エラー内容 以下のいずれかの理由により、該当するコンテンツを表示することができませんでした。 コンテンツの公開が終了した。コンテンツが削除された。 指定したURLが間違っている。その他、やむをえない事情があった。 ご不便をお掛けして申し訳ございません。 何卒よろしくお願いいたします。 イザ! イザ!トップへ戻る
ワシントン発--米最高裁判所判事らは米国時間2月21日、MicrosoftとAT&Tが繰り広げる複雑な論争に決然と立ち向かい、これまでの特許法の解釈に懐疑的な発言をした。米国のソフトウェアベンダー各社は、これまでの解釈は自分たちを国際的に不利な立場に追い込むと主張している。 米国内法には、米国の特許を侵害する機器を製造可能な外国メーカーに米国企業がその組み立てを可能にする米国製「コンポーネント」を輸出することを禁じる部分がある。この裁判では、この部分で意見が衝突している。そこでは、全く同じ製品が生み出される可能性もある設計プランの共有までは禁じていない。 米国のソフトウェア業界は、Microsoftに不利な判決が出た場合に、国際企業各社との特許侵害訴訟で立場が弱まり、研究は海外で行う方が魅力的になるような事態を懸念している。一方のAT&Tは、ソフトウェアベンダーはそもそも侵害の有無だけ心配
廉価版ベストのジャケットを模したようなデザインでありながらも、その撮影場所は自殺の名所であった名作『20 Jazz Funk Greats』などで知られる英アート集団、スロッビング・グリッスル。“インダストリアル”というジャンルを生み出したロック史に残るその名バンドが長き沈黙を経て復活を果たし、ファンを驚愕させたのが2003年のこと。復活後は自身が主宰するイベントなどを開催していましたが、ついにその復活を本格的に告げる、約25年ぶり(!)となるニュー・アルバムがリリースされます! 『PART TWO』(写真)と題されたアルバムは、ドイツ・ベルリンにて2005年12月31日から2006年1月1日にかけて行なわれる彼ら主宰のイベントにて先行発売される予定。また発売元ミュートのMute Bank mail order shopでも2006年1月3日から販売され、さらに一般流通でも2006年2月か
再結成&再解散ライヴを目前に控えた西村茂樹(THE LOODSほか)の旧作品リリースがふたたび決定!またもやいぬん堂からDVD付きで2タイトル発売されます。 THE GROOVERS脱退後に西村茂樹が結成した数々のバンドの音源をコンパイルしたアルバムが『SHINY GHOST(西村茂樹の90年代)』(写真・WC-062〜3 \2,625(税込))。未発表音源や初CD化となるものが多数で、日本からはNAHTのセイキ、D.M.B.Q.の増子真二、さらにはWHITE HEAVENの栗原ミチオらが参加。また“YOYO RECORDINGS”からリリースされた作品群にはウィリアム・ゴールドスミス(SUNNY DAY REAL ESTATE/FOO FIGHTERS)、モデスト・マウスのJeremiah Green、KARPのメンバー、MELVINSのジョー・プレストンまでもが参加した音源が含まれ、9
引き続き、「捨てる」を考え中。そんで、「捨てる」前に電子化して残しとかんと、後悔するかもしんない、って話をした。でも、こういう話をすると、スキャン画像はカラーか白黒か、解像度はいくつか、なんていう話にされちゃう。もちろん、そういうことも重要なんだけど、それ以前に、本について何を残すべきなの?って部分が抜けてると思うんだよね。(どの本を残すか、じゃないよ。本のどの部分を残すか、だよ。)今日はその話。 例えばね、前にも紹介した「大学図書館について、あれこれ語る会*1」の第4回目で、「文献資料の収集・保存に関する課題と今後について、・・・東京大学東洋学研究情報センター田中教授より発表・・・が行われた」わけ。(http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/gijiroku/002-1/05062001.htm)そん中で、田中さんは、 歴史
被告人が殺意をもって被害者に暴行を加えて殺害した旨の殺人の訴因に対し、(1)被告人と犯人との同一性及び、(2)殺意の有無が争われ、(1)の点については状況証拠から本件犯行の犯人が被告人であることは明らかであり、(2)の点については、被害者の死体の損傷状況や暴行の態様、犯行動機等に照らし、殺意を認定するにはなお合理的な疑いが残るとされ、傷害致死が認定された事例
