Twitterでのつぶやきをまとめたもの。 PART1 純文学=高尚・芸術的、エンターテインメント系文学=エンターテインメント・市場原理という対立はしばしば議論されてきた(文学の大衆化が登場した大正以降)→水掛け論に終始。 + そのような文学観は誤り。⇒ジャンルごとに別々のルールがある。Ex:ケータイ小説はすでに10年近い歴史を持ち、純文学とは別のメディアを介して別のルールで機能するジャンルだ。純文学のルールで批判しても意味がない。 + 「純文学は文化的だからエンタメ系文学とは異なる」という発想(文学価値の内在説)は倒錯している。特定のジャンル(純文学)は、(a)隣接するジャンルのルールとの関係、(b)同一ジャンル内の既成のルールとの関係、この二つの関係から差異化をはかり、ジャンルのルールを形成してきた(文化的パッケージを施す等)。 + Ex:全日やみちのくプロレスのショウアップされた格闘