日本維新の会の猪瀬直樹参院議員が9日、参院厚生労働委員会に出席し、巨額のコロナ予算について追及した。 2020年の新型コロナウイルス発生から3年が経過し、5月8日に2類相当から季節性インフルエンザと同じ5類に移行した。一方でコロナ対策として3年間で102兆円が投入された。 猪瀬氏は「5類に移行して半年が経過し、どのように国費が投入されたか検証する必要がある」と切り出し、5類移行後も続く特例措置などについて質問。中でも問題視したのがワクチンの廃棄問題だ。 厚生労働省報道発表資料を基に猪瀬直樹事務所の調べでは廃棄見込み数2億2630万回分に上る。猪瀬氏は「単価3000円として計算すると7000億円です。我々の血税がドブに捨てられているわけです。オミクロン株(のワクチン)だけで1億1000回分が廃棄されたんですよ。これは調達方法に大きな問題があったと言わざるを得ない。ドブに捨てた7000億円を国