16日付ですが、書いているのは12日です。既に書いた項の改訂版を一挙に載せたかったので、7日から16日まで使って1日ずつ載せました。一度に10個更新したわけですが、ほとんどの項は細かな修正がほとんどで、加筆・増補と言えるようなことをしているのはわずかに留まります。ただ、「家族」の項は構成を組み換え、元々文章化していなかった「共同体/市民社会」は一応見られるようにまとめました。全体に議論の基本線は変えていないので、「共同体/市民社会」だけ読んで頂ければ十分です。あとは自己満足(と自己便宜)に近い。 連載目次 第1版 第2版 「スピリチュアル」的なものの台頭 21世紀の日本では、「スピリチュアル」的なものが市民権を得ている。「スピリチュアル spiritual」とは、「スピリチュアリティ spirituality」の形容詞形であり、本来は「精神的な」「霊的な」などと訳されるべき言葉である。一般