従軍慰安婦に関する記事を「捏造」とされ名誉を傷つけられたとして、ジャーナリスト桜井よしこ氏らに損害賠償などを求めた訴訟で、最高裁は19日までに元朝日新聞記者植村隆氏の上告を退ける決定をした。植村氏の敗訴が確定した。
米国で18日(日本時間19日朝)に発表された「全米図書賞」の翻訳文学部門で、作家の柳美里さんの小説「JR上野駅公園口」の英訳版が選ばれた。近年、日本の女性作家の文学作品が海外で次々と評価される新潮流が生まれている。(文化部 待田晋哉) ■「春樹」次世代活躍 全米図書賞は、1950年に創設された権威ある文学賞。翻訳文学部門では、2018年にドイツ在住の作家、多和田葉子さんの「献灯使」が受賞し、著者の国際的な評価を高めるきっかけの一つとなった。 柳さんの「JR上野駅公園口」は、福島出身で上野のホームレスになった男の物語。その人生を通し、経済成長優先の戦後や現代の格差社会を問い直す。日本で14年に出版後、モーガン・ジャイルズさんが翻訳した。 2000年代以降、海外では村上春樹さんの著名な文学賞受賞が続いた。06年にカフカ賞、09年にエルサレム賞を受け、ノーベル文学賞の有力候補ともされる。この数年
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く