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論考/高原基彰に関するkgotolibraryのブックマーク (9)

  • 『若者の現在 政治』小谷敏 土井隆義 芳賀学 浅野智彦【編】(日本図書センター ) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「政治の観点から見た若者・若者論の現在」 若者に関連するの出版が相次いでいる。若年雇用環境の悪化に関する議論がひとしきり行われ、「可哀想な若者が増えつつある」ことは広く人々に知られることとなった。ではどうするか、という段階に議論が移行していることを示すものだろう。 この「若者の現在」シリーズは、「労働」「政治」「文化」の3巻構成になっており、「労働」はすでに刊行されている。続いて「政治」がこのたび刊行の運びとなり、後日「文化」が刊行される予定である。 ここで取り上げる「政治」の巻には、私自身も「『若者の右傾化』論の背景と新しいナショナリズム論」という小論を寄せさせて頂いている。 書は三部構成をとっている。第一部(一~三章)は「時代閉塞の現状」と題し、若者を中心とした閉塞感のありかを考察するパートである。 第二部(四~六章)は「右翼・左翼・ナショナリズム」と題し、そ

    『若者の現在 政治』小谷敏 土井隆義 芳賀学 浅野智彦【編】(日本図書センター ) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • SYNODOS JOURNAL : 東日本大震災と日本の転機 高原基彰

    2011/4/510:34 東日大震災と日の転機 高原基彰 まず、今回の震災で被災された方々に、お見舞いを申し上げたい。被災地の方々にあっては、以下の議論など気楽なものに思われるかもしれないが、どうかご容赦を頂きたい。 ◇真相と流言のあいだのジレンマ◇ 現在、マスメディアによる報道、およびインターネットで交換される情報のかなりの割合は、福島第一原発の事故に端を発する放射性物質の影響をめぐるものに占められている。この点に関して、今もっとも読まれるべき書物のひとつが、1937年に出版された清水幾太郎の『流言蜚語』だろう。 では「真実のb」が報道されさえすれば良いのだろうか。清水は、それほど単純ではないという。結局のところ、何が「事実」なのかを、万人の同意するかたちで定義できる情報というのは、じつは非常に限られたものだからである。 社会や政治に関わる事象、また人々が関心をもつ事象の多くでは、

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    kgotolibrary 2011/04/06
    廣井脩『流言とデマの社会学』(文春新書)も併せてすすめておく
  • 高原基彰blog: 金城模【キム・ソンモ】,2007,『嫌日流――アジアの妄想家日本に告ぐ』晋遊舎.(=2006,自由区域)

    金城模【キム・ソンモ】,2007,『嫌日流――アジアの妄想家日に告ぐ』晋遊舎.(=2006,自由区域) どうでもいい話だが、こないだ、カンヌ映画祭で主演女優賞を取ったことでこちらでも大変評判だった「ミリャン(密陽)」を観た。あまりのつまらなさに、久々に映画観て腹立った。 「不幸続きの女性が、田舎に引っ越してきて、さらに不幸に見舞われ、精神異常になっていく」という映画(これで全部ネタバレです、ごめんなさい)で、精神異常っぷりをひたすらねちっこく描く二時間弱。テーマもなければオチもない。 ねちっこい女優の演技は確かにすごいんだけど、それだけ長々見せられてもねえ……。韓国映画でも、他に面白いのいろいろありますから。これはちょ(以下略) つまらないもののことは別に書く必要もないんだけど。 表題のマンガも、同じくらいどうでもいいんだが、まあ、「動き」を把捉させるようなものがないと他国認識はこうなっ

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    kgotolibrary 2007/07/10
    《作中では、そういう台詞の後に、相手の日本人が「ハッ」とかいって汗をたらしながら説得されるんだけど(笑)。そういうバカらしさは「嫌韓流」と同類》
  • 高原基彰blog: がっかりですね

    コメントがまったくつかないことで内輪では有名な(うそ)このブログ。 日はただのグチ。某御大に「今○○を書いている」と言ったら、即答で「それは正規雇用されてからでいいんじゃないか」と言われた。 その「正規雇用」って何でしょうね。今の日ではその観念がまだ厳然と残っている。だけれどもそんなのは世界中でたぶん日だけ。積極的な行動で有名になった人が、高い年棒をもらうのが今の世界の常識であり、卵たちはそれを目指すのが普通である。これは「私の周囲の世界」に限ったことではまったくない。韓国だって中国だって、もうそうなんだけど。 今の日では、「福祉」の享受という以外に、生き延びる術がないんだろうか。正確に言うと、かなりの程度「人為的に」そういう環境が作られている。それによって得をする人は、世代も糞も関係なく「ただの一人もいやしない」。みんなをゆっくり沈めていくだけだ。だけどそういう構図が厳然と残って

