一部のスーパーカーが土地や建物のような価格で取引されるようになって久しい。中でも1960年代〜1970年代のクラシカルなフェラーリ、ランボルギーニは億に迫る価格で競り落とされることも珍しくはない。そんな状態だから、ちょっとやそっとでは驚かされないが、さすがに今回の落札価格には驚いた。 ついに3億円を突破したミウラSV カウンタックも1億円超え去る2021年2月13日にパリで開催されたRMサザビーズ・パリ・オークションで、ランボルギーニの伝説的名車、1971年製ミウラSVと1977年製カウンタックLP400が、前例のない高額で落札されたのだ。ミウラSVは史上2番目の落札価格となる242万3750ユーロ(約3億1500万円!)、カウンタックは77万5000ユーロ(約1億80万円)。どちらもランボルギーニのレストア部門であるランボルギーニ・ポロストリコの認定を得たコレクターズアイテムである。 落