今更、またもや日本語滅亡論についてです。 今回の日本語騒動で引き金となった梅田氏のエントリは最初にネット上で話題になって、そこから新聞広告でもキャンペーンが張られることになった。しかも、不用意な発言のおまけ付き。 でも今思い返して、梅田氏は新書や"総合誌"の記事で誰に書いてきたか? それは中堅以下の若手社会人を励まして新しい社会のエヴァンジェリストたるためでありつつ、一方では上澄みだけちょろっと知った風な口を利きたいオッサンらの興味をちくりと刺激して、ネットのトレンドを教えていたわけです。 そのオッサンというので目していたのがおそらく旧態依然としたマスコミで、お前らが変わらん限りネットは良くならねえんだよカスが、と言いたかったのではないかと、新潮に載ったインタビューを読んで思いました。 「議論の叩き台に」というその議論の主語は、その旧態依然としたマスコミ連中なのだと。 新潮 2009年 0
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