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ブックマーク / www.h-yamaguchi.net (20)

  • 内なる「カツマー」と「カヤマー」について - H-Yamaguchi.net

    よくものごとを二分法で語ることがある。人についてだと、「世の中には二種類の人間がいる」みたいなやつ。今だとさしずめ「カツマー」と「カヤマー」か。この2人の「論争」については屋の店先と新聞広告くらいでしか見たことがなかったのだが、「直接対決」があったらしい(参考)。対談、つうか対決も近々発売されるらしい。こんな↓。どんな内容か知らないが、まあ想像のつく範囲なんだろうと思う。 別に「頂上決戦」に口をはさむつもりは毛頭なくて。ただまあなんだ。改めて書くまでもないことなんだろうとは思うんだが、ちょっと穴掘って書いときたくなっただけのことで。手短に。 上記リンク元記事は、「対立によって互いの著書の売り上げや人気を伸ばしており、このバトルは経済評論家と精神科医による"プロレス"と見る向きもある」とけっこう手厳しい。そうした要素があることは否定できないだろう(出版はまちがいなくそうだろうし、そもそ

    内なる「カツマー」と「カヤマー」について - H-Yamaguchi.net
    mn_kr
    mn_kr 2010/01/05
    “どちらの立場の人も、「相手方」の「勢力」が「拡大」していると感じているふしがある […] どうも自分たちが時代の風潮に対してアゲンストと感じていて、だから今言わなきゃ、みたいな雰囲気”
  • ええとtwitter前議員の皆さんは・・ - H-Yamaguchi.net

    衆議院総選挙が終わった。結果についてのさまざまなコメントはいろいろな方がしているので私ごときが参戦する余地はなかろう。終わったことより、これからのことを考えたほうがいいと思う。今はまだ、政権にとどまることだけでまとまっていた政党から政権に就くことだけでまとまっていた政党に変わったという段階なわけで。 で、そういえばと思い出した。注目を浴びていたtwitter議員、もとい前議員の皆さんはどうなっただろう。 「Politter」に出ているtwitter利用者である前議員さんたちとその結果は次の通り。 逢坂誠二(民主党) 北海道8区 当選 選挙前から優勢が伝えられていたが、実際に圧勝、であったらしい。かなり早めの段階でこのつぶやきが出て、twitterユーザーの間で話題になっていた。 高山智司(民主党) 埼玉県15区 当選 事前の予測では接戦とあったようだが、実際には自民候補に約35千票の差をつ

    ええとtwitter前議員の皆さんは・・ - H-Yamaguchi.net
  • 新聞への公的支援を検討しよう - H-Yamaguchi.net

    一部で話題になったこの記事。新聞への公的支援を提言、と。それを毎日が載せているのがこれまた香ばしい、と盛り上がる向きが少なくない由。 「メディア政策:新政権に望む 「表現・報道の自由」規制、デジタル社会、そして…」(毎日新聞2009年8月24日) なるほど卓見ではないか。その通りだ新聞は守られるべきだな。よしこれに乗っかって、ちょっとだけ賛成の論陣を張ってみよう。 まずは内容を確認。記事中でこの主張をしているのはジャーナリストの原寿雄氏。共同通信社の元編集主幹、元社長だそうだ。えらい人なんだねえ。1月に「ジャーナリズムの可能性」なるを出版された由。今このご時勢に、なんて思うのは素人。「いま原点に戻って、ジャーナリズム来の力、役割を問い直す必要があるのではないか。長年の現場体験を踏まえ、放送、新聞の現状を検証し、再生の道を構想する。」という趣旨のらしい。すばらしいではないか。で、その再

    新聞への公的支援を検討しよう - H-Yamaguchi.net
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    mn_kr 2009/08/27
    “新聞も無形文化財になればいいんだ。すると新聞社は財団法人とかになって”は面白かった。|ジャーナリズムが社会的に必要であることは揺るぎないけど、今のマスメディアはそのジャーナリズムたり得ていない
  • ニコニコ動画内に駒大GMS学部のチャンネルができる件 - H-Yamaguchi.net

