研究室で培養したマウスの筋肉組織をロボットに組み込み、遠隔操作で動かすことができる設計方法が考案されました。任意の方向に動かすことが可能で、同様の研究が多数ある中で「史上最速」のスピードに進化しています。 Remote control of muscle-driven miniature robots with battery-free wireless optoelectronics | Science Robotics https://doi.org/10.1126/scirobotics.add1053 This biohybrid robot walks using lab-grown mouse muscles https://www.inverse.com/innovation/walking-biorobot-muscle-cells イリノイ大学のキム・ヨンドク氏らの研究チ
アメリカ国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)が開発した、人間を検出する訓練を受けた軍用ロボットのテストを行った結果、「段ボールに隠れる」などの行動を取ることでロボットの目を欺くことに成功したことが報告されています。 US Marines Defeat DARPA Robot by Hiding Under a Cardboard Box - ExtremeTech https://www.extremetech.com/extreme/342413-us-marines-defeat-darpa-robot-by-hiding-under-a-cardboard-box 元陸軍隊員で作家のポール・シャーレ氏は、DARPAがアメリカ海兵隊員のグループと共同でロボットが人間を検出するためのアルゴリズムを調整した1週間について、自著『Four Battlegrounds: Power in
NASAがアメリカ国防総省高等研究計画局(DARPA)と共同で「核熱ロケットエンジン」を開発するプロジェクト「Demonstration Rocket for Agile Cislunar Operations(DRACO)」を発表しました。核熱ロケットエンジンには「航行時間の短縮」「宇宙飛行士のリスク低減」といったメリットが存在し、有人火星ミッションの実現に役立つとのこと。NASAは核熱ロケットエンジンのテストを2027年までに実施予定としています。 NASA, DARPA Will Test Nuclear Engine for Future Mars Missions | NASA https://www.nasa.gov/press-release/nasa-darpa-will-test-nuclear-engine-for-future-mars-missions DARPA,
映画「ターミネーター2」に登場する未来のアンドロイドT-1000は液体金属製の体を持ち、液状化してさまざまな形状に変化することが可能です。そんなT-1000のように、自らの体を液状化して牢屋(ろうや)の中から脱出できるロボットを、中国とアメリカの研究チームが開発しました。 Magnetoactive liquid-solid phase transitional matter: Matter https://doi.org/10.1016/j.matt.2022.12.003 Watch this person-shaped robot liquify and es | EurekAlert! https://www.eurekalert.org/news-releases/977155 Real-life 'Terminator 2' robot can melt to escape j
埼玉県秩父市とゼンリン、KDDIなど8組織は1月26日、秩父市中津川地内で衛星通信の「Starlink」を活用してドローンによる日用品などの定期配送をする「&プロジェクト」を開始すると発表。Starlinkを活用してauのモバイル通信環境を確保し、中津川地内の住民へ日用品や医薬品などを配送するとしているが、なぜ衛星通信を用いるに至ったのだろうか。 背景に土砂崩れ 2022年に人がいる場所での目視外飛行ができる「レベル4」が解禁され、ドローンの本格的な商用利用への期待が高まっている中、ドローンを活用しての定期的な配送サービスを提供すると発表したのが埼玉県秩父市である。 秩父市とゼンリン、KDDI、KDDIスマートドローンは、エアロネクストと生活協同組合コープみらい、ちちぶ観光機構、ウエルシア薬局らとともに、衛星通信の「Starlink」を活用して秩父市の中津川地内でドローンを活用した物資の定
