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*philosophyと*readingに関するklovのブックマーク (17)

  • 伊藤計劃『ハーモニー』 - logical cypher scape2

    フーコーと哲学的ゾンビが出会うディストピア! これは何というか、とにかく色々なトピックがぶち込まれていて、どこから書いていけばいいのかわからない。 これは文句なく面白いので、この年末年始何読もうか迷っている方にお薦めです。 どうでもいいところかいくと、引用やらパロディやらが色々と散りばめられている。 そもそもこの作品には、かなりの蘊蓄やらが詰め込まれているわけだが、それとは別に、ハルヒとかナウシカとか舞城王太郎とか円城塔とかからの引用があったりする。 まあ、引用やパロディを探して楽しむような作品でもないので、見つけた時にちょっとにやりとするくらいか。 それから、この文章は、etmlという言語で記述されていることになっている。htmlやらxmlやらと見た目は似ているわけだが、etmlのeというのはemotionのeで、つまり感情を記述するためのプログラム言語なのである。 小説としてそれはあり

    伊藤計劃『ハーモニー』 - logical cypher scape2
    klov
    klov 2008/12/30
    なんだかいつもより饒舌だ。
  • God & Golem, Inc.

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  • 論理的思考様式と詩的思考様式 (アナログ的思考の可能性、「魂の座」ら辺): muse-A-muse 2nd

    mixiで書いた内容をもそっとブラッシュアップして自分用の課題リストでもくっつけたエントリを仕上げとこうと思ったんだけどいざやるとなるといろいろめんどくさくなってきたのでついったーでてけとーにつぶやいた次第。 んで、めんどーで無精なのでそれをそのまま貼り付けちゃうよ♪ その前にミクシで書いたのもいちおリンクしとかないとフェアじゃないか・・(つか、あまり晒したくもないのでついったーでもリンクしなかったけどまぁいちお) [mixi] 自動筆記(全体)的思考と論理(分析)的思考、文字的記憶と図像的記憶、意識と無意識 ら辺 (仮) んじゃ、以下ついったーの内容。(※書籍部分の説明など一部追加) ミクシで書いた内容をさらに短く要約すると「論理的思考法あるいは記憶術、情報処理技術というものができることによってそれ以前の全体知のようなものが失われてしまったのではないか?」って問題意識。全体知って言い方だ

    klov
    klov 2008/07/02
     面白そう。
  • 『思想地図』 - logical cypher scape2

    冒頭の共同討議以外は読み終わった。 この雑誌は、冒頭の共同討議を除くと、 1歴史の中の「ナショナリズム」、2ニッポンのイマーゴポリティクス、鼎談日論とナショナリズム、3問題としての日社会、4共和主義の再発明、公募論文 に分けられる。 この中でわけても面白かったのは、2と公募論文であった。 東のデータベース論と伊藤のキャラ論をフレームとしつつ、それらをさらに精密化したり、応用させたり、作り替えたりして、様々な現代文化を論じている。 オタク文化論界隈には、まだまだ面白いことが残っているということを感じさせてくれるもので、興奮させられた。 東浩紀自身が、この界隈が去ってしまったということが惜しくなるようにも思えるし、あるいは、東浩紀の時代の終焉が、図らずも東浩紀編集の雑誌上で結実したともいえるのかもしれない*1。 では、それ以外の章はどうかといえば、面白いことは面白かったが、知的な興奮という

    『思想地図』 - logical cypher scape2
  • アドルノ・ホルクハイマー『啓蒙の弁証法』(岩波文庫) - origenesの日記

    Unknown/岡野宏文・豊崎由美『百年の誤読』(ぴあ) ryoh/語源を知る楽しみ 管理人/加島祥造『タオ―老子』(ちくま文庫) takashi1982/加島祥造『タオ―老子』(ちくま文庫) 管理人/梶田昭『医学の歴史』(講談社学術文庫) シャーロックホームズ/梶田昭『医学の歴史』(講談社学術文庫) 管理人/梶田昭『医学の歴史』(講談社学術文庫) takashi1982/梶田昭『医学の歴史』(講談社学術文庫) 管理人/梶田昭『医学の歴史』(講談社学術文庫) takashi1982/梶田昭『医学の歴史』(講談社学術文庫)

