◆県単独三セク決定◆ 県は6日、2014年度末の北陸新幹線の金沢開業に伴い、JRから県に経営が移る並行在来線(金沢駅〜富山県境)に関する基本方針を決めた。経営主体として、県単独で第三セクターをつくることを正式に決定。運行の効率化のため、列車の基本編成は現行の3両から2両へ減らす。 この日、沿線自治体や経済団体などでつくる「県並行在来線対策協議会」が開かれた。参加者から、運営を担う三セクは新潟、富山両県と一体で作った方が効率的だとの意見も出たが、県は「地域の利用実態に即したダイヤや運賃設定などが必要」として、県単独で設置する利点を説明した。 基本編成を2両にすることで乗客の少ない日中の利用率を高め、ラッシュ時には連結して4両編成などにすることも決めた。今後は基本方針をもとに年度内に経営計画をまとめ、来年度中に第三セクターを設立する予定だ。 (生田大介)
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