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政治と社会に関するkurokuragawaのブックマーク (271)

  • 情緒的な“政治的判断”が社会を壊す。 - 企業法務戦士の雑感 ~Season2~

    来なら、きちんと法整備を行って、明確な法令上の根拠と手続きを経て行うべき事柄が、何ら根拠のない「要請」によって、なし崩し的に既成事実化されていく・・・。 この国は、いつからそんなおかしなことになってしまったのだろう? 浜岡原発の安全性や、このまま稼働させることの是非については様々な考え方があるだろうし、「止めるべきだ!」という議論も、昨日今日出てきた話ではない。 これまでほとんどの人が“リスク”についてロクに意識していなかったのに、ひとたび何かあると、一転ナイーブ過ぎるほど“リスク”に敏感になって大騒ぎし始めるこの極端な国民性は、正直いかがなものかと思うが*1、福島のあの惨状を見てしまえば、“不安だから止めてくれ”という人々が多数出てくる、というのも一応は理解できる。 でも、だからと言って、大臣が現地視察して、「そんなに急ぐ話ではない」云々というコメントを現地で残した翌日に、いきなり緊急

    情緒的な“政治的判断”が社会を壊す。 - 企業法務戦士の雑感 ~Season2~
  • 全く信用できない - dongfang99の日記

    Q:なぜ、合理的に説明できない原子力発電が推進されてきたのか? 日の原子力は全体が利権になっている。電力会社はとにかく地域独占を崩されたくない、送電と発電の一体化を維持したい。それを守ってくれる経済産業省の意向を汲む、天下りをどんどん受け入れる。経済産業省にしてみれば、前任者のやってきたことを否定できずに来た。原子力、核、放射線と名前の付いた公益法人、独立行政法人、山ほどある。そこにお金を上手く回して天下りさせる。電力会社も広告宣伝費で協力金を撒いてきた。自民党も献金を受け、パーティ券を買ってもらった。民主党は電力会社の労働組合に票を集めてもらっている。学会も電力会社から研究開発費をもらい、就職先を用意してもらってきた。さらに政府の意向に沿った発言をしていると、審議会のメンバーに入れてもらえる。マスコミは広告宣伝費をたくさんもらって、原子力政策の批判はしない。みんなが黙っていれば、おいし

    全く信用できない - dongfang99の日記
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2011/04/30
    「素朴な言い方だが、「ちゃんと専門家としてやるべき仕事をしろ!」と言う意外にないのである。」
  • 【日本の安全神話】−原発と憲法9条 - 政局観察日記

    東日大震災から一ヶ月が立ち色々思うことがあった。 今回は原発をめぐる議論を見ていて思ったことについて。 ・『最悪の想定』を大合唱する日の左派 今回の事故で興味深かったのは、日の左派が原発の危機管理において非常に優れた意見を述べていたことだ。共産党の議員が今回の事故を予見したような質問を国会で行っていたことも話題になっていたが、原発に置いて日の左派が東電や経産省よりも『最悪の想定』について一歩も二歩も先んじていたのは間違いない。 危機管理とは『最悪』を如何に想定し、それに備え対処するかということである。『原発は安全』という大衆への刷り込みに力を注ぎ、『最悪の想定』を疎かにした東電と政府は完全に危機管理に失敗していたと言える。危機管理に際して、『安全だから対処を考える必要はない。なぜなら安全だから』という安全神話にハマることは最も避けなければならない事態だ 「最悪の事態」は福島ではなく

    【日本の安全神話】−原発と憲法9条 - 政局観察日記
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2011/04/12
    「原発安全神話に浸かり危機管理が甘かった東電や政府を批判しながら、一方で平和憲法神話にどっぷりと浸かりながら安全保障の危機管理のきの字も考えようともしない日本の左派」リスク(必要コスト)評価は大事
  • GDPが中国に抜かれたことより1人あたりのGDPが低いことの方が問題 - kojitakenの日記

    のGDPが中国に抜かれたとマスコミは騒いでいるが、中国の人口を考えれば遅かれ早かれ中国に抜かれるのも、中国がいずれアメリカを抜くのも、いずれも当然だろう。 問題は、日の国民1人あたりのGDPが次々と先進各国に抜かれていることだ。 1993年には世界で2位だったのが、その後年々順位を下げたわけだが、1993年といえば細川連立内閣が発足した年だ。実質的に小沢一郎がコントロールしていたといわれるこの政権は、その前の宮沢政権とは異なり、新自由主義色の強い政権だった。以降、自社さ政権になってからの橋龍太郎政権や2001年からの小泉政権など、日経済を強烈に破壊した政権が次々と現れ、彼らの悪政が大きな原因となって日の1人あたりGDPの順位はどんどん低下していった。国民1人あたりGDPの上位には、ノルウェー、フィンランド、スウェーデンといった北欧諸国が名を連ねていて、日はその後塵を拝している