    このところてんてこまいが続いていて各所にご迷惑をおかけしているのだが、その原因の1つがこれ。ニコニコ動画、より正確にいうと「ニコニコ動画(ββ)」の「ニコニコチャンネル」に今日13時ごろ、駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部の公式チャンネルである「駒大GMSちゃんねる」(開設前は無効なリンクだろうが)が開設される。大学とニワンゴからプレスリリースが出るのは午後になると思うので正確にはそちらをご覧いただきたいのだが、とりあえず勝手に告知。 あと、正式のリリースには盛り込まなかった、というか盛り込めなかった話をいくつか。こういうニュースが出るとすぐ「大学も必死だなww」とか書く人が出てくるんだろうが、この件はどちらかというと、私が、ドワンゴからのお誘いにに乗っかって、学部の名前を使っていろいろ遊んでやれといった色彩が強い(いうまでもないが「遊んで」というのはレトリックだからねっ)。も

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  • 彼らのゲーム歴はなぜ公表されないのか - H-Yamaguchi.net

    京都の男子大学生6人がコンパで酒に酔った女子大学生1人を集団で暴行したとして、集団準強姦の疑いで逮捕された件は、その事実自体もさることながら、その後の大学側の対応やらネットの書き込みやらで、まだ大きな関心を呼んでいるらしい。ともあれまず、被害者の方に心よりお見舞い申し上げる。この犯罪自体をネタにするつもりはない。 とはいえ、この件については私も関心がある。過去に何度も書いたテーマなのだが、最近の話題に関連していることもあるし、「実例」を目の当たりにすると、やはり一言触れずにおくわけにはいかない。 「彼ら」、つまりその男子大学生らは、「あのゲーム」や「あの類のゲーム」をやっていたのだろうか。 「あのゲーム」「あの類のゲーム」というのは、もちろん今巷で話題のアレだ。 「レイプ描写で国際問題に…アダルトゲームの是非:児童ポルノ法改正めぐり論議再燃」(ZAKZAK 2009/06/02) レイプ描

    彼らのゲーム歴はなぜ公表されないのか - H-Yamaguchi.net
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    mn_kr 2009/06/11
    “たとえば、スポーツ選手が性犯罪を犯した事例は枚挙に暇がない。事例を調べれば調べるほど、スポーツが性犯罪を引き起こすのではないかという「仮説」に説得力を感じるようになってくることであろう”
  • 「お祈り」する人、される人 - H-Yamaguchi.net

    小ネタ。私は最近やっと知ったのだが、就職活動中の学生たちはけっこう前から「お祈り」ということばを使っていたようだ。「これまで○社からお祈りされちゃった」なんて会話してる。意味はまあ、考えてみれば想像がつくが、「不採用」ということ。かなり普及してるようで、いまや「お祈り」でぐぐれば、この意味で使われた文章がたくさんヒットするはず。 この「お祈り」という表現、いうまでもなく来は書き言葉だ。典型的には「今後ますますのご健康とご活躍をお祈り申し上げます。」みたいに使い方。選考の結果不採用となった場合、その通知の末尾に使われる。口頭でこういうことばを使う状況はちょっと想像しにくいし、いわば時候の挨拶なんかと同じで定型文だから、そもそもそれ自体を意識することにあまり意味はない。 それが日常的に会話の中でも使われることばになったのは、これまた簡単に想像がつくが、電子メールが普及したからだ。私が大学生と

    「お祈り」する人、される人 - H-Yamaguchi.net
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    mn_kr 2009/05/11
    「今後の検討をお祈りします」という本来的には固い書き言葉が、学生達のフランクな話し言葉へと流入している現象について。PCのメール、モバイルという使用メディアの差異に注目。
  • 経済学者の皆さん、今こそ議論に参加すべきときではなかろうか - H-Yamaguchi.net