    アドルノ・ホルクハイマー『啓蒙の弁証法』(岩波文庫) - origenesの日記
  • 全注釈付き『善の研究』 - G★RDIAS

    善の研究 <全注釈> (講談社学術文庫) 作者: 西田幾多郎,小坂国継出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/09/08メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 42回この商品を含むブログ (26件) を見る 西田幾多郎『善の研究』(1911年)と言えば、岩波文庫か、岩波版・西田全集を紐解くのが普通だった。 ところが、昨年に、西田研究者の小坂国継さんの注釈がついた『善の研究』が講談社学術文庫から刊行された。 難読の漢字にルビが振られ、各種の哲学用語・哲学者についての注釈と各章解説が巻末ではなく、文中に挿入されている。西田哲学をこれから学ぼうとする学生にはうってつけ。学生時代に、こういうがあれば嬉しかった。 昭和11年、改版時の序文より。西田の文章は独特のリズム感があり、格調が高いと思う。 フェヒネルはある朝ライプチヒのローゼンタールの腰掛けに休らいながら、日麗らかに花薫り鳥歌い蝶

    全注釈付き『善の研究』 - G★RDIAS
  • 『哲学の誤読』入試問題の哲学的読み - G★RDIAS

    哲学の誤読 ―入試現代文で哲学する! (ちくま新書) 作者: 入不二基義出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/12/01メディア: 新書購入: 8人 クリック: 95回この商品を含むブログ (37件) を見る 入不二基義さんの新刊『哲学の誤読:入試現代文で哲学する』は、なかなかの傑作である。大学の入試問題に実際に出た、野矢茂樹「他者という謎」、永井均「解釈学・系譜学・考古学」、中島義道「幻想としての未来」、大森荘蔵「「後の祭り」を祈る」という文章を題材にして、予備校の解答例がいかにそれらの哲学的文章を読めてないかを指摘し、哲学の文章が、哲学ではない文章へと変換されていく仕組みを考察したものである。この仕組みの原因のひとつは、哲学の文章の意味するところのものがプロの解説者によってさえ往々にして理解されていないところにあるのだが、それと同時に、入試の現代文というパラダイムそれ自体にも

  • ジョン・ロールズのルール=実践観 - HODGE'S PARROT

    隆史 著『ロールズ 正義の原理』を読んでいる。興味を惹いたところがあったのでメモしておきたい。 ロールズが《ルール》という用語を明確化した論文「二つのルール概念」について。この論文で彼は、ウィトゲンシュタインの「言語ゲーム」にヒントを得、「ある実践(プラクティス)を正当化することと当該の実践に含まれる個々の行為を正当化すること、その両者の区別の重要性を指摘する」ことを目指したのだという。 彼は行為功利主義者が陥りがちなルール観を「ルール=要約観」と名づける。これは、ルールなるものを<個々のケースに功利主義を直接適用した結果得られた過去の諸決定の要約>と考える見解であって、ケースごとの意思決定がルールより論理的にも先行する。たとえば「約束を守るべきである」とのルールをこの「要約観」で説明しようとするなら、これまで各種の約束を履行した場合にすべて有利な帰結がもたらされたので、約束の遵守がル

    ジョン・ロールズのルール=実践観 - HODGE'S PARROT
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    【自分語り】1推しの卒業によせて . 私の1推し、ゆきりんこと柏木由紀ちゃんが、17年に渡り在籍したAKB48を卒業することになった。 この機会に、ゆきりん推し(48ファン)としての自分自身のことをすべては不可能であるものの振り返ろうと思う。 内容からして世代がわかることも仕方ないし、限りなくゼ…

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  • G・スタイナー「マルティン・ハイデガー」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)

    岩波現代文庫 2000年9月 ポストモダン関係のを読んでいると、ハイデガーは逸することのできない名前であることがわかる。それで以前読んだこのを引っ張り出してきて読み直してみた。ハイデガーのを読んでも少しもわからない(というか読む気がしない)が、このはなんとなくわかるような気がする。それは著者のスタイナーが哲学者ではなく、文芸批評家であるからなのだと思う。わたくしは哲学者の書くというのが苦手なのである。あるいは哲学書の著述スタイルが苦手なのかもしれない。 最初に「ハイデガー 一九九一年」という文が付されているが、これは1978年に出版された著書にあとから付されたものである。ここの部分が一番理解しやすい。 スタイナーは、ハイデガーは当初(キリスト教)神学者として出発したという。 究極の問いを問おうとするハイデガーの決意、真摯な人間の思索はあくまでも「最初にして最後の物事」にこだわらね

    G・スタイナー「マルティン・ハイデガー」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)
  • プラトン『国家』、と管理社会 - sekibang 1.0

    国家〈上〉 (岩波文庫) 作者: プラトン,藤沢令夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1979/04/16メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 86回この商品を含むブログ (118件) を見る国家〈下〉 (岩波文庫 青 601-8) 作者: プラトン,藤沢令夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1979/06/18メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 120回この商品を含むブログ (70件) を見る プラトンの師であったソクラテスの哲学問答を記した『国家』はとてもシンプルなである。内容は、といえば、ソクラテスのもとに集まる者が彼に対して自らの疑問をぶつけ、そして彼が回答する。また逆に、ソクラテスが彼に語りかけるものに対して疑問をぶつける場合もある。ひとつの回答からは、また新たな疑問が生まれ、それに対しての回答があり……というやりとりが上下巻に渡って繰り広げられるのである

