水の沸点を大きく超えたホットプレートに雫を落とすと、雫はすぐに蒸発せずにわずかに宙に浮いたまま維持されることがあります。 これをライデンフロスト効果と呼びます。 メキシコのプエブラ大学(University of Puebla)の研究チームは、この効果が発生しているときに、異なる種類の液滴がぶつかると、合体せずに連続して跳ね返ることを発見。 チームはこれを「トリプルライデンフロスト効果(Triple Leidenfrost Effect)」と名付け、どういった条件でそれが起きるかについて、分析して報告を行っています。 研究の詳細は、11月12日付で、科学雑誌『PHYSICAL REVIEW LETTERS』に掲載されています。 Amazing Video Reveals a New Kind of Leidenfrost Effect We’ve Never Seen Before htt
古代の二枚貝の中に残っていた、化石化した3匹のエビのうちの1匹。(PHOTOGRAPH BY SCHOOL OF ENVIRONMENTAL AND RURAL SCIENCE, UNIVERSITY OF NEW ENGLAND) およそ1億年前、恐竜が陸上をかっ歩していたころ、3匹の小さなエビが「家を探し」に出かけた。捕食者に見つからない隠れ家を求めていたのだ。でも、安全なシェルターとなるサンゴはない。困ったエビたちは大きな二枚貝を隠れ家にすることにした。幅が25センチほどもある居心地のよさそうな貝だったからだ。エビは貝に入り身を落ち着かせたが、不幸なことに貝に泥が押し寄せてきた。安全なシェルターのはずだった我が家は、一瞬のうちに彼らの墓へと変わった――。 それから、時は流れて2016年、オーストラリア人農夫がこの二枚貝を発見した。二枚貝は中に体長約3センチのエビ3匹を入れたまま化石化
米空軍は今月9日、ステルス無人航空機「RQ-180」と推定される機体イメージを公開したと報じられて注目を集めている。 参考:Secret RQ-180 “White Bat” Spy Drone Alluded To In New Air Force Video 動画のラストシーンに登場した白い全翼機こそが謎のベールに包まれているRQ-180である可能性が高い高度な防空システムに守られた空域を高速で貫通することで敵支配領域の情報収集に活躍していたSR-71退役後、米空軍には同様の情報収集・監視・偵察(ISR)任務を実行できるプラットフォームが存在せず、この問題を解消するためノースロップ・グラマンが開発したのがステルス無人航空機「RQ-180」だ。 RQ-180は高度な防空システムに守られた空域をSR-71のように「スピード」ではなくB-2のような「ステルス」で貫通することを狙っているため採
京セラは、リアルな触感を再現する触覚(ハプティクス)伝達技術と、プラスチック成形の中に電子回路を封じ込める技術を融合した「ハプティビティ・アイ」を開発した。同技術はディスプレーのボタン操作など、触覚伝達機能を用いるモジュールの薄型・軽量化、部品点数の削減などを実現する。車載や医療、通信など幅広い分野での展開を想定。2022年春までに滋賀野洲工場(滋賀県野洲市)内に試作ラインを設け、23年の量産開始を目指す。 京セラの触覚伝達技術「ハプティビティ」は、圧電素子を活用してパネルやディスプレーを指でタッチした感圧で微細な振動を起こし、リアルな触感を実現する。 4月にライセンス契約したフィンランドのタクトテックが開発した技術「IMSE」は、電子部品を搭載した印刷回路基板を射出成形プラスチック内に封入してカプセル化できる。両技術の融合で、多数の部品を組み立てる従来の機械式ボタンの代替が可能。新たなH
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