英EU離脱とソーシャルメディア(2) 「民主主義がハッキングされている」−−イギリスの欧州連合(EU)離脱を受けて、フェイスブックにこう投稿した人がいました。経済合理性からいえばほとんどメリットがない結果が出たのは、民主主義の仕組みの盲点をついた、いわばコンピューターのハッキングに似た手法だった、と言うのです。 英国民投票では、ソーシャルメディア興隆以前から指摘されていたある層が、大きな影響を与えたと考えられています。2005年、郵政民営化をシングルイシュー(単一の争点)として争われた衆院選の際に騒がれた「B層」です。
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