米航空宇宙局(NASA)は1月26日(現地時間)、日本時間の27日午前9時ごろに小惑星が地球に接近すると発表した。小惑星は南米の南端を通過し、地球の表面から3600km上空まで接近する。 この小惑星は、アマチュア天文学者のゲナディ・ボリソフさんが21日に発見したもので、「2023 BU」と名付けられた。大きさは3.5~8.5m。太平洋標準時の26日午後4時27分(日本時間27日午前9時27分ごろ)に最接近する。 NASAは「2023 BUが衝突する危険はなく、もし衝突したとしても大気中で火球に変わり、崩壊する。一部は隕石として落ちてくる可能性がある」と説明。これまでの記録の中でも、最も地球に迫る小惑星の一つだとしている。
サイエンス 悪ではなく人の命を使うために活用が期待 『ターミネーター2』が現実に?「T-1000」みたいな液体金属ロボットが開発される Image:WANG AND PANG ET. AL. 映画『ターミネーター2』に登場する敵役のアンドロイド「T-1000」は、固体状態と液体とを自在に行き来する変身能力が主人公らを極限まで追い詰めた。そうしたボディを持つロボットが実際に開発され、ジャンプや障害物の上り下り、さらにはT-1000を彷彿させる檻からの脱出を可能にしたとの研究成果が報告されている。 柔らかい素材を使ったソフトロボットは、剛性の高いボディを持つロボットよりも可鍛性(衝撃や圧力で破壊されずに変形できる性質)に優れている反面で、固体の機械ほど強度も高くなく速い動きも苦手であり、制御することも難しい。 その弱点を補うべく、国際的な技術者チームが微小な磁性微粒子を埋め込んだ金属ガリウム製
テクノロジー 電気でローターを回し離陸、水平飛行はエンジンでプロペラを回す 固定翼機でヘリコプターでオートジャイロなeVTOL「Linx P9」発表。航続距離は最大1300km Image:Arc Aero Systems 英国のArc Aero Systems(旧Samad Aerospace)が、9人乗りハイブリッド航空機「Linx P9」を発表した。航続距離、速度、運用コストなどの面で、同サイズのヘリコプターより優れていると主張している。 Linx P9の特徴は、それを飛行機と言うべきなのかヘリコプターなのか、はたまたオートジャイロなのか判然としないところ。動力もトップローターはモーター駆動だが、推進用のプロップは496馬力のターボエンジンで回る。そして水平飛行時はトップローターが無動力になり、オートジャイロのように前進時に受ける風の力で受動的に回転して揚力を発生する仕組みだ。 We
ロシェルは、2023年1月23日にスペイン・フータン社の国内正規輸入販売契約を結び、2月10日よりマツダ「ロードスター」ベースの架装車「グランドアルバイシン」の国内でのオーダー受付を開始します。もはやベース車が判別できないほどレトロなイメージに激変したグランドアルバイシンに対し、SNSなどでは多くの反響を呼んでいます。 ロシェル(大阪府)は、スペインのフータン オートモビルズ(HURTAN Automobiles)と正規輸入販売契約を締結し、2023年2月10日より日本でフータン社の車両を販売します。 まず、はじめに輸入されるのは、マツダ「ロードスター」をベースにレトロなテイストのカスタマイズを施された「グランドアルバイシン」です。このクルマについてSNSなどではさまざまな反響が集まっています。 中古車販売及び故障診断機メーカー LAUNCH TECH の日本正規輸入元を務めるロシェルは、
2023年1月26日夕、突如として発表された豊田章男氏のトヨタ自動車社長退任。トヨタの代表取締役社長から代表取締役会長となる章男氏へ望むこととは何か。クルマ好きの一人として、また熱心なモリゾウウォッチャーとして、「日本自動車業界550万人のためにぜひお願いしたいこと」を、国沢光宏氏に伺いました。 文/国沢光宏、写真/トヨタ、ベストカーWeb編集部 トヨタの社長交代についてさまざまなメディアが取り上げているけれど、大半は佐藤恒治社長新体制を含む今後のトヨタの動きについて。しかし、クルマ好きとして気になるのは、会長になった豊田章男さんの動きである。 現在、66歳という年齢ながら、いまだWRカーで全開走りができるくらい元気。そもそも「あと10年くらい社長を続けるんじゃないか」みたいな声だって出ていた。 豊田章男ウォッチャー(笑)としては、まだまだ暴れ回って欲しいと思っている。ご本人もそのまま隠居
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く