2021.06.01 08:00 HPVワクチンへの誤解を解きたい、子宮頸がんの犠牲者を減らしたい──専門医の訴え 子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の副反応報道が過熱し、現在日本では接種対象の女性の接種率は0.6%(WHO推計)。オーストラリアが89%、アメリカが61%であることを考えると、驚異的な低さだ。 医師の多くは、ワクチンが普及していれば撲滅できるはずの病気を回避できず多くの人ががんで苦しみ、亡くなっていく現状を歯がゆい思いで見つめてきた。 そんななか、2021年4月9日「子宮の日」に掲載された新聞の1面広告が話題となった。HPVワクチンに関する誤解がもとで接種が進まない現状を憂い、HPVに関する情報を発信する「みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト」が出したものだ。 子宮の日が終わります。 私たちの思いは全てこの広告に詰めました。 もう「知らなかった」という理由で、死なな