    プラトン『国家』、と管理社会 - sekibang 1.0
  • 三浦俊彦『虚構世界の存在論』 - logical cypher scape2

    分析哲学のアプローチによる虚構世界論。 と言われたところで、ほとんどの人には何のことかさっぱり分からないだろうが、問題設定自体はそれほど難しくない。 哲学には分析哲学と呼ばれるジャンルがある。 このジャンルは、もともと言語哲学というところから端を発しており、文が何を意味しているのか(真か偽か)を明らかにすることを目的の一つとしている。 そんな分析哲学、言語哲学にとって、厄介な文がある。 「シャーロック・ホームズの背中にはホクロがある。」 多分、コナン・ドイルのホームズをどれだけ読んだところで、この文が真か偽か分からないだろう ところで、この文は以下の文とは異なることに注意しよう。 「坂龍馬の背中にはホクロがある。」 やっぱり坂龍馬の伝記をどれだけ読んだところで、多分真か偽かは分からない。 しかし、坂龍馬に関していえば、彼の背中にはホクロがあったかなかったかどちらかである、ということは

    三浦俊彦『虚構世界の存在論』 - logical cypher scape2
  • 『フッサール』田島節夫 - logical cypher scape2

    今まで、3冊連続で白水社文庫クセジュを読んで*1、ここに来て講談社学術文庫に変わったのだけど、圧倒的に後者の方が読みやすい。というのも、文庫クセジュを読んでいる途中に知ったのだが、文庫クセジュはフランスのクセジュ文庫を翻訳出版しているレーベルで、つまり全部フランス語からの翻訳。読みにくいのは、おそらくそのせい。 さて、フッサール。 その主著のタイトルは『イデーン』で、死後刊行された全集の名前は「フッサーリアーナ」。だからどうした、といわれるとそれまでだけど、なかなかネーミングセンスがすごいなあと思う。 このはまず、フッサールから影響を受けた思想家の紹介から始まる。 まずは、ハイデガー、サルトル、メルロ=ポンティという、多少でも哲学史を知っていれば当然のように出てくる名前が並んだ後、ライル、ヤコブソンが続く。ライルは分析哲学の初期の代表的哲学者だが、フッサールの初期の仕事と分析哲学が繋がっ

    『フッサール』田島節夫 - logical cypher scape2
  • デカルト『方法序説』第四部 神と魂の存在証明(後編) - らいたーずのーと

  • デカルト『方法序説』第四部 神と魂の存在証明(前編) - らいたーずのーと

    方法序説 (岩波文庫)作者: デカルト, Ren´e Descartes, 谷川多佳子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1997/07メディア: 文庫  ※文の引用は全て、谷川多佳子先生の訳文によります。 ■方法的懐疑に至るまで(第一部・第二部) 優秀な学生であったデカルトは、18歳(とされている)のころ、名門ラ・フレーシュ学院を卒業する。しかし幼いころより学び続けてきた人文学に対し、勉学に努めながらもますます自分の無知を知らされたという以外、何も得ることがなかったように思えたという感想を漏らす。『方法序説』第一部においては、それまで学んできた学問に対して、詳細な感想と評価を書き記している。そのなかで彼は、厳密性の高い数学を愛していることを述べたりもしている(ただし、現状の数学がまだまだ不遇な立場にいることも同時に記す)。そしてデカルトは、この第一部において、哲学に対し次のような評価

  • 鬼界彰夫『ウィトゲンシュタインはこう考えた』 - logical cypher scape2

    再読。 しかし、以前読んだときとは全然異なる。以前読んだときは「何だかよく分からないけれど、これが哲学という奴なのか」というのが主な感想だった。すごさを感じたし面白くもあったのだけど、何が書かれているのかほとんど分かっていなかった。 それってそういうことだったのかー、って今回気付かされたことが多かった。 それらを羅列してみる。 語りえないことの区別 『論考』の最も有名な一節が「語りえないものについては沈黙しなければならない」だろうけど、その「語りえないもの」には2種類ある。 一つは、論理−言語の外部にあり、すなわち思考の外部にあるために「語りえないもの」 これは要するに「神」である。 もう一つは、論理−言語の境界にあるため、「示す」ことができるが「語る」ことができないもの。これは論理そのもののことを指す。 僕は今まで前者の方しか考えていなかった。 論理空間 命題は世界を映す像と喩えられるが

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