耳慣れない言葉かもしれませんが,平成17年1月1日施行の新破産法で制度化されたものです。裁判所で,破産手続が開始されても,破産者が,すべての財産を失うわけではないのですが,手元に残せる自由財産とよばれるものを増やせる制度が自由財産の拡張制度です。管財人の意見を聞いて拡張の可否が決められます。総額99万円を基準にする裁判所が多いのではないかと思います。 東京地裁では,99万円を超えて,拡張を認めた事例が十数例あり,最高は評価額300万円だったようです。ただ,99万円を超える場合は,老齢,病気,要介護者の存在等社会的,一般的にやむを得ないと思われる事例のようです(金融法務事情No.1793,23~24頁)。(瑞祥)
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007022201000043.html 弁護士を採用しているのは57社で在籍数は計99人。今後5年以内に採用予定があるのは71社で、最も多く採用した場合でも約170人にとどまっている。 弁護士のいない1387社のうち、募集中か採用予定とするのは3%だけ。49%が「採用は消極的」、44%が「関心はあるが具体的に検討していない」と答えた。 私自身、弁護士としてのキャリアは「企業内弁護士」としてスタートしましたが、当時(弁護士登録は2000年10月)は、企業内弁護士(最近は組織内弁護士、と言われるので、以下、それで統一します)になるには所属弁護士会の「許可」を受ける必要があり(現在は届出制)、弁護士会で面接を受け、いろいろと事情を聞かれた上で許可が出た記憶があります。東京ではさすがにそういうことはありませんでしたが、地方の弁護士
Winnyシンポに出席してもう一つ感じたことは、Antinnyウィルスによる情報流出事故に関して、金子さんは他に責任を転嫁するような発言はしない方が良いのではないかということです。 実証実験のためとはいえ、不完全な危険なソフトウェアを広く公開してしまったことがこれらの事故に繋がっているわけですから、法的な責任の有無はともかくとして、道義的な責任の一端は感じてもらわないと、却って好感度は落ちていくのではないかと思いました(といいますか、あの部分の説明は、私は不快に感じました。)。さらに言えば、今回の判決自体Antinnyウィルスについては触れていないのですから、そもそも今回のWinnyシンポで金子さん自らAntinnyウィルスの話をする必要があったのかすら疑問に思いました。 どうしてもAntinnyの話をしたいのであれば、公開当初そのような脆弱性には気が付かなかったこと並びに刑事裁判の関係で
【よこ顔】『沖縄暮らし』の魅力を語る元東京高裁長官=ゆたかはじめさん(下) 2007年02月22日11時59分 / 提供:PJ 写真拡大 琉球王国は約600年も戦いもなく、海外交易で繁栄していた。王様のクラウンの写真を見せ、沖縄を語るゆたかはじめさん。東京・九段会館で、(撮影:穂高健一、7日) 【PJ 2007年02月22日】− (上)からのつづき。ゆたかはじめさんは「判事の仕事は厳しい。判決を出せば、決まって負けた片方からうらまれる。判事は命がけの仕事です。何度も命を奪われそうになったことがある。白と黒は神様しかできないこと。無罪でも、無実かどうかわからない」という。 法律は権利・義務を定めた皆の幸せの道具。いまでは喧嘩の道具となってしまった。東京高裁長官になったゆたかさんは「定年後、法律以外のことで過ごしたい。いい知恵はないか? 東京に残れば、法律の仕事に縛られる。一生、法律に殺さ
江頭先生の還暦記念論文集「企業法の理論」のなかに、全部取得条項付種類株式の利用制限に関する論文が掲載されておりまして、目下、読むのに苦労しております。スーっと、頭に入る人と入らない人がいるとすれば、私は間違いなく後者に属します。面白くなくて難解であればあきらめもつくのですが、かなり面白い内容でありながら、疑問が解消できないところが悔しい・・・・。学者の先生方でしたら、この上巻と下巻を一読されて、「やっぱり○○君のはおもしろいな」「そうだね、でも○○先生の発想も斬新だよね」などと会話が成り立つのでしょうが、ともかく実務に役立ちそうなところを最優先で頭にいれようともがいております私のような者にとりましては、とりあえず通読して評価する、といったところまではとてもムズカシイようであります。 さて、法曹人口の急増(司法試験合格者の増加)に伴って、「ノキ弁」が増えるであろう、といったニュースが最近よく