    やや手短に。短いキャッチフレーズは、政治的には効果的かもしれないが、慎重な検討とか充分な議論とかを全てすっ飛ばしてしまうことになりがちという意味で、警戒すべきではないかと思う。ちょっと前の「構造改革」もそうだったが、今でいうと「100年に一度」がそれに当たるだろうか(または「みぞうゆうの」かな)。ここ数年を思い出せば「おいおい冗談だろ」的な内容が「緊急時だからしかたない」で片付けられ、これまで首をすくめていた人たちがこぞって動きだしてるみたいだ。 専門外なので、口をはさむのはどうかとも思うのだが、これだけは気になる。学者の方々の間での議論があまりにも少ないのではないか。いやしてるのかもしれないが、それが伝わってこなさすぎるのではないか。 こういう状況のときにどのような政策、あるいは政策パッケージが必要なのかについての議論は、少なくとも専門家の間では、決して収斂はしていない。それぞれの方はそ

    経済学者の皆さん、今こそ議論に参加すべきときではなかろうか - H-Yamaguchi.net
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    mn_kr 2009/04/26
    社会科学者が議論に加わることの必要性について。金融工学における実務家の“行き過ぎ”を止められなかった件、そして今回の経済危機でエコノミストの言説が不均衡に取りあげられている件。
  • なんだか「GOEMON」がけっこう期待されてるらしい件 - H-Yamaguchi.net

    小ネタ。紀里谷和明監督の第2作にあたる劇場用映画GOEMON」が5月1日から公開される。この映画に関して、ゼミ活動の一環として、学生たちと学内向けのプロモーション的な作業をやってるのだが、ちょっと興味深いことに気づいた。 なんだかこの映画、思ってたより期待度が高いらしいのだ。 やったことはたいしたことではなくて、今のところは試写会の券を配ったり、ポスターを貼ったりする程度のことなのだが、試写会の券が「意外」なほどの人気で、あっという間になくなってしまった。もちろんここのところテレビなどでもけっこうCMを流したりしてるから、それで知ってる人がけっこういるだろうことは当然想像が及ぶのだが、他の例との比較でもなかなかな感じ。いろいろ聞いてみると、男子学生もさることながら、女子学生の間での期待度がけっこう高いようだ。 一応、過去を題材にとった物語なわけだが、まあ時代劇というジャンルではないし、最

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    mn_kr 2009/04/26
    “学生の間では「初めてのデートでディズニーランドに行くのはちょっと重い」という認識が一般的であることを知って「へえ」と思ったのだが「じゃあどこに行くのさ」と聞くと「やっぱり映画とか」ということらしい”
  • 「新聞は生き残れるか」みたいなのもうやめないか - H-Yamaguchi.net

    ごく手短に。朝日新聞に、有識者100人に意見を聞いて集計する「100アンサーズ」というコーナーがあったのだが、それが2009年3月22日掲載分をもって終わった。最終回のテーマは「新聞の未来」。「現在の新聞は生き残れると思いますか。」「生き残るためには何が必要だと思いますか。」という2つの質問をしてる。回答にある内容は、まあだいたい予想の範囲内。「生き残れるか」に対して「生き残れる」62人、「生き残れない」8人、「その他」27人、「無回答」3人。 こういうのってほんとに「なにをいまさら」だと思うんだが、もうそろそろこの段階は終わりにして、次の段階に進んでいったほうがいいんじゃないかな。 このシリーズ、多くの人に意見を聞くという意味で集合知ものではあるが、いわゆる「有識者」の皆さんに聞いてるのが新聞らしい点といえようか。 とはいえ、ただ聞くだけではなく集約して使おうというときに注意しなければな

    「新聞は生き残れるか」みたいなのもうやめないか - H-Yamaguchi.net
    mn_kr
    mn_kr 2009/03/24
    社会調査の基本について。質問の言葉の定義、あるいは質問が指し示す現象の期限なども
  • 前の席に座りたまえ - H-Yamaguchi.net

    小ネタ。講義の際、どのあたりの席に座るかという問題がある。一般論的には、前の席に座る人のほうが後ろの席に座る人よりまじめに聞いている、みたいな話。後ろに座っている人を前に移らせるという教員もいる。私はそこまではしないが、感覚的にはまあ似たような印象を持っていることを否定しない。 実際のところどうなの?という話についてはよくわからないが、2007年5月5日付朝日新聞にこんな記事があった。リンク先が消えているので引用するとこう。 「後ろに座る学生、教員に厳しく自分に甘く 産能大調べ」 教室の後方に座る学生はテストの成績は悪い一方、講義への評価は厳しかった――。産業能率大の松村有二・情報マネジメント学部教授が約140人の学生を対象に調べたところ、そんな傾向が明らかになった。調査は、05年9月~06年1月の松村教授の「調査の基礎」の受講生を対象に、ICカードを渡し、座席の端末に載せることで、誰がど

