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哲学と本に関するishikawa-kzのブックマーク (13)

  • ポール・リクール 著 『イデオロギーとユートピア』 - 新曜社通信

    ポール・リクール 著 ジョージ・テイラー 編 川﨑惣一 訳 『イデオロギーとユートピア――社会的想像力をめぐる講義』 11.06.10 A5判504頁・定価 体5600円+税  ISBN 978-4-7885-1235-1 6月1日配 発売は6月3日 書はポール・リクールのLectures on Ideology and Utopia, Ed. George H. Taylor, New York: Columbia University Press, 1986の翻訳である。翻訳にあたっては、内容の読解および翻訳の大胆さという点で、フランス語版(L'ideologie et l'utopie, Trad. Myriam Revault d'Allonnes et Joel Roman, Paris: Editions du Seuil, 1997)が参考になった。なお、副題は邦訳のオ

    ポール・リクール 著 『イデオロギーとユートピア』 - 新曜社通信
  • Amazon.co.jp: 治癒の現象学 (講談社選書メチエ 499): 村上靖彦: 本

    Amazon.co.jp: 治癒の現象学 (講談社選書メチエ 499): 村上靖彦: 本
  • 『なぜ科学を語ってすれ違うのか』 | トピックス : みすず書房

    ソーカル事件を超えて ジェームズ・ロバート・ブラウン 青木薫訳 「科学者にとって科学哲学の無益さときたら、鳥たちにとっての鳥類学と大差ない。(Philosophy of science is about as useful to scientists as ornithology is to birds.)」これはリチャード・ファインマンの警句とされている。だとすればもう何十年も前のセリフなのに、時を経て理系・文系の科学観の相互理解が進むどころか、科学者の側にはファインマンの言葉そのままの皮肉な見方が、科学論者の側にはそれに対する諦念が、隔絶したまま凍りついてしまっていないだろうか。『なぜ科学を語ってすれ違うのか』は、そんな問題意識から翻訳出版に至っただ。 書には一見あたりまえのようにも見える二つの指摘が込められている。ひとつめは、科学哲学・科学論の研究が、科学者とは違う立場から「科学

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    ishikawa-kz 2010/12/01
    本屋で見た「さらにブラウンは、価値は科学の営みにおいて積極的な役割を果たしうるとさえ言う。これは下手をすると、危険な主張だ。しかし著者はこの主張の先に、「科学の民主化」と「科学の専門性の担保」の両立」
  • 『プラトンの哲学』(読了) - Arisanのノート

    プラトンの哲学 (岩波新書) 作者: 藤沢令夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1998/01/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 42回この商品を含むブログ (22件) を見る 著者は、哲学史におけるプラトンの思想の意義を次のように語る。 プラトンは、生物としての人間の「生き延び」能が描き出す<物>的な世界像・自然像――<物>を最基要因とみなす世界像・自然像――を正面から原理的に吟味して、その相対化と一定の位置づけに務めた史上最初の哲学者である。「<物>的な性格のもの」の認識論的、存在論的、また自然哲学(宇宙論)的な身分・資格を徹底的に吟味し審査するための思想的闘いは、生涯の最後まで継続して行われた。(p109) プラトンは師であるソクラテスの思想を継承して、当時すでに有力に成りつつあった『<物>的な世界像・自然像』(物質文明や科学技術至上主義の土台となる)を、「精神」

    『プラトンの哲学』(読了) - Arisanのノート
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    ishikawa-kz 2010/10/20
    「(著者が語るところの)プラトン的な、内なる自然への「配慮と世話」の思想は、今日の社会では、むしろ「不快さ」と「生き延び」というテーマの方に親和的だと思うのである。」
  • 『プラトンの哲学』 - Arisanのノート

