日本でプレーしていた10年間でリリーフに専念したのは2007年の1年だけだったが、MLBでは見事にクローザーを務めている。 2013年のワールドシリーズを制覇したのはレッドソックスだった。6年ぶり8度目の優勝。抑えの切り札だった上原浩治も大きく貢献した。5試合に登板して4回2/3を投げ無失点、2セーブを記録した。ア・リーグの優勝決定シリーズでは5試合で6回を投げ無失点、1勝3セーブでMVP。米大リーグに移籍して5年目、上原にとって'13年シーズンは素晴らしいシーズンになった。 何しろ今年はレギュラーシーズンで73試合、ポストシーズンで13試合、年間86試合も投げている。登板試合数だけを見ても記録的なシーズンだったわけだが、投球内容を詳しく見ていくと、彼の特徴をよく出した上で、チームに貢献したシーズンだったと言える。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員に
![上原浩治の制球力。~MLBで図抜けた「K/BB」「WHIP」~(小川勝)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f428f0a391724770357b629ac2e2b6da8765ae9d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F9%2F1%2F-%2Fimg_916c88818078dfb5b9f52d51d50d5698241830.jpg)