回転すしチェーン・くら寿司がテクノロジー活用で進む未来 DXで目指すのは、顧客満足と従業員満足の両方の向上だ 今日の外食業界では、回転すしの動向が特に顕著である。それは、寡占化とロボット化、デジタル化である。そして、業界上位をひた走る回転すしチェーンでは、このロボット化とデジタル化は通じてDXに取り組もうとしている。 回転すしを事業とする株式公開企業のランキングは以下のようになっている(数字は売上高〈決算期〉と国内店舗数〈直近〉)。 ・第1位 FOOD&LIFE COMPANIES/2049億5700万円〈2020年9月期〉、596店〈2021年6月末、スシロー業態のみ〉 ・第2位 くら寿司/1358億3500万円〈2020年10月期〉、487店〈2021年6月末〉 ・第3位 カッパ・クリエイト/648億8100万円〈2021年3月期〉、314店〈2021年3月末〉 ・第4位 元気寿司/3