    以前、プラトンの大作『国家』(『共和国』)を読んだとき、はじめの方に出てくるトラシュマコスという強烈な人物に衝撃を受け、そのことを何度か書いた。 http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20080321/p2 このときがプラトンのを読んだ最初だったのだが、それ以後他の著作をまだ読めていないのは恥ずかしいことだ。 いま、この岩波文庫版『国家』の訳者でもある藤沢令夫氏の『プラトンの哲学』(岩波新書)というを読んでいるのだが、そのなかにプラトンのそれより前の著作とされている『ゴルギアス』に登場するカリクレスという人のことが書いてある。 この人はちょうど、トラシュマコスに似た主張を、「主人公」とも言うべきソクラテスにぶつけてくる人物らしい。 藤沢氏による、カリクレスの言い分の要約を、少し引用させてもらおう。 『全部を引用できないのは残念だが、カリクレスはなおも同じ思想を熱っぽ

    『プラトンの哲学』 - Arisanのノート
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    ishikawa-kz 2010/10/12
    「『国家』などにおいて明確化されているプラトンの思想というのは、カリクレスの主張と、「通俗道徳への批判」という視点を共有し(とり込み)、その上で「世俗の徳」と異なる「真の徳」の追及へと突き進むものだ」
  • 『ベートーヴェン 音楽の哲学(テオドール・W・アドルノ 大久保健治訳)』 販売ページ

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    ishikawa-kz 2010/10/04
    復刊
  • Amazon.co.jp: ニヒリズムと無: ショーペンハウアー/ニーチェとインド思想の間文化的解明: 橋本智津子: 本

    Amazon.co.jp: ニヒリズムと無: ショーペンハウアー/ニーチェとインド思想の間文化的解明: 橋本智津子: 本
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    ishikawa-kz 2010/07/16
    カスタマーレヴューより「ニーチェやショーペンハウアーがインド哲学、仏教に影響されたという一般論は人口に膾炙されているが(略)本書は文献的な研究と分析的な視点で確実に里程標たり得る仕事」
  • サルトルの「人格」再考 - Arisanのノート

    『存在と無』の巻1をやっと読み終わったが、よく分からないことばかりなので、読み返している。 存在と無〈1〉現象学的存在論の試み (ちくま学芸文庫) 作者: ジャン=ポールサルトル,Jean‐Paul Sartre,松浪信三郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/11/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 56回この商品を含むブログ (55件) を見る 先日、「非人格的」という語について、サルトルの場合も、この語が肯定的な意味で用いられているのではないかという予想を書いたが、どうもそれは当たっていないようだということが分かった。 というのは、最初読んだ時には注意しなかったのだが、このの302ページから306ページぐらいのところに、「人格(的)」とか「非人格的な」という訳語が集中的に出てきていて、その部分を読むと、よく分からないながらも、とにかく「人格」という語は否定的な意

    サルトルの「人格」再考 - Arisanのノート
    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2009/10/29
    サルトルのいう「人格」 ドイツの哲学ではペルゾンリッヒというのかなと。ペルゾンは英語のパーソンにあたり、人格のほかにペルソナつまり仮面とかつまり対他的な面もあるのかなと。
  • 「歴史性」と「非人格的」 - Arisanのノート

    存在と無〈1〉現象学的存在論の試み (ちくま学芸文庫) 作者: ジャン=ポールサルトル,Jean‐Paul Sartre,松浪信三郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/11/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 56回この商品を含むブログ (55件) を見る 以前、ここにも書いたことがあるが、シモーヌ・ヴェイユのを読んでいると「非人格的」という語が重要なものとして肯定的に使われていて、それに関心を持っていた。 今回、このを買って読み始めてみると、冒頭の文庫版への注記というところに、「非人格的 impersonnel」という語について書いてあり、まったく同じかどうか分からないけど、サルトルもやはりこういう言葉を重要なものとして用いているのか、と思った。 それで、注意して読んでいくと、第二部第二章の「時間性」というところの後半まで来て、ようやく「人格 personne」

    「歴史性」と「非人格的」 - Arisanのノート
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    ishikawa-kz 2009/10/23
    「それは、「対自」という、いわば自己と非同一的なものである意識が経験する反省だが、自分(意識)自身を対象化しない、「観点をとらない」反省のあり方だと言われている。」難しいけど目から鱗です。
  • 岡野守也とは 一般の人気・最新記事を集めました - はてな

