なぜこの本を書いたのか。 それは、「脳や人工知能研究の最先端をぜひ多くの人に知ってもらいたい」と考えたからです。 本のカバー爆発的に進歩する脳と人工知能研究脳と人工知能が融合した分野の進歩は凄まじく、ここ数年でにわかには信じられないような研究成果が続々と報告されています。 いくつかその例を紹介すると、 「その人が頭の中で考えていることを人工知能が90%以上の精度で読み取って翻訳してくれる」 「うつ病患者の脳に”落ち込んでいるパターン”が検出されたら、その瞬間に脳を電気で刺激することで、うつ気分が改善した」 などがあります。 そしてつい最近では、イーロン・マスク率いるNeuralinkという企業が、 「脳に電極を埋め込んだサルが、人工知能の力を借りて念じるだけで卓球ゲームをプレイした」 という、まるでサイエンス・フィクションのような研究成果を報告しました。 このような脳と人工知能分野における
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