「もはや中国との軍事衝突は避けられない所まで来ている」などといった識者の発言が報道に乗るなど、マスコミにより一触即発ムードが醸成されているとも思える日中関係ですが、はたして真実はどこにあるのでしょうか。メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では、中国側は日中関係を正常な軌道に戻すことを望んでおり、両国関係は戦争ではなく友好に向かっていると分析しています。 日中関係はどうしたら「正常化」するのか?─「海空連絡メカニズム」運用開始が1つの鍵 谷内正太郎=国家安保局長が25日北京で、李克強首相と30分、副首相級の楊潔チ(竹冠に虎)国務委員と昼食を挟んで3時間半、会談して、日中関係の正常化に向けてお互いに努力することで大筋一致したのは、グッド・ニュースである。これにより、9月4日から中国・杭州で開かれるG20での安倍晋三首相と習近平国家主席の1年4カ月ぶりの首脳会談の開催はほぼ確実となった。
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