    1947年、広島県生まれ、山口県育ち。関東学院大学大学院神学研究科修了。牧師を11年、それと重なって出版社(春秋社)勤務にて編集者として21年、仏教、心理学、エコロジー、ホリスティック医学などの分野の企画を展開。1992年、在職中にサングラハ心理学研究所(2006年にサングラハ教育・心理研究所に改称)を創設、1998年、退職・独立し研究、執筆、講演、ワークショップなどの活動に専心。四国学院大学、法政大学、武蔵野大学、青森公立大学などでも講師を務めた。 もともとはキリスト教の牧師だったが、キリスト教のみに限界を感じ、秋月龍萊から禅を学ぶ。そのとき秋月氏から唯識の存在を知り自学自習で唯識を学ぶ。また、アメリカの思想家ケン・ウィルバーの影響を受け、彼の提唱するコスモロジー(Kosmology)も積極的に取り入れる。過去から現在、西から東とジャンルを問わず精力的に研究を重ねている。

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    ishikawa-kz 2009/06/26
    「もともとはキリスト教の牧師だったが、キリスト教のみに限界を感じ、秋月龍珉から禅を学ぶ。そのとき秋月氏から唯識の存在を知り自学自習」なんか色んな意味ですごい来歴
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    霧の志賀高原〜地獄谷温泉@2024年9月 万座温泉に二泊した日、中日は、横手山・渋峠を越えて、地獄谷野猿公苑に行くことに。 群馬県と長野県の境!国道292号、標高は2,172mで、日全国の国道でも最も標高が高い場所として知られています。 かわいい犬が飼われてた…… 気温は万座温泉からさらに下がって18度…

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    ishikawa-kz 2009/06/08
    面白い応答
  • 「ポストコロニアリズム」本橋哲也著 - 隠フェミニスト記(仮)

    フェミ オリエンタリズムbyサイードを借りてみたものの、文字の多さと分厚さと難しさに読む気がうせてしまった。 ネットで知り合った友人に「オリエンタリズム、難しいよぅ〜」と助けを求めたらこのを教えてくれました。澁谷先生にも同じ質問をしたところ、「ポストコロニアリズムがよいですよ」と同じご回答をいただき、両方から同じを推薦とはかなり太鼓判な勢い!と思い、急ぎ購入しました。澁谷先生は「今だと曖昧な回答ができないので、調べてご連絡します」とまで言ってくれました。なんと、真面目で親切な方だ!澁谷先生についていこう!と思いました。このを書いている橋哲也さんは、東京経済大学で教えている先生でもあるとのこと。なんという偶然?!「授業にもぐりこめるかも」と淡い期待を抱いています。ワタシはオリエンタリズム・コロニアリズムなどの区別がまだまだ曖昧ですが、その中でサルバタンの思想はとてもぐっと来ました。

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    ishikawa-kz 2009/05/06
    「ポストコロニアリズム」本橋哲也著
  • Web評論誌「コーラ」7号 <倫理の現在形>第7回:吸血鬼はフランツ・ファノンの夢を見るか?(永野 潤)

    藤子F不二雄(ふじこ・えふ・ふじお)のSF短編マンガは、繰り返し同じ世界を描いています。それは「人間」がマイノリティーとなる世界です。それは、いわゆる「ディストピアもの」と言ってもいいでしょう。たとえば、「絶滅の島」という作品(1985年)(注1)では、人類が絶滅の危機に瀕した地球が舞台です。地球は毛むくじゃらの巨大な「宇宙怪物」たちに突如攻撃され、圧倒的な軍事力の差に、地球人はほとんど殺戮されてしまったのです。生き残った主人公の少年は言います。「戦争なんてものじゃなかった 一方的に焼き尽くし、破壊しつくし、殺しつくし……。 人間をまるで雑草か何かのように……。」彼を含む27人は、「秘島ツアー」で孤島にやってきていたため殺戮をまぬがれ、生き残ったわずかな人間です。しかし、その人々も宇宙怪物に見つかってしまい、襲撃を受けます。人々は武器をもって抵抗しますが、次々に捕らえられ、残虐な仕方で殺さ

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