February 22, 2007 基準はなるべく少なく William T. Allen, Jack B. Jacobs & Leo E. Strine, Jr., Function over Form: A Reassessment of Standards of Review in Delaware Corporation Law, 56 Bus. Law. 1287 (2001) を読了。デラウェア衡平法裁判所の新旧判事3人(アレンは現在NYU教授、ジェイコブスは現在デラウェア最高裁判所判事、ストラインは現在もデラウェア衡平法裁判所判事)による、取締役の信認義務違反が問題となる際の裁判所による審査基準についての論文。この問題について考える際には必読の論文の1つで、読んでいていろいろと勉強になった。が、かなり読みにくい。記述は平易なのだが、3人の共著論文だからか、全体の見通しが悪く、
このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネット(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 ※1 日本のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 ※1 レジストラ「GMO Internet, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 ※1 2020年8月時点の調査。
このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネット(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 ※1 日本のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 ※1 レジストラ「GMO Internet, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 ※1 2020年8月時点の調査。
予告したエントリーです。田中とITOKさんの共作です。ネタにしては猛烈に労力かけてます 笑 まず基本的な事実を指摘したい(なんか偉そうだ。以下基本的にこの調子でいく)。世にいう日本のアルファブロガー(はてなキーワードによると「webサイト「FPN」の企画「日本のアルファブロガーを探せ」によって選出されたブロガーを指すことが多い」)に比べると、国際的に有名な経済系ブログでさえその集客力の点では大差をつけられているのが現実だ。 かの有名な経済系ブログであるゲーリー・ベッカー・とリチャード・ポズナーのブログでも当人たちの発言によれば全世界的に閲覧者を得ながらもせいぜい一日当り1000アクセス程度だという(『ベッカー教授、ポズナー判事のブログで学ぶ経済学』(東洋経済新社))。この数は当ブログの平均すら若干下回っている。そして日本の論壇系アルファブロガーはおそらく一日平均1万件前後のアクセス数を誇っ
もう勢いで書いちゃおう。 市場が万全ではない以上、どこかにゼロサムゲームが発生し*1、誰かが社会や組織を制御しないとみなが(あるいは一部の人が極端に)不幸になってしまう。首尾良く制御するためにはどうしたらいいのだろうか? 民主主義なんだからみんなの意見を集約してまとめて実行すればいいのだ、と素朴に考えているような人はもうあまりいないだろう。ほんとにそんなこと(素人ガバナンス)してたら、めちゃくちゃになってしまう。国民や社員がみな頭がいいわけではないし、頭が良くても仕事が忙しいので、政治・経済・ガバナンスについて考えるヒマがあったら働いて会社に貢献し、税金を納めて国家に貢献した方がいい。だから専門家(政治家・官僚・執行部)にあるていど委託して制御してもらうのだ。 任されたエージェントは、分配決定権を持っているから頻繁に悪さもするけど、まあなんとか仕事を果たそうとする。そのときに、制御の対象と
昨日の日銀政策決定会合では、今後の物価情勢の判断が重要な決め手となったが、これを占う上で、個人消費に強さが表れてくるのかが重要な判断材料となる。個人消費を考える上で、例えば、米国の個人消費は所得上位5%程度が消費全体の90%を占めるといった話があり、いつも「ホントか?」という気分になる。少なくとも日本の常識としてはあり得ない。米国は、日本の常識では考えられないような格差社会だということなのだろうか。 日本の現実を見るために、年間収入階級別世帯分布と月間平均消費支出のデータを使って、月間総消費支出の構成割合をみたのが下の表である。 2004年のデータでは、全世帯の約12%を占める年収1000万以上層の消費分布は20%程度であり、米国のような極端な消費格差はあり得ない。年収300〜800万円までの層で、総消費支出の半分以上を占めている。しかも、過去5年間の変化でみると、低所得層の世帯構成が高ま
