Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 トロント大学、マギル大学、Lunenfeld-Tanenbaum Research Instituteによるカナダの研究チームが発表した「Toward a living soft microrobot through optogenetic locomotion control of Caenorhabditis elegans」は、生きている線虫を操作可能なロボットに改造する研究だ。線虫に青色のレーザー光を照射して直進や旋回を指示する 線虫は、手足や触覚、骨を持たない細長い糸状の生物(体長0.3~1mm)。今回は、土壌中に生息するカエノラブディティス・エレガンス (Caenorhabdi
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 東京大学と法政大学の研究チームが開発した「ThermoCaress: A Wearable Haptic Device with Illusory Moving Thermal Stimulation」は、前腕がなでられるような感覚を圧力と熱によって生み出すスリーブ型の触覚デバイスだ。空気圧で触覚を刺激し、温水で温熱刺激を与える。触覚刺激だけを移動させることで温熱刺激も動いたように錯覚させ、なでられている感覚を再現する。 人が皮膚をなでられる感覚を再現するには、触られたときの圧力感と温度感、そして両方の動きを再現する必要がある。 これらの動きは、多数の触覚素子と温度素子を配置するのが最も簡
Teslaの特許「レーザーワイパー」がとてもTeslaらしい2021.09.16 12:0089,064 Andrew Liszewski - Gizmodo US [原文] ( そうこ ) 好きそう。 Teslaのエンジニアと聞けば、自動運転の開発めっちゃがんばってるんだろうなぁと思いますが、中にはこういう開発やってる人もいるようです。レーザーワイパーだって。なんともTeslaぽい! 車の既存ワイパーって基本はずっと同じというか、もっといい方法ないんか?進化せんのか?って思うことけっこうあります。ワイパーブレードの交換怠ると、かえって見にくくなっちゃうしさ。で、この解決策として、Teslaが考える次世代ワイパーがレーザー。 特許認可がおりたのはつい先日ですが、Teslaがレイザーワイパーを米国特許商標庁に申請したのは2019年5月のこと。特許に書かれているのは「破片感知電気回路構成」が、
民間宇宙企業の米SpaceXは9月15日(現地時間、以下同)、民間人4人を乗せた宇宙船「Crew Dragon」の打ち上げに成功し、高度585kmの軌道に到達したとTwitterで発表した。世界初の民間人だけの宇宙旅行ミッション「Inspiration4」で、3日間地球を周回する予定。 9月15日午後8時2分56秒にFalcon 9ロケットでCrew Dragonを打ち上げた。国際宇宙ステーション(ISS)より高い高度575kmの軌道を3日間周回し、フロリダ州沖に着水して地上に帰還する予定。Crew Dragonの飛行位置は公式サイトで確認できる。 Inspiration4は小児がん治療を研究する米セントジュード小児研究病院の支援を目的にしたミッション。SpaceXにとって4回目のミッションで、Crew Dragonは宇宙飛行士の野口聡一さんが搭乗したのと同じ機体だ。
自転車乗り向け! 一瞬でエアバッグになるリュック2021.09.16 14:009,005 Andrew Liszewski - Gizmodo US [原文] ( そうこ ) サイクリスト、バイカーのいざというときのため、衝撃でふくらむジーンズや、瞬時に頭部を覆うネックウォーマーなど、今までいろいろなアイディアプロダクトが開発されてきました。そのラインに今度はリュック型のエアバッグが仲間入りです。 自転車やウィンタースポーツ関連の商品を主に取り扱うEVOC Sportsのサイクリスト向けエアバッグ「Commute Air Pro 18」は、衝撃を感知してエアバッグを出すリュック。頭部を覆うタイプではなく、頭部周辺、首や肩、鎖骨など自転車乗りが怪我しやすい箇所を守る用なので、ヘルメットは別途装着必至です。エアバッグリュックがあってもなくても、安全のためにヘルメットは必要だよ! 見た目はただ
実際、よくよく考えてみると、ダイバーズウォッチは、非常に特殊な用途を目的とした、かなりニッチな種類の時計以外の何ものでもないように思われた。いわば正真正銘のダイバーズウォッチとして認められるためには、ISO6425規格(これはアフガニスタンからジンバブエまで165の加盟国を擁し、ジュネーブを本拠地とする国際標準化機構が策定したもの)に列挙された、いくつかの具体的な要件を満たさなければならない。これだけ多くの国が加盟しているということは、ダイバーズウォッチと呼ばれるタイムピースは、基本的な機能が全世界でほぼ共通しているということを表す(全ダイバーズウォッチに個体検査を課すことは、デファクト〈事実上〉でもデジュール〈規定上〉でも不可能だが、私が調べた限り、ほとんどの主要メーカーはダイバーズウォッチと銘打つ時計に、程度の差こそあれ個体検査を行っている)。
独創的な仕組みで時間を表示する、ブルガリ「オクト ローマ セントラル トゥールビヨン パピヨン」が発表された。蝶の飛翔にインスパイアされたメタファーを思わせる機構は、ブルガリ統合後のダニエルロートに搭載された機構で、針を支える円盤の上に2本の独立したひし形の針が配置されている。この針は動きながら格納される仕組みで、他に類を見ないものだ。
光るサメの発光物質は「エサから入手」されていた調査されたのは、「フジクジラ」という和名を持つサメです。 英名では「ブラックベリー・ランタンシャーク(学名:Etmopterus lucifer)」と呼ばれています。 全長は30センチ程度で、真っ黒なボディをしていますが、少し藤色がかっているため、この和名がついたようです。 しかし、なぜ「クジラ」と付けられたのかは分かっていません。 日本全域の海に分布していますが、普段は水深250〜860メートルの深海に住んでいるため、めったに見られません。 まとまって漁獲されることはなく、水族館で長期飼育できた例もないため、発光の仕組みや役割など、いまだに謎の多いサメです。 「フジクジラ」のイメージ画 / Credit: en.wikipedia「フジクジラ」の分布域 / Credit: en.wikipedia さらに珍しいことに、フジクジラが腹側の全体を
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