とても小さい人工飛行物、マイクロフライヤーが開発された。開発したのはノースウェスタン大学のJohn Rogers氏。蟻の頭よりも小さいという画像が公開されている。 2021年9月23日号の科学雑誌「Nature」の表紙にもなっているという。では、このマイクロフライヤーとはどのようなものなのか、今回は、そんな話題について紹介したいと思う。 史上最小のマイクロフライヤーとは? 2021年9月23日、ノースウェスタン大学のプレスサイト「NORTHWESTERN NOW」に、「Winged microchip is smallest-ever human-made flying structure」という研究報告がなされた。 これは、史上最小の人工飛行物を開発したというニュースだ。この人工飛行物は、フライングマイクロチップなどという呼称があるようだが、ここでは、その呼称の1つであるマイクロフライヤ