タグ

ブックマーク / chidarinn.hatenadiary.org (9)

  • はてなスターを付ける動機 - 嗚呼院卒就職

    http://s.hatena.ne.jp/guide はてなから遠のいて4ヶ月近く経過しますが、日「はてなスター」という機能を初めて知りました。 "コメントを付けるには敷居が高い、でも何らかのメッセージを伝えたい"というブロガー、読者がどれほどいるのかは分かりませんが、既に私の寂れた日記にもはてなスターが付いていることから考えれば、確かに、そういったニーズはあると考えてもいいのかもしれません。 そもそも、「はてなスター」や他のブログ機能に搭載されている気楽なレスポンスを促す機能は、従来の一方向的メディアには無いものです。読者・視聴者の意見・要望を聞くためには、はがきやFAXやメールなどを送る、サイトから応えるという能動的な参画が必要です。実際、私が制作に関わっている紙媒体でも、様々な方法を用いて読者に意見やアンケートへの回答を促していますが、うまく促せていないという実感があります。それ

    はてなスターを付ける動機 - 嗚呼院卒就職
  • 嗚呼院卒就職

    毛深い女性作家と、アマラとカマラのような野生人、そして躾に異常な執着のある心理学者の話。 心理学者は研究成果(子どもの頃に受けた厳しい躾への報復)のために野生人を紳士に育て上げる。 野生人はセックスしたいために紳士になる事を受け入れる。 毛深い女性作家は自分の野生の部分が社会から認められず、自分の存在意義を証明したいために、野生人を野生に返すことにこだわる。 すれ違う欲望。 一方、脇役として出てくる心理学者の助手は、地位や知名度のある人が好きで、心理学者や有名になった野生人を誘惑する。 男に近寄るのはその人に魅力があるか、無いか、ただそれだけ。 他の三人と違い誰かをどうにかしたいという考えが無いからなんだろう、自分の欲望を叶えている。 結婚後、夫の転勤でコスタリカ、マイアミにいく著者は、夫が現地女性と浮気をしても、よきとして平静を装い続けた。 ところが、帰国と同時に夫が失踪。筆者は、三人

    嗚呼院卒就職
  • 内面は書かない方向でありたい。 - 嗚呼院卒就職

    やりかけの仕事も手に付かないの3日間*1のぐたぐた状態に終止符を打とうと、いまの心境について「はてなダイアリー」に書こうと思いました。見られることを前提とした文章を書くことは、非常に、混乱した心に良いのです、少なくとも私にとっては。文章を公開するためには読める程度の体裁と内容を備える必要があるということが、周囲が見えない甘えた自分を客観的にとらえる機会を与えてくれるのでしょうね。しかし、今日は、書きたいことを書いているうちに、「これははてなダイアリーでは書けないな」と思ったのです。それだけでなく、「はてなダイアリーにかけないのならば、どこにも書きたくないし、誰にも話もしたくないな」と思ったのですよ。ちょっと笑ってしまいました。なんだそりゃ?でしょう?というのも、ここは「独り言」をするのにもってこいの場所だったのですよ。当に。だって、自分で自身の問題を認知できず、もちろん話もまとまらないの

    内面は書かない方向でありたい。 - 嗚呼院卒就職
  • ヴァーチャルのリアリティがもたらす、リアルのリアリティについて - 嗚呼院卒就職

    id:umetenさんが、リアル(オフライン)で対話することについての相も変わらない信念*1に対して、3つの困難性を指摘しています。 そもそも全人格的な交流は不可能 オフ会という、ネットのリアリティがオフラインのそれに先行している場合、人格の全面ではなく一部が期待されているということ。 FtoFでは「声の大きいものが勝つパワーゲーム」に終始するため、すべての参加者が充実した時間を得ることが期待できないこと。 で、 「オフ会なんてリアルじゃない!」 と。私もそう思います。コメント欄でumetenさんが「まあ、そもそも「コミュニケーション」自体がバーチャルだと言ってしまいたいところですが。」おっしゃっていますが、それも含めて同感です。 しかし、一つだけ全く意見が逆なのです。今日は、それが面白かったので、引用させていただきました。というのも、私も1と3には同意、同感なのですが、上記の第二項につい

    ヴァーチャルのリアリティがもたらす、リアルのリアリティについて - 嗚呼院卒就職
  • ポストモダンが分からない - 嗚呼院卒就職

    先日、夜間セミナーでの発表後、教授から「あなたの言う『ポストモダン』は何を指しているの?」と質問されました。フェミニズム研究における、「ポストモダン」的視座とは何か。かなり困った質問なのですが、論文中に「ポストモダン」という言葉を入れたい衝動を抑えられないので(先行研究の動向上)、一刻も早く答えを出さなくてはなりません。しかし、そもそも私にとって、「ポストモダン」そのものは非常に曖昧で常に不安を感じるキーワードですので、自身で納得できるような理解をしたいと思っているのですが… 概論的なが手元になかったので*1 「ポストモダン」という言葉はどのような文脈で用いられているのか?という素朴な疑問から、この言葉の使用のあり方から規則性が見出してみようと思った。最近の”「ポストモダン」言及日記”から、テクストごとごっそり取り出して検証してみる。 リオタールを研究している友達に聞く。 ということをし

