イオングループの事業会社、イオンリテール(千葉市)が12月上旬、同社初の店舗面積1000平方メートル規模の「都市型スーパー」を仙台市太白区の市地下鉄南北線富沢駅近くに出店することが15日、分かった。コンビニエンスストアなどとの競合が激化する中、簡単に調理できる商品や弁当、総菜などの品ぞろえを強化。都心回帰の動きや人口減を見据え、都市部の事業展開に力を入れる。 来月オープンするイオンタウン仙台富沢(敷地面積約5700平方メートル)の核店舗として出店する。駅から徒歩数分の住宅地に立地し、1日約1800人の利用を見込む。 富沢地区は再開発事業で人口が増えており、30代前後の子育て世帯や単身者をターゲットにする。売り場にはフライパンや電子レンジを使えば食べられる商品や冷食を充実させる。 地元食材も積極的に仕入れ、野菜バイキング、弁当・総菜、ご当地ラーメン、カレーといったコーナーを設置。地酒や