台湾の蔡英文総統は、中国から政治的影響が及ぶのを阻止するための「反浸透法案」を、「至急」可決しなければならないと述べた。写真は蔡英文総統。台北で12月25日撮影(2019年 ロイター/Ann Wang) 台湾の蔡英文総統は27日、中国から政治的影響が及ぶのを阻止するための「反浸透法案」を、「至急」可決しなければならないと述べた。 法案は、中国による工作に対抗する数年来の努力の一環だ。台湾では、中国が政治家への不法献金やメディア、その他の不正手段で、台湾の政治や民主制度に影響を及ぼそうとしていると多くが見ている。 中国は台湾が自国の一部であると主張している。必要であれば武力を行使して管理下に置く姿勢だ。台湾は「中華民国」を正式名とする独立した国であると主張している。 与党・民主進歩党(民進党)は1月11日の総統・立法委員(議員)選挙を控え、法案を再び推し進めている。議会審議が予定される31日
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