上では、今月最終巻がでた『忘却のクレイドル』を紹介したので、今度は今月第一巻のでた『ぼくらのよあけ』を。 まず、この表紙がいい。でもってカバーそでが実写だし!w 目次をマンガのコマの中に組み込んでいるのもかっこいい。 と、いきなり内容以外のところから褒め始めてしまったけれど、話そのものは雑誌で読んでいて知っていたので、最初に単行本を手に取ったとき、そういうところからテンションがあがったのである。 2038年の夏。少しだけ未来になった日本で、宇宙大好きの小学4年生ゆうまの前に、他の星から訪れた宇宙船のAIが現れる。彼を再び宇宙へと戻すために、彼らのミッションが始まる。 というジュブナイルSFなわけだけれど、近未来ガジェットという点でも小学生の行動や心理という点でも、ディテールの描き込みがすごくて、何度も読めるだろう作品。 小学校が、建物的には今とほとんど変わらないけれど、AR的なデジタル化が