1974年東京都生まれ。上智大学外国語学部卒。97年沖縄タイムス社入社、政経部県政担当、社会部基地担当、フリーキャップ、北部報道部長などを経て現職。著書「ルポ沖縄 国家の暴力―現場記者が見た『高江165日』の真実」(朝日新聞出版)で日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞。2020年1月、増補文庫版(朝日文庫)刊行。ツイッター@ABETakashiOki
![ひろゆき氏「沖縄は親を寝たきりにして年金で暮らす」をファクトチェック 主張の前提3点は2点誤り1点不正確 | 沖縄タイムス+プラス](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9904d8a0d1d12057b7baab6fce583cfc442424cd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Foki.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F0%2F5%2F1200wm%2Fimg_05dc3b2614207a53c8a7425ecc7854a5310413.jpg)
市民を侮蔑する発言が繰り返された。一職員だけの問題ではない。国策に異を唱える人々への差別意識が組織内に巣くっているならば、その根を絶たなければならない。 辺野古新基地建設への抗議行動が続く本部港塩川地区で6日、沖縄防衛局の非常勤職員が抗議する市民に対し「気違い」と複数回発言した。防衛局は事実を認め、「抗議者に対する不適切な発言はあってはならない」と釈明した。 公職にある立場の人がこのような言葉を発してはならない。抗議行動を続ける市民への差別であり、心の病にある人々に対する差別でもある。 抗議行動を続ける市民と警備を担当する防衛局職員が向き合う現場は厳しい環境にある。しかし、いかなる状況であれ、人格を傷つけるような言葉はどちらからも発せられてはならない。 市民によると、この職員による暴言は2~3カ月ほど前からあったという。沖縄防衛局はこれまで警備を担当する職員にどのような指導をしてきたのだろ
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沖縄県の米軍基地反対運動を取り上げた東京MXテレビの番組「ニュース女子」を巡る名誉毀損(きそん)訴訟で、制作したDHCテレビジョン(現・虎ノ門テレビ)に550万円の損害賠償と謝罪文掲載を命じる判決が最高裁で確定したことを受け、原告で反ヘイトスピーチ団体「のりこえねっと」共同代表の辛淑玉(シンスゴ)さん(64)が1日、東京都内で記者会見し、「沖縄の運動をたたくため、私の(在日韓国人の)出自を利用した、幾重にも悪質な番組だった」とあらためて批判。日本社会は「差別ビジネス」に覆われているとして差別禁止法など早急な対策を求めた。 番組は2017年1月に放送。基地反対運動で暴力や犯罪行為が横行し、辛さんらが経済的に支援してあおっているとの内容だった。一審東京地裁はDHCテレビによる名誉毀損を認定。二審東京高裁も支持し、最高裁は今年4月26日付で同社の上告を退ける決定をした。 辛さんは「勝ち続けたのは
嫌がらせを受けながら、5年以上にわたる法廷闘争を闘い抜いた辛淑玉(シンスゴ)氏が勝訴した意義は大きい。 沖縄の基地反対運動を取り上げたテレビ番組「ニュース女子」で名誉を傷つけられたとして、ヘイトスピーチ反対団体共同代表の辛氏が、番組を制作した旧DHCテレビジョン(現・虎ノ門テレビ)などに損害賠償を求めた訴訟で、最高裁は同社の上告を退けた。辛氏への550万円の支払いとウェブサイトへの謝罪文掲載を命じた一、二審判決が確定した。 辛氏の訴えをおおむね認めた判決は画期的である。ただ辛氏が「誰かが何かをしてくれる国ではない。討ち死にした人も多くいる。闘い続けるのが私の次の課題」と述べたように、全て解決したわけではない。ヘイトスピーチはいまだ後を絶たない。そもそもヘイトを許してはならない。そんな社会を実現したい。判決を機にヘイト抑止の機運を一層高める必要がある。 「ニュース女子」は、東村高江のヘリパッ
沖縄県の米軍基地反対運動を取り上げた東京MXテレビの番組「ニュース女子」で名誉を傷つけられたとして、ヘイトスピーチ反対団体共同代表の辛淑玉(シンスゴ)さんが、番組を制作したDHCテレビジョン(現・虎ノ門テレビ)などに損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第二小法廷(岡村和美裁判長)は制作会社側の上告を棄却する決定をした。26日付。同社に550万円の支払いと謝罪文のネット掲載を命じた一、二審判決が確定した。 番組は2017年1月、基地反対運動で暴力行為などが横行し、辛さんの団体があおっていると伝えた。辛さんは、同社と番組の司会をした長谷川幸洋・東京新聞元論説副主幹を提訴。一、二審とも同社による名誉毀損(きそん)を認めた一方、長谷川氏への請求は「企画、編集に関与していない」として退けた。(奥村圭吾)
ヘイトスピーチに対応する「沖縄県差別のない社会づくり条例」が30日、県議会2月定例会最終本会議で可決、成立した。賛成多数(賛成29、反対18)だった。ヘイトスピーチ発言者の氏名公表制度が都道府県条例で初めて導入されるなど、沖縄県の差別対策が一歩を踏み出す。