    ポストモダンが分からない - 嗚呼院卒就職
  • 性を買う側の欲望は受動的か? - 嗚呼院卒就職

    のざりんさんの10月14日の日記「売春という欲望」を読みました。 "世界、障害、ジェンダー、倫理 - 買春という欲望" これは、ピギフェミさんの日記「受動性の肯定」を受けて書かれたものです。もしかしたら、ピギフェミさんの文章を先に読んだ方が分かりやすいのかもしれません。 さて。 ピギフェミさんの着眼点は、買春をする側の欲望のメカニズムです。 最初、ピギフェミさんは、性にお金を払う行為の意味に着目しました。 性にお金を払う行為とは 「相手にとって自分が、お金を貰わなければ性的関係を持つに値しない対象だと認めること」 って、関係を求めることそれは売る行為と比べ物にならないくらい、自分(相手ではなく自分)を貶める行為 ということです。 なぜ、買う側が劣等性を持たねばならないのか。私には、これでは買い手が潜在的に性的に劣っていることを前提としているように読めてしまいます。いや、言いたいことは大体分

    性を買う側の欲望は受動的か? - 嗚呼院卒就職
    massunnk
    massunnk 2006/10/19
  • 告知:『ジェンダーとテクノサイエンス』 - 嗚呼院卒就職

    お茶の水女子大学ジェンダー研究センター(IGS)主催 第21回夜間セミナー COE「ジェンダー研究のフロンティア」C1/2/5共催 『ジェンダーとテクノサイエンス』Gender and the Politics of Technoscience ジュディ・ワイスマンJudy Wajcman お茶の水女子大学ジェンダー研究センター外国人客員教授/オーストラリア国立大学教授 2006年10月3日、10日、17日、24日、11月14日(全回火曜日) 時間:6:30〜8:45pm 開催場所:お茶の水女子大学理学部3号館701室 /日英通訳付き - お茶の水女子大学ジェンダー研究センター(IGS)は、2006年9月から2006年11月まで、オーストラリア国立大学(ANU)のジュディ・ワイスマン氏を客員教授としてお迎えすることになりました。 ワイスマン教授は、ANUのほか、London School

    告知:『ジェンダーとテクノサイエンス』 - 嗚呼院卒就職
  • 嗚呼女子大生活 - 女にとって結婚は死活問題

    昨晩、NHK総合テレビ 7月24日(月) 午後10:00〜11:28 「プレミアム10(生放送)「女性の“うつ”」」を見ていました*1。 番組に出演していた女性、そして、ファックスやメールの文章から、女性は家庭内で家事や介護をしても「当然」としてみなされ、そして仕事場では男性と同じだけ頑張っても「男性に劣る」として、周囲に理解されない分、必要以上、男性以上に頑張っていることがわかりました。もちろん、人が好きでやっている部分もあるのですが、そのがんばりを「当然」という言い方で、あるいは「好きでやっているんでしょう?(ならば、文句言わないで)」と、家族などに認められないのは、がんばっている充実感を無気力に反転させるほどに、ストレスを感じさせると思います。 うつになったを支える夫も、誰にも相談できずに家族のためといって頑張るため、結局、自身もうつになってしまうというように、家族という閉塞した

    嗚呼女子大生活 - 女にとって結婚は死活問題
    massunnk
    massunnk 2006/07/26
    ちらっとテレビを見た。「女性のうつは男性の倍」あるらしい。
  • 日記を書かない人の気持ちがよく分かる。 - 嗚呼院卒就職

    自分で設置しておいて一度も触らない、当日記のサイドバーにある、プルダウン式のカレンダーを下まで下げてみると、始まりは2003年の5月だった。5月の何日からはじめているのかは知らないが、とりあえず、「好奇心が強いわりに飽きやすい私が、よく3年間書きましたね。」と他人事のように思う。わざわざ「他人事のように」といったのは、自分が日記を書く動機が純粋に心情、あるいは内外に対する私の意見を提示したいという自発的な動機というよりも、このネット上に書くという行為そのものと、それと相互関与する周囲の反応や言葉の普及といった事象が興味深く面白いからという、少しの期待を含んだ受身的で後発的な動機によるものだからだ。日記を書き始めたころのように、書きたいことがあって、それに動かされて書くという純粋さもほしいところだけれども、3年もBlogというシステムを使い、というかそれほど使わなくとも、一旦そのコミュニティ

    日記を書かない人の気持ちがよく分かる。 - 嗚呼院卒就職
    massunnk
    massunnk 2006/06/26
    「ブクマがあるから、恐ろしい。」
  • 1