友だちが何かに挑戦するとき、日本語だと普通に「頑張って!」と励ましの声を掛ける。これと全く同じ状況のときに、英語で声援を送ろうものなら「Good luck!」になるし、スウェーデン語でも「Lycka till!」(リュッカ・ティル(ティルにアクセント))という対応語がある。だから、「頑張って!」=「Good luck!」=「Lycka till!」って考えておけば、日常では全然支障は無いけれど、突き詰めて考えてみれば、とても大きな文化の違いを表している気がするのだ。 英語の「Good luck!」にしても、スウェーデン語の「Lycka till!」にしても、和訳をすれば「幸運を!」になる。だから「頑張って!」とは、まるで意味が違う。 ある人が何か大きなチャレンジに挑む。こういう時って、英語やスウェーデン語の感覚からすると、本人がそれなりの努力をすることも重要だけど、それ以上に成功・不成功を
国際政治のキーワード (講談社現代新書) 作者: 西川恵出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/09メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る第一級の国際関係論の入門書である。著者は毎日新聞の記者であり、『エリゼ宮の食卓』でサントリー学芸賞を受賞している。ジャーナリストの書く本は、自分の体験をもとにしたものが多いが、この本もその例外ではない。ただ、個人的な体験に対する叙述は一部であり、多くは書物や新聞で得たであろう該博な知識によって国際政治を語っている。著者は「客観的事実と呼応させることによって、国際政治が身近で血の通ったものとして読者に受け止められるよう努めた」と述懐しているが、この試みは、私は高いレヴェルにおいて成功していると思う。さすがはサントリー学芸賞を受賞しただけある。別に私は毎日新聞を高く評価する者ではないが、この著者はもっと評価されてもいいと思う。 全編が面
部屋の片づけをしていたらプリントアウトしたものが出てきたのでHDDを探したら電子ファイルも出てきた。 今日功利主義はすこぶる評判が悪い。1970年代以降の道徳哲学ないし政治哲学がロールズの『正義の理論』に牽引され、そのロールズにとって最大の目標が、功利主義に対する包括的対抗馬として自分の「公正としての正義」を打ち出すことにあったことを想起するなら、これは学界の潮流として無理もないとも思える。功利主義が駄目なことはもう前提であって、さてその後継者として何が適当かというパラダイムが形成されているのである。だがそうした状況の中で、功利主義という名前を聞いただけで過去のものと即断し、それが何であるかを吟味することなく次の段階の議論に没頭するならば、そもそも自分たちは何を乗り越えて今の段階にいるのか、どのような問題を回避することによって現在のパラダイムが形成されているのかを忘却することになるだろう。
今回の情報統制の厳しさは、これまでの報道振り(先月と異なり、ほとんど何も情報が出てこない)からよく伝わってきます。 「日銀、0.25%の利上げ決定」、これ自体は想定内かも知れませんが、「8対1の賛成多数」というのは正直驚きでした。しかも「反対は岩田一政副総裁」というのは、これまでの金融政策決定会合の暗黙の秩序が崩れたことを示しているような感じです。日銀と内閣府の見解の相違が表面化しましたね。 なお、自分のこの件についての考えは、07/02/02付けエントリーの最後に書いた以下のコメントの通り。円キャリートレードや外国為替の動向、都心を中心とした地価動向については、金融政策の判断とは別問題であると考えます。 現在の景気拡大は大企業(特に輸出産業)を中心としたものであり、中小企業の状況は必ずしも明るいものではない。現下における利上げは、特に中小企業の経営環境を悪化させるため、国内経済政策の観点
フッサールが主著『純粋現象学と現象学的哲学のための諸構想』の第一巻(以下、『イデーンI』)において導入した術語。意識の作用(判断すること、知覚すること、思い出すこと、等々*1)ノエシスと対をなす。だが、ノエマとノエシスが対になっているのはどのようないみでなのか、ということは、必ずしも明らかではない。というのも、フッサール自身が『イデーンI』において、ノエマに(少なくとも一見すると)両立しないさまざまな規定を与えているのである。したがって、これらの規定のうちのどれを優先させ、どのように解釈するかによって、ノエマに関するまったく異なる複数の見解が提出されうる。1980年代には、このような解釈をめぐって大きな論争が起こっている(ノエマ論争)。 ノエマ解釈のポイントは、 「ノエマは意味概念の拡張である」というフッサールの発言をどう解するか 「ノエマは作用の対象である」というフッサールの発言をどう解
