タグ

2017年5月16日のブックマーク (2件)

  • HERE ヒア|国書刊行会

    発売日 2016/11/02 判型 B5変型判   ISBN 978-4-336-06073-0 Cコード 0079 定価 4,400円 (体価格4,000円) 窓と作りつけの暖炉のほかには何もない部屋、左上には2014年という数字。ページをめくると、1957・1942・2007……と様々な年代の同じ空間が現れ、さらに異なった年代の断片が共存・混在していく。そして紀元前30億50万年から22175年まで、ある家族の記憶の数々が地球の歴史と一体となって圧倒的なビジュアルで奏でられていく――リチャード・マグワイア『ヒア』はある部屋の一角の物語であり、地球の黎明期から遥かな未来まで、この空間で起こる無数の出来事の物語である。コミック形式の画期的なヴィジョンの完成形として、このジャンルの最大の発明家の一人が送りだす、まったく新しい文学、究極のグラフィック・ノヴェル/アート・ブック、そして深遠なる

    HERE ヒア|国書刊行会
    judgeer
    judgeer 2017/05/16
    P△
  • コラム別に読む : オリエンタルピアノ [著]ゼイナ・アビラシェド - ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■具体と抽象を行き来、音楽感じさせる 今年後半は海外の傑作の翻訳出版が相次ぎ、新たな表現の可能性を切り開く意欲作も目についた。中でもリチャード・マグワイア『HERE ヒア』(国書刊行会)と並んで、特に強い印象を残したのがこの作品だ。 物語の舞台はベイルート。ヨーロッパ産の楽器であるピアノが、1950年代にこのアラブの地で、ある男の手で作りかえられ、新たな音を獲得しユニークな1台に結実していくドラマが描かれる。 タイトルどおり、音楽を感じさせる作品だ。テーマだけでなく、そもそもまんがが音楽のように描かれている。手法は大胆だ。シンプルにデザイン化された絵が、白黒の画面の中でリズミカルに踊り、明滅し、響き合い、豊かなイメージを生み出している。具体的に描かれた絵も、やがてパターンの渦に巻き込まれ、逆に抽象的に見えた絵が、いつの間にか具体的に何かを雄弁に語りだす。 著者らしき人物のドラマも並行して進

    コラム別に読む : オリエンタルピアノ [著]ゼイナ・アビラシェド - ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    judgeer
    judgeer 2017/05/16
    P◎