラに変わる。現時点、オープン予定日や店舗内容については未定とされるが、大型量販店のビッグネーム参入で、どのような影響があるのだろうか。今回は急遽、秋葉原のパーツ
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