市民グループ「沖縄カウンターズ」は9日、沖縄県糸満市新川区公民館で企画展示「知ってほしい ヘイトスピーチのこと」を始めた。沖縄や外国ルーツの人々に対するヘイトスピーチを壁一面に張り、深刻な被害を可視化する。 会場では、県人権条例の骨子案も配布し、県が実施しているパブリックコメント(意見募集)に応じるよう呼びかけた。メンバーの女性は「規制が緩く実効性に欠ける。一人でも多く意見提出してくれることを切に願っている」と語った。 カウンターズの活動を知った新川区自治会が後援し、会場を提供した。役員の浦崎暁さんは「なぜ糸満でと聞かれるが、インターネットにはヘイトスピーチが充満している。被害は場所を問わない」と指摘した。 「黒い部屋」と呼ぶ仕切った空間は、印刷したヘイトスピーチ240点で埋め尽くされた。過去2回の那覇市での展示の後、知事選やひろゆき(西村博之)氏による抗議行動やゆを機に噴き出したヘイトス
「絶対良くは書かないでしょ、あなたがたは。証拠あるのか、あるのか、みたいに言うけど」 9月、川崎市の公共施設で開かれた裁判の報告集会。報告者の佐久間吾一氏はなおも話そうとするが、外野の支援者が割って入って終わらせた。 取材者は私を含め4人。ジャーナリストの安田浩一氏が「終わるなら構わない。でも、まだ質問にも至っていない」と告げた。その通り、全く取材にならなかった。 佐久間氏は4月の川崎市議選に立候補し落選した。演説内容が「悪意に満ちたデマによる敵視と誹謗(ひぼう)中傷」と書かれ名誉を毀損(きそん)されたとして、損害賠償を求めて神奈川新聞の石橋学記者個人を訴えた。 佐久間氏の演説は「コリア系が土地を占領」「革命の橋頭堡(ほ)になった」「闘いが今も続いている」といった内容。これをデマや在日コリアンへの中傷でなく、事実だと主張するのか。記事に盛り込むため何度も尋ねるが、明言しない。 確信犯。ヘイ
失明した沖縄の高校生に対するヘイトスピーチを目にして、ショックを受けました。基地反対運動の参加者に対する言葉もずっとひどかったのですが、警察官に暴行された被害者である高校生までが即座に標的となりました。子どもたちにさえヘイトの矛先が向く現状を改めて認識させられました。 県人権条例の骨子案は、外国ルーツの「本邦外出身者等」に対するヘイトスピーチを、発言者の氏名公表などで抑制します。一方で、琉球ルーツの人々の保護はそれより弱くなっています。 「県民」という定義は、琉球ルーツを理由とした差別の存在をぼかしています。例えば「世界のウチナーンチュ大会」で使用した「ウチナーンチュ」という用語を使用することも可能です。 実効性の観点から罰則の導入も大切です。しかし何より、外国ルーツの人々もウチナーンチュも、どちらも実際に被害に遭っており、同様に守られるべきではないでしょうか。沖縄県がウチナーンチュを守ら
発言者の意図とは無関係に、差別か否かは文脈で判断するしかない。今回のひろゆき氏の発言は沖縄の人々への明確な差別で、沖縄への差別扇動として十分成立する言葉だ。 根底に「沖縄の人々の特殊な言葉なので意思が通じにくい」とさげすみも透けて見える。文脈から方言札の歴史もちらつく。沖縄の人々が言葉に対して何を感じ、どのような歴史を積み重ねてきたか、まるで理解がない。差別と捉えるのは自然なことだ。 普天間飛行場についても、手あかの付いたデマを繰り返している。何度も否定・検証されたことだが、ネット上でいまだに流布し、影響力のある人物が拡散していることに憤りも覚える。現在の飛行場周辺は、沖縄戦前に「何もなかった」のではなく「何もかもがあり」、約9千人の営みがあった。火事場泥棒的に米軍が土地を接収し、基地にした歴史を認識していない。 基地問題の本質は日本社会が抱える沖縄への冷酷さ、偏見、差別だ。当事者側は歴史
「沖縄出身の人は標準語がうまく喋れないです。 辺野古の基地で活動してる人が地元の人か本土の人か判断するには、イントネーションや言葉の選び方でわかります。」 と、沖縄県の人に教えて貰いました。 基地反対派が沖縄の人じゃない事を指摘… https://t.co/OyjgGtq4Qg
辺野古新基地建設に対する抗議行動をやゆしているインターネット掲示板「2ちゃんねる」開設者のひろゆき(西村博之)氏が、自らのユーチューブ配信で「沖縄の人って文法通りしゃべれない」「きれいな日本語にならない人の方が多い」などとヘイトスピーチをしていたことが分かった。沖縄キリスト教学院大学の新垣誠教授(国際人権論)は「非常に危険だ。日本軍は『標準語』ではない沖縄の言葉を話す住民を虐殺した」と批判した。(編集委員・阿部岳) ひろゆき氏が7日、自身のユーチューブ配信で視聴者の質問に答えた。このほか、「もともと普天間の基地があった。周りに住宅を造っちゃった」「もともと何にもなかった」と事実に反する発言をした。 米軍普天間飛行場の区域は戦前、役場などがある宜野湾村(当時)の中心部だった。11日、ツイッターのユーザーに事実を提示され、ひろゆき氏は「たしかに言い過ぎですね。失礼しました」としつつ、なおも19
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