気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回から読む) ブログを始めとするウェブ上の情報発信は、他のメディアに比べて更新頻度こそ命であり、そこでは情報の「フロー」が優先されます。それは、決して「鮮度」を意味するわけではなく、前回にも述べたように、ウェブ上では「発信し続けること=存在すること」なので、フローは否が応でも高まっていく運命にあります。 しかし、一方でアーカイブされていく情報も、後において重要性を帯びてきます。それは検索エンジンによってその情報を欲する人々が時間軸を超えて存在するからです。これは情報の「ストック」となります。そして、ストックは、文脈(コンテクスト)を形成する情報として、時間経過とともに変質します。なかには、そうならないものもありますが、書籍のように独立した
「学校裏サイト」問題が昨年ごろからクローズアップされている。「いじめの温床」とも報じられ、6月11日に成立したいわゆる「青少年ネット規制法」の議論の発端になった。学校裏サイトとはどんなサイトで、誰が管理しているのだろうか―― 「裏サイト」はネガティブなイメージで語られるが、実態は、同じ学校の仲間たちが集まる掲示板に過ぎない。学生・生徒が一般の掲示板サービスを使い、自分の学校の専用掲示板を作成。学校でのおしゃべりと同様、宿題や授業、部活などについて話し合ったり、時に悪口をささやいたりする。 学校の公式サイトではないという意味で「裏」サイトと呼ばれ始め、マスコミを通じてその呼び名が広がったが、「公式ではない学校掲示板」と呼ぶ方が正確かもしれない。 そういったサイトの多くは、無料掲示板サービスを使って作られている。携帯電話専用掲示板が利用されるケースが多いようだが、PC・携帯電話兼用サービスが利
宮崎勤死刑囚の死刑が執行された。最近の厳罰を歓迎する風潮の中で拍手喝采する意見を見るとどうも虫唾が沸くのであるが、お決まりの批判だけして死刑廃止への行動を起こさない死刑廃止派にもイライラする。 日本のリベラル勢力のやわさがどうも気になる。日本のリベラル勢力は、国民の意見に従う政治家をいい政治家だと頭から信じて動けないでいる気がする。本当にそうであろうか? いわゆるリベラル派と呼ばれる政治家もボトムアップ・合議を重視し過ぎるきらいがある。自分の意見をはっきり主張し、周りの意見に流されずに即断する政治家はいわゆる保守政治家に多いが、どうも最近はこういう政治家の方に人気が集まったりする。 周りの意見を聞かない政治家をいい政治家だとは思わないが、ある程度信念を持っていて、多少世論と乖離しても自信の信念に基づいて、国民の多数決と異なる政治を行う政治家がいてもいいと思っている。ところが、そういう政治家
17日、英ジャーナリズムの未来を語る、というテーマで「メディア・ソサエティー」(メディア関係者の親睦団体)主催の集まりがあった。場所は「グルーチョ・クラブ」Groucho Clubというところだった。ここは非常に有名なクラブで、有名人+リッチな人でないとメンバーになれないと聞いた。 3人のパネリストがいて、一人は「フラット・アース・ニュース」(地球は平らニュース)というメディア業界の暴露本を書いた(今読んでいるところだが、爆弾的内容があちこちに。しかしやや偏っている感じがする、ものの見方が)、「ガーディアン」に書いてきたジャーナリスト、ニック・デイビーズ氏。「新聞業界は危機にある。商業主義がばっこして、真実を語るというジャーナリズムの本来の使命がおろそかになっている」と語る。「しかし、これに何とか対抗し、がんばっているのが、ガーディアンの編集長アラン・ラスブリジャー氏だ。ガーディアンでは新
事件から4日経った現場近くの献花台では、学生が手を合わせに来る姿も見られた=12日午前、東京・外神田(中川春佳撮影) こんな会話が耳に飛び込んできた。 「すごいの見てるんだよ。血も撮れたかも。いますぐ送るね」 「倒れてるところ見たよ。ブログに載せようか」 8日午後2時すぎ、東京・秋葉原で無差別殺傷事件が起きた直後だった。高架になっているJR秋葉原駅前の歩行者用通路に、多くの人が群がっていた。ちょうど事件現場が見通せる場所で、われ先に携帯電話をかざし、現場を撮影しようとしていた。 その多くは20代とみられる若い男女。電話で様子を伝える人もいれば、撮った写真を送信しているのだろう、画面を見ながら親指をせわしなく動かしている人たちも。ひとしきり写真を撮ると、何ごともなかったかのように、その場を立ち去っていく。 それは、妙に冷え冷えとした狂騒だった−。当時、現場の路上にいた男性会社員(36)も「(
人間の将来は明るい。 富の未来 上巻 作者: A.トフラー,H.トフラー,山岡洋一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/06/08メディア: 単行本購入: 17人 クリック: 283回この商品を含むブログ (145件) を見る富の未来 下巻 作者: A.トフラー,H.トフラー,山岡洋一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/06/08メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 77回この商品を含むブログ (92件) を見るでも日本人の未来は暗そうだ。日本人はみんな安定を求めている。情報(IT)産業をやっているとはいえ「泥のように働け」だなんて、農耕時代と職業倫理がまるで変わっていない。 「衰退する道もある」だって? バカを言っちゃいけない。そんなことをいいながらヨーロッパはヨーロッパで危機に面しているし、それなりに突破口を模索してもいる。 日本なんて無為無策もいいとこだ。い
「権力」と建築:世界の刑務所、画像ギャラリー 2008年6月18日 社会 コメント: トラックバック (0) Keith Axline 写真家Richard Ross氏の新刊『Architecture of Authority』(権威の建築)は、さまざまな施設の建物が、人々に対してどのように力を行使するかがテーマだ。 この本の中でRoss氏は、イラクのアブグレイブ刑務所から、警備が特に厳重なことで知られるカリフォルニア州のペリカンベイ州立刑務所にいたるまで、秘密主義をとっていたり警備が厳重だったりするあらゆる建物への立ち入りを驚くほど成功させている。 Ross氏によれば、この前例のない潜入は、粘り強さと純粋な好奇心の賜物だという。「そうした施設にいる人々の多くは、こちらが彼らの世界に興味を持っているとわかると、それらの場所を見せてやろうという気持ちになる」とRoss氏は述べている。 威圧的
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