うまくいかない日に仕込むラペ 「あぁ、今日のわたしダメダメだ…」 そういう日は何かで取り返したくなる。長々と夜更かしして本を読んだり、刺繍をしたり…日中の自分のミスを取り戻すが如く、意味のあることをしたくなるのです。 うまくいかなかった日のわたしの最近のリベンジ方法。美味しいラペを…
→紀伊國屋書店で購入 「デリダの曲芸」 これはデリダが「ミメーシス」をテーマにした著作に寄稿した論文の翻訳だ。ほかの共著者たちとしては、サラ・コフマン、ラクー=ラバルト、ナンシーなどがいる。すでにミメーシスをめぐる著書もあるラクー=ラバルトのものなど、他の著者の論文も読んでみたかった。なぜデリダの論文一本だけで一冊の訳書にしたのかという疑問はあるとしても、デリダはこの書物で素晴らしい曲芸をみせる。 デリダがまだ写真を公表しなかった頃の挿絵に、デリダが逆立ちしているのがあったと記憶するが、この論文でデリダは空中ブランコさながらの飛び技をみせる。その飛び方の見事さにはただ感心するばかりであり、読者もぜひその芸を観賞していただきたいものだと思う。 まずデリダはカントの『判断力批判』を読解しながら、ミメーシスに関するカントの「全考察」が、「賃金に関する二つの指摘に挟まれる」形で展開されているという
買って本棚に突っ込んでいたのを、ようやく拾い読み。 ワールドミュージック/世界音楽入門 作者: フィリップ・V.ボールマン,柘植元一出版社/メーカー: 音楽之友社発売日: 2006/02/01メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 7回この商品を含むブログ (11件) を見るヘルダーの「民謡」概念から、バルトークの蓄音機による民族音楽採集、国歌とナショナリズム、ディアスポラと音楽、民族音楽学と録音テクノロジーなどの興味深い問題が、非常に簡潔にまとめられていて、う〜ん、勉強になります。 教科書として書かれたものらしく、原題は、World Music: A Very Short Introduction (Very Short Introductions)。その通り「very short」なんだけど、短い割には、内容は随分濃い。
SITE ZERO Diary Blog SITE ZERO/ZERO SITE 関係者が綴るダイアリー。 さまざまな情報、日々の関心を投稿します。 バイロイト郊外のテュルナウ城で開催された会議「マクルーハン再読」に参加したあと、ミュンヘンに滞在している。「21世紀のメディアと文化についての国際会議」と副題が添えられたこのイベントの趣旨自体に必ずしも共感できるわけではない。だが、この「再読」という契機が突きつけてくる「いま」への問いなしにはどんなテクストの読解も意味をなさないのだし、マクルーハンはとりわけそうした対象として与えられている。そういう意味で、さまざまな領域から集まった発表者がそれぞれにメディアの「いま」を問いかけるこの会議から得たものは多かった。 会議からの帰途手にした『Der Spiegel』の最新号では「Second Life」の特集記事が組まれており、カールスルーエのメ
昨日(2月21日)の衆議院厚生労働委員会で、山井和則議員(民主党)の質問に厚生労働省側が答弁できなくなりました。すったもんだの末に議事進行をつかさどる時計が止まり、それにともなって速記も止まります。最終的には次回まで答弁を延期させてくださいと厚労省の側から山井議員にお願いして審議が終了するという奇妙な光景が繰り広げられることになりました。 紛糾の原因となった山井議員の質問は、パート労働法改正に関して柳沢大臣が行った答弁について問いただしたものでした。結論から言うと、まず柳沢大臣がパート労働法改正に関係する数字を予算委員会で答弁した。しかし、その数字が実態とかけ離れている可能性がある。こういうことのようです。 上で記したような審議展開について興味があって、なおかつ暇だなぁ、という方はぜひ下記のリンク先から見ることができる中継映像をご覧になってください。山井議員の当該質問は4分53秒ごろからは
「資本」論―取引する身体/取引される身体 (ちくま新書) 作者: 稲葉振一郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/09/06メディア: 新書購入: 5人 クリック: 50回この商品を含むブログ (100件) を見る以前から読もう読もうと思っていた稲葉振一郎氏(id:shinichiroinaba)の著作をはじめて読みました。 むかしマルクスの『資本論』を読んだとき、どうしても繰り返し引っかからざるをえなかったのが「労働価値説」への依拠でした。肉体労働者を労働に関するモデルとして想定することで主張される「価値を生むのは労働である」という『資本論』を支える大前提は、現代の情報消費社会を生きる人間としては「おいおい」と突っ込まざるをえませんでした。大地へと働きかける労働がそれだけで価値をもつのではなく、結果として商品が売れることによって事後的に労働に価値が賦与されるのであり、だから、労
