タグ

テツガクに関するmassunnkのブックマーク (6)

  • 日常生活をよりよく考えるために − ヴィトゲンシュタインの1944年の手紙から - はてなに於けるsergejO

    いつぞやおすすめしたレイ・ マンクによるヴィトゲンシュタインの伝記について、再び。 ヴィトゲンシュタインは、19C末頃はオーストリアの大富豪の末子として生まれた哲学者。口笛がうまかったそうです。工学を学んでいましたが、興味は哲学に移り、ケンブリッジに留学して、ムーアやラッセルに学びました(所謂師弟関係とは随分違いますが、、、)。人生を試そうと第一次大戦に志願して従軍、戦中にまとめた『論理哲学論考』が現代哲学の一大金字塔となり、以後は哲学はもう要らないと田舎教師に転身。しかし、ケインズによってケンブリッジに招かれ、晩年の大著『哲学的探求』に連なる思索を進め、第二次大戦中ではオーストリアに残った家族の救助に奔走し、また消防団でも活躍。趣味は、探偵小説と大衆娯楽映画、、、 人生というものも、こう並べてぱっと見てしまうと奇抜さも薄れますが、この伝記は、ヴィトゲンシュタインの日記や手紙を多数引用し、

    日常生活をよりよく考えるために − ヴィトゲンシュタインの1944年の手紙から - はてなに於けるsergejO
  • 鈴村智久の研究室 M・ハイデッガー『現象学の根本諸問題』における「時間」概念について

    ハイデガーは、キリスト教神学的な思考フレームにあまりにも依存しすぎている。 その決定的な証拠は幾らでもあるが、端的に主著の一つである『現象学の根諸問題』(全集版24巻)を開いてみよう。 彼によると、時間には二種類ある。 それは、「時」と「時間」である。 「時」とは、「時間」のイデアである。 「時間」というのは、我々が時計を見て確認するときに、「今」として現前する概念である。 このように、「時間」が「時」=「時そのもの」に含み込まれているというフレームがハイデガーにある。 ところで、この「時」は、キリスト教神学的ないしスピノザ神学的にいえば、「永遠」である。 「永遠」は過去も未来も現在も全てを含む「時」それ自体、すなわち「時間」のイデアである。 ハイデガーは、名高い「存在論的差異」と同じ思考回路によって、「時間論的差異」を導入しているわけである。 「我々が数える諸々の<今>は、それ自身、時

    massunnk
    massunnk 2008/12/11
    今と永遠
  • 『科学哲学入門―知の形而上学』中山康雄 (大阪大学大学院教授) 著出版元:勁草書房(s1836)

    科学哲学入門 知の形而上学 中山 康雄 (大阪大学大学院教授) 著 四六 ・ 280ページ ・ 3150 円 (税込) 2008年10月20日発行 978-4-326-15398-5 出版元:勁草書房(s1836) 現代において哲学はどのようなものでなければならないのか。論理実証主義者たちの営みを修正しつつ前進してきた科学哲学の歩みの再考。集団的認識論のもつ意義。 科学哲学とは20世紀における認識論の試みであった。自然科学が発展し、論理学が整備された時代に、哲学とはいったい何なのか。論理実証主義からクーンのパラダイム論を通過して開けてきたのは、「科学と文化と哲学」の相互関係を再び考え直す道だった。集団における承認や相互信念のあり方に着目する立場から、科学哲学をふりかえる。 [関連書] 金杉武司著 『心の哲学入門』 (小社刊) まえがき 科学哲学という歩み

  • 2007-07-16

    F労執行委参加。渋谷直行し反G8行動報告会参加。飲み会は貧乏故キャンセルし即、帰宅。メールチェック&削除終え、F労メルマガ臨時号(22日行動の件)発行。メルマガ割り振り等。明日は元NAM有志の集まりgrass rootsの会合が表参道であり、N、O、S、T、Uと会う予定だが、台風直撃したら家に篭る。しかしそれにしても金が無い(笑)。現在所持金2,000円強。東京生活やっていけないこと確実。都会は金掛かる。交通費を1円に負けて欲しい(笑)。障害者割引みたいな、活動家割引とか出来ないものか(笑)。社会運動だって社会貢献だよな。労われてもいいはずと思うが。資主義を個人的に(笑)揚棄、否、放棄したいとふと思う。衝動的に(笑)。だってネットラジオだってメルマガだって、それにこのブログだって全部無償奉仕だよな。対価は取ってない。で、それでいい、と思ってるんなら、それで生きていけるような仕組みを考えた

    2007-07-16
  • 『パースの宇宙論』伊藤邦武 - logical cypher scape2

    パースというと、まずはプラグマティズム、そして記号論、記号論理学が思い浮かぶが、実はとても興味深い宇宙論(cosmology)を展開していた哲学者でもある。 第一章エマソンとスフィンクス パースの宇宙論そのものの解説に入る前に、パースに到るまでの哲学史が紹介される。 パース以前、それは19世紀前半のアメリカ・ルネサンスと呼ばれる時代であり、その代表的思想家がエマソンである。彼は、パースそしてパースに連なるジェームズ、デューイに影響を与えたのみならず、かのニーチェにも大きな影響を与えた*1とされ、また日では福沢諭吉、北村透谷、鈴木大拙らが影響を受けているという。 エマソンがパースに与えたものは「スフィンクスの謎」である。 この「スフィンクスの謎」は、パースの父などアメリカの思想界にとってキーワードのようになっている。 つまりは、「哲学的な宇宙に関する問題」とでもパラフレーズすればよいのだが

    『パースの宇宙論』伊藤邦武 - logical cypher scape2
  • 「で、みちアキはどうするの?」 - 20060711 comment -

    円周率の各桁の数字の並び方が完全にランダムであるとした場合、円周率が自由意思を持つ可能性について考慮しなければならないかも知れません。 http://d.hatena.ne.jp/rulia046/20060710/p1 "777777"という、7が6個続く並びは、100万桁までのうちにあるそうです。たとえば、先日の棒メディアのエントリでは"michiaki"という文字列を"109105099104105097107105"というアスキーコード(10進)の並びに変換してみましたが、この並びも同じように円周率をどんどん追っていった先のどこかに出てくるはずです。 さて、あなたがいま見ているこのブログです。当たり前ですが、わたしがエントリを書いてからあなたの見ているディスプレイに表示される前に、完全なデジタルデータに変換されるプロセスを経ています。つまり、このブログはコード化されている、数字の並

    「で、みちアキはどうするの?」 - 20060711 comment -
  • 1