    GDPが中国に抜かれたことより1人あたりのGDPが低いことの方が問題 - kojitakenの日記
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2011/02/15
    今年こそ 啄木ブーム 来るかと 予感しながら じっと手を見る
  • 平成の二・二六事件!? sengoku38氏が語る「尖閣ビデオ」事件の真相

    2010年9月に発生した海上保安庁の巡視船と中国漁船との衝突事件。その模様をおさめたビデオは機密とされていたが、11月、当時、神戸海上保安部の現役保安官だった一色正春氏の手によって、YouTubeで公開された。日外国特派員協会で行った会見で一色氏は、どのような思いからビデオを公開するに至ったのかを語った。 2010年9月7日に尖閣諸島沖で発生した、海上保安庁の巡視船と中国漁船との衝突事件。海上保安庁は同漁船の船長を公務執行妨害で逮捕、那覇地検石垣支部に送検したものの、那覇地検は「わが国国民への影響や、今後の日中関係を考慮した」と処分保留を決定、中国に送還した。 海上保安庁はその衝突の様子をビデオで撮影していたものの、政府は中国への配慮から映像の全面公開には踏み切らずにいた。そんな中、11月4日夜にYouTubeにアップされたのが、衝突事件の概要を示した動画である。「sengoku38」と

    平成の二・二六事件!? sengoku38氏が語る「尖閣ビデオ」事件の真相
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2011/02/15
    一色氏自身はどうでもいいが(海保職員に影響力なし)、支持者がもてはやして愛国ピエロに仕立て上げるのは気の毒
  • 唐鎌直義「日本の社会保障の後進性と打開への道」 - 紙屋研究所

    「前衛」2011年3月号に載った唐鎌直義「日の社会保障の後進性と打開への道」は、認識を新たにする点がいくつもあった。認識を新たにするような文章にはそうそう出会えるものではない。 ぼくが一番うなったのは、日生活保護制度の額面上の「充実」ぶりであった。「国民一人当たりの生活保護支出」の国際比較が載っているのだが、300米ドル台のずばぬけた実績をもつスウェーデンとアメリカをのぞくと、日ドイツやイギリスと並んで「90米ドル」台となっている。つまりヨーロッパ諸国と比べると遜色ないように見える。 ところが、ドイツとイギリスの生活保護(公的扶助)は日でいうところの「生活扶助」に特化しているのにたいし、日では生活・医療・住宅・介護・教育・生業・葬祭・出産という8つの扶助があわさっている。 生活扶助だけで比較すると、約30米ドルになってしまい、独英の3分の1になるのである。 唐鎌はそれが意味す

    唐鎌直義「日本の社会保障の後進性と打開への道」 - 紙屋研究所
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2011/02/12
    「国民一人当たりの社会支出の国際比較をおこなっているが、この「一人当たり社会支出」はスウェーデンを100とするとドイツが73、イギリスが63、アメリカが50、日本が40になっている。」
  • TBS NEWS DIG | TBS/JNNのニュースサイト

    【速報】安倍派・松野前官房長官 政倫審出席の意向伝える 派閥の裏金事件めぐり 自民党の派閥の裏金事件をめぐり、安倍派のいわゆる「5人衆」の1人、松野前官房長官が衆議院の政治倫理審…

    TBS NEWS DIG | TBS/JNNのニュースサイト
  • おそろしく実体がない - dongfang99の日記

    片山総務相「地域主権へ住民の満足度高める改革を」 社インタビュー 2011/1/3 15:36 情報元 日経済新聞 電子版 片山善博総務相は、日経済新聞社産業地域研究所のインタビューで、地域主権改革の実現へ向けた菅内閣の指導力を強調した。総務相は「確かに(官僚の)抵抗は強いが、最後は政治家が決める。そのために決定権や人事権がある。閣僚が気でやりたいと言ったことが決まらないはずはない」と語った。・・・・・ 「地方分権」「地域主権」論には、現行の議論には強い違和感をもちながら、原理的というか理屈としては賛成しているところもあって*1、今まであまり批判的なことを書けてこなかったのだが、そろそろ違和感そのものを素朴な形で表現しておこうと思う。 「地方分権」「地域主権」を唱えられている背景は、草の根の地方の声が高まったからでは決してないことは言うまでもない。あえて言わせてもらえば、一つには全

    おそろしく実体がない - dongfang99の日記
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2011/01/09
    空ろなスローガンが風に吹かれているばかり
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    ビールとポップコーンと映画 ラストマイルを見た。良い映画だった。 映画館でべそべそ泣いて、鼻を啜りながら車で帰った。感想はこのブログでは書かない。みんな映画館に行って感じてみてほしい。 帰ってからツイッターで感想を漁り、うんうん、わかるわかる、そうだよね、とまた映画を思い出して…

