「ここまで暴露されるとは」=放火殺人、少年の父−調書漏えい公判・奈良地裁 「ここまで暴露されるとは」=放火殺人、少年の父−調書漏えい公判・奈良地裁 奈良県の医師宅放火殺人事件で、供述調書をジャーナリストに見せたとして、秘密漏示罪に問われた鑑定人の精神科医崎浜盛三被告(50)の第4回公判が17日、奈良地裁(石川恭司裁判長)で開かれ、少年院送致された長男(18)の父親の医師(49)の証人尋問があった。 父親は草薙厚子さんの著書「僕はパパを殺すことに決めた」について、「事件の原因はわたしにあるので、ある程度は仕方ないとは思っていたが、ここまで書かれないといけないのか、えげつないという気持ちになった」と話した。 父親は07年5月の出版直後に本を読み、弁護士に法的対応ができないか相談。同6月に秘密漏示容疑で告訴した。告訴は「自分からお願いした」と話した上で、「これは暴露本で、調書が引用されていた