現代イギリス政治について物凄くよく分かった。新しい社会民主主義の方向性=第三の道、について考えたい人には是非おすすめ。好著。 なおマニアックなコメントをしておけば、第6章での<「生存のリスク」の強調によって「生活のリスク」を覆い隠す新自由主義的政治>というまとめはちょっとおかしいのではないか。曲がりなりにも社会民主主義路線を取るブレア政権下でも、2003年に「反社会的行動取り締まり令ASBO」が制定され、監視社会化が進んでいる。ここには、社会的介入を嫌わない労働党政権特有の<生存のリスク>への過剰反応が見て取れるのではないか。<生存のリスク>に対しての「新自由主義的対応様式/社会民主主義的対応様式」の二類型が想定できそうだ。 また強力に進められたイギリス教育改革では、階級社会を打破するためのメリトクラシーの徹底を図りつつ、(保守党支持者を含む広範な有権者の理解を得るための)市場主義・アカウ
「仁丹」或いは世代の条件 - Living, Loving, Thinking, Again メディア技術の変化によって「○○世代」というようにコーホートを語ることの意味がもはや失効していることを示した、簡潔でとても勉強になるエントリ。「世代論が無意味」というのは以前にもどこかで目にした言葉だったけれども、このエントリですごく納得ができてしまった。一回性の「出来事」が、いつでも参照できるようなデータベース的にされることによって生まれるのは「教養の格差」である、と(エントリ内で何故か私が事例として挙げられてるんだけど『師匠!』などと呼ばれたことは一度もありません)。最近雑誌に目を通していると「団塊の世代向けの商品特集」記事がよく組まれているけれども、もう少ししたらきっと「世代」によるマーケティングのセグメンテーションなんていうのも全然意味なくなっているんだろうなぁ、などと思う(自分にはあんま
アメリカのチェイニー副大統領が20日、来日しました。21日に安倍首相と会談しました。新聞報道では日本が同盟国アメリカのイラク政策を支持する一方で、アメリカは日本政府の“拉致問題”解決を支持するというエールの交換に終始したようです。20日、イギリスのBBC放送は次のような報道をしています。「ブレア首相は数週間以内にイギリス軍1500名をイラクから撤退させるという新しいタイム・スケジュールを発表した。BBCは、もしイラク南部で治安維持が十分確保されれば2007年末までに約3000名のイギリス軍を同地域から撤退させるとブレア首相は議会で表明するという政府高官の発言を紹介している。現在、イギリス軍はイラクに約7000名の兵を派遣している」。アメリカの最大の同盟国イギリスも撤退姿勢になりつつあります。イギリスと並んでイラク戦争支持の姿勢を維持しているのは、日本とオーストラリアです。今回のチェイニー歴
21日の日本銀行総裁の記者会見を読みました。新聞報道などで注目されているのはやはり以下の論点でしょうか。 仮に低金利が経済・物価情勢と離れて長く継続するという期待が定着するような場合には、行き過ぎた金融・経済活動を通じて資金の流れや資源配分に歪みが生じ、息の長い成長が阻害される可能性があると判断されます 低金利の長期期待が、①資金の流れの歪み、②資源配分の歪み をもたらし長期的な成長を阻害する、という観点です。②の論点を先に考えると日本銀行は金融政策による低金利の長期期待の実現が、その影響の良し悪しを除外すれば、長期的な成長に影響を与えると考えているところは注意点だと思います。これはかなり理論的には興味深いところです。率直にいうと長期的な流動性の罠論にとっては逆手に使えるけれども、(長期的な流動性の罠には陥っていないと日本銀行が考えている)経済状況で金融政策が長期的な資源配分に影響を与える