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    mn_kr 2009/02/09
    アメリカのビジネススクール=教員の立っているフロアが一番低く、それを取り囲むように学生の席が階段状に配置されている教室では、後ろに座って議論を俯瞰するポジションにいる人ほど発言したりする
  • ルールは必要以上に厳しくかつこっそり破れる程度にゆるく、という話 - H-Yamaguchi.net

    この件、2009年2月2日にFNN系のニュースで流れたらしい。元記事はもう消えてるので引用しとく。 女子高校生のスカートの長さをめぐって、新潟県では2日から、格的な指導が始まった。 「日一短い」ともいわれる、新潟の女子高校生のスカートの丈をめぐり、2日、新潟市の高校で、下校する女子生徒の服装チェックが放課後に行われた。 ご苦労さまなことでというかひまだねというか、ああそうですかな話ではある。そもそもテレビ局はどうやってこの件を知ったんだろう?県がプレスリリースでも打ったの?誰かがタレこんだ? ともあれ。件、学校単位の取組みではないところがミソ。県ぐるみであるらしい。 県立新潟中央高等学校の眞島智宣部長は「スカート丈を短くすることは、一切禁止という指導をしました」と話した。 今後は、新潟市内だけでなく、県内の100校ほどにもポスターを張り、指導を徹底していきたいという。 なんでそんなこ

    ルールは必要以上に厳しくかつこっそり破れる程度にゆるく、という話 - H-Yamaguchi.net
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    mn_kr 2009/02/09
    「犯罪を誘発する」=統計的に因果関係があるのか?/「健康に悪い」=一斉に行う衣替えの方が不合理⇒結局は「はしたない」といった価値観的倫理の問題ではないのか
  • 「メディアリテラシー」に新たな定義が必要かもしれない - H-Yamaguchi.net

    「メディアリテラシー」ということばがある。Wikipediaには「情報メディアを主体的に読み解いて、必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力」と定義してあって、そもそもWikipediaをソースとして使うこと自体がメディアリテラシーの観点からは問題になりうるのだろうが、この定義はよく見かけるものとさほどちがわないように思うので当面これを使っておく。他の定義もいろいろあって、最近は発信者としての個人に着目するものも少なくない(英語版のWikipediaはその色合いがより強い)が、まあそれはそれとして。 でも最近、もう1つ、新たな意味が必要なのではないかと思ったりすることがある。それは、「メディアの人たちのリテラシー」だ。 メディアリテラシーということばは、なんだかんだいっても、マスメディアが発信者、個人が受信者という図式をデフォルトとして念頭においているように思う(歴史的な経緯か

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  • なあんだ「裁判員候補に選ばれちゃったらどうしよう」なんて悩まなくていいんだ - H-Yamaguchi.net

    手短に。裁判員制度のスタートとなる2009年5月が次第に迫ってきているわけだが、国民の間では、期待というよりむしろ、不満や不安が高まってきているようにみえる。ある人がこの制度について「裁判を早く終わらせて裁判官の仕事を軽減するために、国民を人質にとるしくみ」と評していたが、それが適切な評価かどうかはともかく、正直なところ、「なんでそんなことしなきゃいけないの」というあたりが平均的な評価ではなかろうか。 先日いっせいに発送された裁判員候補者名簿記載通知書に対しても、辞退希望などを伝える調査票が、送られた数の約1/3も返送されてきたらしい。裁判員の辞退手続きを代行するという詐欺まで登場したとかで、そんなに皆さんやりたくないのかとむしろ面白く思ったりする。 実際に候補者通知が自分のところに来たかどうかは念のため公表しない(通知が来たことを公表するのは法的にまずいが、来ていないことを公表するのはい