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    kurokuragawa
    kurokuragawa 2011/01/04
    「結局反対運動には、某都知事のような代表を務める神輿は最後まで登場しなかったことを考えると、誰もが猫の首に鈴をつけるのはイヤなのだなと思うしだいです。」
  • もちつけblog(仮)、、、の跡地(はてなダイアリーに移転。) 暴力装置の機能不全 -ワイマール共和国内部の武装組織について- 【ブクマを振り返って】

    著者はこの「たたかわなかった」ワイマールという話自体が神話であったのではないかと説く。ワイマール共和国はけっして自らを攻撃する勢力や運動に寛大であったわけではない。むしろ刑法の内乱罪や「共和国擁護法」を活用し、「共和国の敵」に対して言論段階での監視や抑圧を行っていた。要するにワイマールはかなり頑張って「たたかって」いたのだ。 だがその「敵」として名指しされたのは、もっぱら共産主義勢力であり、保守的な当局はナチスを含めた右翼団体にはその認定を甘くした。このことは結果的に、①共産党と社民党との左派の連携が絶たれることで宿敵ナチスに利をもたらし、さらに②共和国末期に政権入りしたナチスが政敵を「共和国の敵」として弾圧するという悪夢を生み出すことになった。 (略)戦後ドイツが――「たたかう民主制」の標榜とは裏腹に――平穏な民主主義を実現し得たのも、社会の武装解除が進んだからというリアルな認識に立つ。

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/12/26
    まともな暴力装置(警察・軍隊)は国家社会の維持に不可欠
  • 憲法のおもちゃ箱: 戦う民主主義

    2009年6月20日 戦う民主主義 戦う民主主義という言葉があります。  ヨーロッパで広く知られている言葉なのですが、これを単純に定義すると次の通りです。  民主主義を否定する言動を許さない民主主義。  現代史においてはヒットラーの独裁政治に対するドイツの反省が有名なので、ドイツを例にとってみましょう。  1930年代。  第1次世界大戦後のハイパー・インフレや世界恐慌による深刻な大失業といった国家的窮地や危機に対応できない議会への不信感・絶望感がドイツ中に蔓延していました。  ここで登場したのがナチス党のヒットラーでした。  一般的にヒットラーが独裁者と言われる大きな原因の1つは「全権委任法」にあるとされています。  内容は主に次のとおりです。 ・議会の立法権を内閣に委譲する ・大統領の法令制定認証権を首相(ヒットラー)に委譲する ・条約締結は議会の承認を必要としない    これは要する

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/12/26
    「戦う民主主義」管理人が荒らしをガシガシ削除したりアク禁する掲示板みたいなものか
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    新米と秋刀魚のわた焼き お刺身用の秋刀魚を買いました。1尾250円です 3枚におろして、秋刀魚のわたに酒、味醂、醤油で調味して1時間ほど漬け込み、グリルで焼きました 秋刀魚のわた焼き わたの、苦味が程よくマイルドに調味され、クセになる味わいです 艶やかな新米と一緒に 自家製お漬物 土…

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    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/12/17
    古人曰く「不合理ゆえに我信ず」とか
  • 田中 早苗 - 新聞案内人 :新s あらたにす(日経・朝日・読売)

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/11/27
    「自衛隊は暴力装置であるという認識をもって、自衛隊を監督するアプローチ。そういったアプローチは決して個々の自衛隊員を侮辱するものではない。」
  • ピープルズ・プラン研究所 - 「自衛隊は暴力装置」って、あたりまえのことでしょ?/山口 響

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/11/26
    「まずは実態をきちんと見ることからしか物事は始まらないのではないか、と思う。」コトダマの国ではなかなか難しい
  • 2010年11月25日の記事 | コトバのチカラ

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    2010年11月25日の記事 | コトバのチカラ
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/11/25
    「暴力装置という言葉は、軍隊や警察がそもそも暴力を保有している組織であることを、我々国民に思い出させてくれます。だから政府によって、しっかりと統制されていなければならない。」
  • 心情倫理と責任倫理 : 池田信夫 blog

    2010年11月23日22:31 カテゴリ法/政治 心情倫理と責任倫理 北朝鮮韓国を砲撃した。今のところ局地戦にとどまるようだが、政権移行にともなう不安定な状況は予断を許さない。まさに国家が暴力装置に他ならないことを示す事件である。思い出して、学生時代以来ひさしぶりにウェーバーを読み返してみた。問題の記述は、岩波文庫版では次のようになっている:国家とは、ある一定の領域の内部で正当な物理的暴力行使の独占を(実効的に)要求する人間共同体である。国家以外のすべての団体や個人に対しては、国家の側で許容した範囲でしか物理的暴力行使の権利が認められない[・・・](p.9 強調は原文)ここでウェーバーが「物理的」と書いているように、このGewaltは殺傷能力であり、間接的な「強制力」ではない。念のためいうと、彼は「暴力装置」という言葉は使っておらず、これはレーニンが『国家と革命』(1917)で使った