数値の解釈はいろいろに可能だが。 許可数 2004年:97(半年で) 2005年:229 2006年:247 と、昨年1年が最高値であるのが意外だった。 予想では200弱だったが。 2004年、2005年は、過去にSRSをしてまだ変更していなかった人の申立が多数あったので、ある程度の数になることは予想されていたが。 その後は申立者の数は落ち着くと思われていた。 しかし、2006年は、新たにSRSをした人たちが大多数と思われるが247名の許可。 ということは今後も、年間250名近くがSRS して戸籍変更を申し立てるということか。 yanheeで「日本人が年間100名くらいがSRS している」といっていたのは、あながち大げさではないということか。 最高裁判所発表速報値 性別の取扱いの変更申立事件数 平成16年7月16日〜平成18年12月31日 新受 630 既済 605 認容 573 却下
2007/02/21 「Googleは検索技術の追究を諦めて、ネット広告に特化した」。Googleは検索技術そのものでは、先端的な検索技術を持つ他社に対して後れを取っており、自社の検索技術はGoogleのそれより2年先行している――、記者向け説明会で事業戦略を語ったファストサーチ&トランスファ 代表取締役社長の徳末哲一氏は、検索技術が開く新しい市場の可能性を感じている。同社は、エンタープライズ向け検索ソリューション市場で地歩を固めつつある。 四国お遍路はやめて検索ビジネスに 「四国にお遍路にでも出ようかなと言ったら妻に怒られましてね」。徳末氏は、長年在籍した日本IBMを1992年に離れてから、日本ピープルソフト、日本ビジネスオブジェクツの代表取締役社長を歴任してきた。前職は2005年秋に退任。次に何をやるかべきか思案していた時期、約3カ月をかけて欧米やアジアを回った。そんな折に知人を通して
「株式会社ゆびとま」(http://www.yubitoma.or.jp/)から、「株式会社ゆびとま代表取締役の変更および一部報道について」というメールが今朝届きました。 ゆびとま(この指とまれ!)は、ご案内のとおり学校が登録されている同窓会サイトで、日本の元祖SNS的なサービスですが、ここ数日、元暴力団の人物が経営に関わっていたとの報道が流れており、 一部の報道や風評により、「この指とまれ!」に関する個人情報の漏洩や悪用の恐れ、暴力団との関わりなどが取り沙汰され、ご不安に思われていることと存じますが、そのような事実は一切ございませんことお知らせいたします。 とのご注意。 あらためてアクセスを見てみると、 ということで、ここ2年ほどは、弊ブログとたいして変わらないアクセスしかなかった模様。300万人以上の登録者数があるとのことですが、私ごときの一ブログとアクセス数が変わらないようでは、もは
2007年02月22日13:27 カテゴリ イエス・キリストを理解してない人たちへ、−(仏陀を理解していない人たちも) http://www.tomabechi.com の掲示板の2004年の2月過去記事: >>>>【記事番号:497】 サトリの先にあるもの・2 投稿者: 苫米地英人 投稿日時: 04/02/16 18:53:44 近代宗教(キリスト教、イスラム教、仏教など)は、原始的宗教に一般に見られる矛盾=神と人間の関係が対等であるという立場、もしくは、人間が神を使役するという、人間が神の上位になる関係を避けることで成り立ってきたといえます。例えば、日本の古来の「御利益」の概念は、人間が、一心不乱に祈ったり、水行をしたり、生け贄を捧げたりして、なんらかの犠牲を神に払えば、神がお返しに御利益をくれるという概念です。これは、人間の行為に神が見返りを提供しなければならないという、人間と神を対
『カトリシスムとは何か キリスト教の歴史をとおして』イヴ・ブリュレ著、加藤隆 (訳) 、白水社 前著の『『新約聖書』の「たとえ」を解く』でもチラッと書きましたが、加藤先生のキリスト教関連の本というのはどれも抹香臭くなく、知的好奇心も満足させてもらえる良書揃いです。当たりはずれがありません。ということでクセジュ文庫に新しく納められた『カトリシスムとは何か』もさっそく読んでみました。日本のキリスト教、聖書学の先生方は学位が取りやすいためかドイツで学ばれた方が多く(失礼!)、フランスで出版された本はあまり日の目がみませんでしたが、加藤先生によって、そうした本がどんどん紹介されるのは、ありがたいことです。 さて『カトリシスムとは何か』ですが、ひとことで云えば「キリスト教会の普遍主義(カトリシスム)とは何かという問題に多くの頁を割いたローマ・カトリックの歴史の概観」というあたりでしょうか。この手の本
個人情報の保護 新聞倫理綱領 著作権・リンクについて 記事使用 Web広告のご案内 お問い合わせ先一覧 FujiSankei Business i. on the webに掲載されている記事・写真の無断転載を禁じます。 このサイトは、フジサンケイ ビジネスアイ(日本工業新聞社)から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く