現代美術についての授業をとっていて、その中で現代アートの入門書を読んでいる*1。 それで考えたことなど。 現代アートはよくわからない、というのはよく言われることである。 僕はむしろ、そのよくわからなさを面白がっていたりしているのだが、多くの人にとってはわからないがゆえに面白くないものでもある。 しかし、現代アートというのは、決して「よくわからない」ものではない、ということがわかってきた。ただし、わかるようになるには勉強が必要となる*2。 さて、何故現代アートはよくわからなくて、かつわかるようになるのか。 それはそもそも、何をもって芸術作品をわかったりするのか、ということだと思うが、それはさらに言うと、芸術作品とは一体何であるのか、ということであったりもすると思う。 これでは問題が大きすぎ、また抽象的すぎる。 ここでは、芸術作品とは何かを表現しているものであり、何が表現しているかわかるときわ