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    mn_kr 2008/12/28
    “ 裁判官が選任手続きでチェックするのは、「不公平な裁判をするおそれ」の有無|「すでに一定の判断を形成」と「法律に従った判断をすることが困難」→警察官不信や死刑絶対反対など”
  • 内定取り消しとただ働きについてひとことだけ - H-Yamaguchi.net

    手短に。なんだか知らないが、「ただ働き」論議が盛り上がってるらしい。といってもいくつか見た、という程度なんだけど。どうも震源地はこちらの方らしいのだが、その中の「ただ働き」部分に対して小飼弾さんがかみついて、で、それをさらに楠正憲さんがあさっての方向に広げてて。いやそもそもこの議論はただ働きが主眼なんじゃなくて、内定切りをどう考えるかって話だったんだよね? このお2人方が「ただ働き」にこれだけ反応したのは、「ある種」の仕事にはなんらかのかたちで「ただ働き」がそれなりに重要な役割を果たすからなんだろう。まあこのお2人はどちらもかなり「特殊」な例なので、一般の方にはあまり参考にならないだろうが、私程度の人間でもただ働きをすることはあって、それが重要な役割を果たすこともあったりするから、けっこう一般的なことかと思う。 それはそれとして、問題は内定切り。経営不振で内定を撤回された学生に対して、「そ

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    mn_kr 2008/12/15
    “「内定の取り消しは解雇と同じ。企業が責任を取るべきだ」と結んでいる。最後にもってきたということは、記者も同様の考えなんだろう。”
  • 「合コンしてみたい男性の職業ランキング」のどうでもいい変化に着目してみる - H-Yamaguchi.net

    比較するとこうなる。上のブログパーツは10位までしか出ていないが、30位まで伸ばして比較。 順位 gooリサーチの中の人はこう分析している。 上位3位が昨年と全く同じとなった今回のランキング。女性に人気の職業はもはや普遍的…かと思いきや、5位以降では順位が大きく入れ替わっています。昨年は上位に入った《IT企業関連》や《ベンチャー企業社長》が今年は順位を落とした一方で、《公務員》や《声優》が順位を大幅にアップさせる結果に。時代の先行きが不安視される中で、「安定している」とのイメージが強い《公務員》とお近づきになっておきたい、と考える女性は多いのかもしれません。合コン相手に希望する職業をからその年の世相が垣間見えるのは、おもしろいですね。 3位まで、というか4位もいっしょじゃん、というのはすぐわかるが、他にも何かないだろうか。と思って、順位の横についている「ポイント」に着目してみた。そもそもこ

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  • 雑誌目次をみる:「編集会議」 - H-Yamaguchi.net

    「宣伝会議」という雑誌がある。この雑誌を発行しているのは株式会社宣伝会議という会社なのだが、この会社が「編集会議」という雑誌も発行している。ちなみにこの会社、このほかにも「販促会議」「人間会議」「環境会議」なんて雑誌も発行していて、なんだかえらくまぎらわしいような気もするが、読者層がちがうだろうから読者は迷わないんだろうな。で、この「編集会議」の2008年11月号が今手元にある。この中の「ブロガーのアンテナ」というコーナーで取り上げられた関係で、送っていただいたもの。 こんなふれこみの雑誌らしい。 『編集会議』では、雑誌・書籍などパブリッシングの編集者の方はもちろん、WEBメディアの編集者、さらにはPR誌、フリーマガジンなど、あらゆる企業・業態・メディアで企画・編集の仕事に携わる編集者の方々に向け、仕事に役立つ知識とヒントを発信しています。 なるほど。「宣伝会議」が広告業界の人向けなら、こ

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  • 「血液型と性格の社会史」 - H-Yamaguchi.net

    こののタイトルにまず注目。いわゆる血液型性格診断に医学的根拠があるという話は聞いたことがないが、日を中心とするいくつかの国で少なくとも一部の人たちに受け入れられている。エセ科学と笑うのは簡単だが、ことはそこで終わらない。一般的な自然科学では、誰がやっても同じ結果になる法則を追求するわけだが、この分野は、根拠がなくても人々が「そうだ」と思えば実際にそうなってしまうからだ。 社会心理学者である坂元先生は以前そのあたりをご研究しておられたことがあって、それを示唆する結果を得たのだそうだが、全般的に心理学者の間ではこのテーマはあまり受けがよろしくないらしい。書にも少し出てくるが、かつて心理学者が軍に協力して血液型による軍人の適性調査などを大々的にやっていたり、学会内の内紛で逮捕者まで出したりという「黒歴史」がトラウマになっているのかもしれない。 それはおいとくとして、要するに血液型性格診断の