  • 高原基彰blog: 朝日新聞,特集「ロストジェネレーション」

    「年が明けたらどんどん更新しよう」と思っていたら、もう16日。生来の怠惰さに自己嫌悪。 日曜の14日は誕生日でして、31歳になりました。ごく近い知人に、ささやかに祝ってもらいました。 さて、ウェブで見られなかったこの記事、某筋から送ってもらってやっと見ることができました。ありがとうございます。 この特集には賛否両論いろいろあるらしいですが、ハタ目には「結構良い特集なんじゃないか」というのが素直な感想ですけどね……。これまで、こういうミクロな視点で、あんまり大々的には取り上げられなかった話題がいろいろ入ってるし。 個人的に思ったのは、個別の事例を、社会的な「背景」につなげる回路が、ほんのちょっとで良いから欲しかったなと。 社会全体に関わるはずの問題について、特定の集団に「希望」や「絶望」を見出し仮託するという形の議論は、絶対どこかでウソをつくことになるんだと思うんですね。特に「希望」の方です

  • 高原基彰blog: 韓国の大学院と社会学についての雑感(というか愚痴)

    風邪が治らなくて、延々ずっと体が調子でない。そろそろ病院行かなきゃダメかも。 私はソウル大学院の言論情報学科という所の交換留学生ということになっている。 しかし……ここには当に失望した。基的に英語の古典理論を読むというのが重視されていて、韓国の近代史を教えたりしてる人はすごくマイノリティ(その韓国の近代史も大体英語の資料なんだけど)、という話は前にしましたが……。 こっちでは社会学のヴァリエーションが少なくて、要するに官僚と一緒になって政策立案する人――大体統計を使う「実証派」――と、「それ以外」という感じ。 政治学だったら、東大社会科学研究所みたいなことやってる人も、いるにはいるんだが。 そんで「それ以外」は、まとめて「カルチュラル・スタディーズ」と呼ばれている。日で言う、ポストモダンも、記号論も、消費社会論も、何もかも「カルチュラル・スタディーズ」として90年代初頭くらいに流入

  • 高原基彰blog: 若年失業への関心の薄さについて

    一度統計でちゃんと調べたら面白いと思うのだが、どう見ても韓国には空恐ろしいほどの数の若年失業者がいる。親元に住んで何もしていない人、つまりは日風に言う「ニート」で「パラサイト」。 大学院なんて、彼らの代理収容所みたいなものになりつつある。学部卒後に即就職する人は当に少ないので、大学院進学が増えて、文系でも修士卒はごく普通。 それ以外に、ホンデみたいな街に出てみても、何をしているのか分からない子たちが当に多い。 ところが、それを「問題」とする発想が、そもそもこちらでは希薄である。30代初めくらいまで、親元に住むどころか、親が生活費を全負担するのは、ごくごく普通のこと。むしろそうしたがる親が多いように見える。 「日では『ニート』というのが話題になってる」とか言っても、たいてい「働かないで実家にいて何が悪いの?そんな人、山ほどいるけど。 ポカン」みたいな反応です。 もちろん、「就職が大

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    kgotolibrary 2006/09/30
    日韓間の「ニート」認識の違いについて
  • 高原基彰blog: SAPIO「世界の『上流社会』『下流社会』」

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    kgotolibrary 2006/01/03
    高原基彰氏も反正高信男?
  • 高原基彰blog: 『中央公論』2006年1月号(12月10日発売)の

    「ブログ・ハンティング」というコーナーに、「嫌韓・嫌中を超えて」というお題で書かせて頂きました。 それを見てここに来て下さった方もいらっしゃるかもしれません。ここは基的に私の思い付きを書いているだけで、多少内輪の連絡帳を兼ねているような場所です。お役に立つものがなくてすみません。 そしてそこに書いたことともちょっとだけ関係する、前回書いたことの続きなんですが……私の中では「社会主義の残存」というのと、昨今のインターネットに顕著な「ナショナリズム」というのとは、完全に連続している。いつもながら全部思いつきの自分用メモなんだけども: 基的に、今「東アジアのナショナリズムの応酬」と呼ばれているものは、「政治的無力感」=「民主主義の機能不全への不満と諦念」の「なすり付け合い」なのだと思う。 日については、私は戦前・戦中のことにはあんまり触れたくないんだけども――すぐにオタクくさい微細な歴史

    kgotolibrary
    kgotolibrary 2006/01/03
    最近、比較的若い世代の論客による斬新なナショナリズム論が相次いでいるように思える
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