    心情倫理と責任倫理 : 池田信夫 blog
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/11/24
    「国家の本質が暴力の独占にあることは左翼思想でも何でもない。」ナポレオンもビスマルクも西郷も同意するに違いない
  • 社会科学者の時評: ■ 国家の軍事組織を暴力装置といってなにが悪いのか(その1) ■

    ◎ 軍隊という暴力装置は,暴力団とは違い,正式な国家の組織である ◎  【自衛隊は暴力装置である,というふうに,     当たりまえである,このことをいった人間が,       寄ってたかって叩かれる不思議の国:ニッポン】  ------------------------------------         = 目 次 =     【 日:その1(2010年11月23日)記述分 】  ①「政治権力は暴力装置を伴う」(『朝日新聞』2010年11月22日朝刊「声」欄)  ② 日の防衛費という名の軍事費  ③ 素人談義の感情ばかりが先行する「論」     【 明日:その2(2010年11月24日)記述分 】 ④ ヒステリー気味に飛躍するマスコミ報道(とくに産経新聞)  ------------------------------------  ①「政治権力は暴力装置を伴う」(『朝日新

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/11/24
    「仙谷由人官房長官は《失言》などしておらず,軍隊組織の本質的な核体部分を率直に口に出していっただけなのである。」その通り
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    新米と秋刀魚のわた焼き お刺身用の秋刀魚を買いました。1尾250円です 3枚におろして、秋刀魚のわたに酒、味醂、醤油で調味して1時間ほど漬け込み、グリルで焼きました 秋刀魚のわた焼き わたの、苦味が程よくマイルドに調味され、クセになる味わいです 艶やかな新米と一緒に 自家製お漬物 土…

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    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/11/21
    「婉曲に自衛隊にサボタージュを進め、参加者に同意を求めていると取るほかにない。」暴力装置に激怒する右翼といい、危険物を扱う意識が低すぎる
  • 「暴力装置」失言問題について - BIFFの亜空間要塞

    この二日程、時の官房長官の発言に端を発する「暴力装置失言問題」が気になったので、記事を書いてみます。 私自身は、自衛隊が「暴力装置」であるのは自明なことだと思うので、発言自体には何の違和感もありません。 しかし「暴力装置」という言葉が、多くの人から感情的な反発を受けたり、あるいは「左翼用語」であると認定されたり、後から調べて政治学では基的な用語だと理解した人でさえ「場所をわきまえない不適切な発言であることに違いない」などと批判を続けるのをみて、この問題の根は「暴力」という言葉への理解不足だと感じています。 広辞苑では「暴力」は「・・、相手の身体に害を及ぼすような不当な力や行為」と説明されています。広辞苑に限らず国語辞典で「暴力」を引けば、その意味に「不当・不法」というニュアンスが含まれているはずです。一般に日語で「暴力」と言えば、不当なものだと認識されているわけです。勿論これはこれで

    「暴力装置」失言問題について - BIFFの亜空間要塞
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/11/20
    「因みに70年代に日本で流行った左翼用語としての「暴力装置」は、一般人の「暴力」という言葉へのマイナスイメージを利用(誤用)したものに過ぎず、「暴力装置」の定義とはいえません。」
  • とあるアルファブロガーのSophisterei(詭弁)――あるいは正統的な暴力も暴力であることについて - 過ぎ去ろうとしない過去

    はじめに結論から書いておこう。「国家が暴力を独占する」の意味は、国家が自らの暴力の行使に対してのみ、正統性を付与するということである。国家というのは、征服によるものであれ、共和主義的な統合によるものであれ、その集団がある領域内を実効支配した時点で、定義上、その領域内には少なくとも国家に匹敵しうるような暴力を行使可能な集団は存在していないはずである。だが、国家はなお支配のために「暴力を独占」する。それは、自前の暴力組織にのみ正統性を与えることによってであって、そうやって正統性を与えられた暴力組織を「軍隊」や「警察」と呼ぶ。ウェーバーによればその正統性の源泉は、近代国家においては「合法性」である。その正統性(=合法性)に基づいてはじめて、政府は国家内の自律的な暴力集団を規制したり弾圧することができるのである。 軍隊や警察は、人を殺しうる力を持っている。たとえ侵略軍から「国家を防衛」するためであ

    とあるアルファブロガーのSophisterei(詭弁)――あるいは正統的な暴力も暴力であることについて - 過ぎ去ろうとしない過去
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/11/20
    仰るとおり