    「血液型と性格の社会史」 - H-Yamaguchi.net
    mn_kr
    mn_kr 2008/10/26
    “性格に影響を与えるかどうかという医学の問題というより、血液型が性格に影響を与えると少なからぬ人々が信じているという社会現象があるときに人間の考えや行動はどんな影響を受けるかという社会心理学上の問題”
  • 2008年米大統領選予測市場 - H-Yamaguchi.net

    「ワシントンレポート」では、カール・ローブ米前大統領顧問のほか、「ブルンバーグ」ワシントン編集長のアル・ハント氏、「ナチュラル・レビュー」ワシントン編集長のケイト・オバーン氏あたりにいろいろ聞いてる。こういう場になると必ず出てくる政治評論家のロバート・ノバック氏の姿も。 で、実際にはどう混戦なのよというと、マスコミで優勢が伝えられるヒラリー・クリントン上院議員が実際には大統領になれないのではないか、という話。理屈を聞いてみると、最大の原因は「アメリカ国民は変化を求めているのに、『クリントン』ではなんか前にも聞いた名前で変化がない」と。あまりにわかりやすすぎてかえってわかりにくい説明だが、そういうもんなのかね。共和党政権が2期続いたから変化を期待する意味で民主党優勢なんだが、かつ民主党候補の中では確かにヒラリーが優勢なんだが、いざヒラリーが大統領にとなると拒否感が強いと。なんだかどこかの国の

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  • H-Yamaguchi.net: 凶悪犯罪の高年齢化が止まらない、となぜ書かない

    「殺人事件」というキーワードでGoogleニュース検索をかけてみる。俗物的世代論の話は前にも書いたことがあるんだが、同種のネタを、少しアプローチを変えて再び。 以下、考えてみれば当然の、何をいまさら話。見た目不謹慎ぽく(人はいたって大真面目なんだが)、かつどちらかというと救いのない話なので、そういうのが嫌いな方にはお勧めしない。 検索トップに出てくるのは広島県の保険金目的放火殺人事件に関する無罪判決のニュース。これは無罪の話だからおいとこう。次は「神戸テレクラ放火殺人」事件に関して死刑判決が出たというニュース。被告はテレクラ元経営者(66)。 その次の「浅見光彦祭り」はおいといて、その次の「勿来の殺人事件でいわき南署に部長賞状」というニュースも犯人の年齢が出てないのでパスして。次の久留米の連続殺人事件の話は未解決なので犯人は不明だが、「30‐50歳の男1人による犯行」とみられる由。その

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  • 中高年の凶悪犯罪を俗物的世代論で語ってみるテスト - H-Yamaguchi.net

    最近の凶悪事件の中には、被疑者が中高年である場合がけっこうみられるような印象がある。もちろんこういうのは大方マスメディアの伝え方によって作られる印象なのであって、全体の傾向が実際にそうである保証はまったくないのだが、少なくとも世間の注目を集める状況にあるということはいえるのではないか。これまた印象論でしかないが、ニュースとかではこれらの事例について、個々の事情にまで入り込んでそれなりに突っ込んだ情報が伝えられているように思う。 で、気になったことが1つあった。もしこれらが若年者だったら、すぐにテレビやらゲームやらの影響とかが持ち出されたんだろうなぁ、というあたりだ。やれ「過保護に育てられた世代だから仮想と現実の区別がつかなくなっている」だの「なんでもネットやケータイですまそうとする現代のバーチャル社会の光と影」だの。この種の言論は、いざネットで探そうとしてみると検索上位にはなかなかひっかか

    中高年の凶悪犯罪を俗物的世代論で語ってみるテスト - H-Yamaguchi.net
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