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ブックマーク / k-natsuba.hatenadiary.org (33)

  • エロゲーにおけるセカイ系とは - 帰ってきたへんじゃぱSS

    セカイ系とはポストエヴァンゲリオン症候群のことだ、と言ったのは宇野常寛であり、そもそもぷるにえブックマークで提唱された時から、セカイ系とはエヴァ以降の、という問題意識がその根底に据えられていた概念だったはずだ。 超然主義的セカイ系論は、まずもって多様な方向の模索されたポストエヴァ的想像力*1が三大セカイ系*2的セカイ系へと収斂していく過程*3のダイナミズムを捨象してしまっており、セカイ系が来持っていた最も美味しい部分を失った、絞りかすだけを問題にする退廃的な態度であり、従って、ポストエヴァ性という時代的・文脈的制約を外したセカイ系論はすべて無価値であると言ってそう大きな取りこぼしはない。 このような切断を積極的に進めた笠井潔が一方で有栖川有栖のパズラー超然論を批判し大量死/大量生理論に拘って見せた、時代的・文脈的制約をこそ重視して見せたのは解せないのだが、バズワードをきっちり自分の守備範

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  • 『エヴァ』から『ヱヴァ』までのアニメ十選。 - 帰ってきたへんじゃぱSS

    『シムーン』BD化交渉支援のつもりで書き始めたエントリだけれど、結局間に合いませんでした。なので、せめて翠玉の日に。しかも9月第四月曜深夜と言う緩さで。深夜? 要はかのオタ軽10のもっとヒドいような奴です。 『エヴァ』放映終了後の96年4月から『ヱヴァ序』公開開始の07年9月、ということは実質07年7月クール放映開始までの期間の、これを外す奴とは親しく付き合えないという作品を十選んでみました。基準は、『エヴァ』以降の問題意識をどれだけ引き受けているかと、『ヱヴァ』への道均しをどれだけ終えているか。 なんというか、客観性なんぞはあるわけはないのですが、少なくとも俺はこういうことを考えながらこの15年、アニメを見てきたのです。 笑えばいいと思うよ。 機動戦艦ナデシコ(1996年) 『エヴァ』以降の流行りモノ、と思われているものは、大体は『ナデシコ』が準備していた、というのは、これはアニメ史的

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  • シリーズ今日のどうかと思った声優記事。 2009-09-18 - 帰ってきたへんじゃぱSS

    シリーズ今日のどうかと思った声優記事。 http://d.hatena.ne.jp/n_euler666/20090915/1253041983 そいえば,今期って堀江さんの活躍が凄まじいよね. いろんなキャラをやってる. 芸幅が広いというか,どんな役でも使える便利な声というか,どんな役を振っても平均点以上を確実に出せるアベレージヒッターって感じか? いや,それにしても,ここまで柔軟性の高い声ってのはすごいよね,ほんとに. ちげえって。話が逆だって。 堀江由衣的なものが求められる役柄が多様化しているから堀江由衣の仕事が増えてるんだって。 堀江由衣的なものとはどういうものか? それはまあ色々あるけれど、一言で言えば天使性。 浮世離れしていながら、決して手が届かなくはない、そういう距離感。 『うみねこ』の真里亞が天使的だ、というのはまあ、議論の余地のないところでしょう。『化物語』の羽川と『咲』

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  • 細田守監督『サマーウォーズ』 - 帰ってきたへんじゃぱSS

    ストーリーの新奇性に価値のある映画ではないと思われたので、隠しません。逃げたきゃ逃げたまい。 言っておくがな、俺は『デジモンアドベンチャー02』の世界中の選ばれた子供たちを巡る展開が結構好きだったりするくらいには世界の広さが情念で乗り越えられるシチュエーションが大好きなんだぜ。 全編まあ楽しかったんだけど、気で泣きそうになったのはそこだけでした。 それも無論『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』の焼き直しではあるけれど。 んーと、これ多分『ウォーゲーム!』のリメイクってことで話が動いていたのを「なめるなよ、石川。12万人しか動員していない作品の続編が、どうして売れるんだ」みたいな、「なめるなよ、齋藤。ジャリ番のリメイクが、どうして売れるんだ」というような話になって、完全オリジナルの新作なる触れ込みになったんでないかなあ。そうとでも考えないとありえないくらいなにもかもが『ウォー

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  • ■ - 帰ってきたへんじゃぱSS

    何故か、氷川へきるさんとご一緒する機会を得る。 蒲田の飲み屋で気付いてみたら8時間も色々語らっていたのだけれど、その中で氷川さんが強調されていた、はてなキーワード直しておいてよ、とまで言われたのは、「自分はあずまきよひこのフォロアーではない」、ということでした。 「女の子ばかり登場するギャグマンガを『あずまんが大王』以前から自分たちはやっていた。あずまさんはそこにあとからやってきた。その後自分たちが編集者に相手にされるようになったのは『あずまんが大王』があったおかげだとは思うが、フォロアーではない」というような趣旨。なるほど、と思う。 そんな理由で『あずまんが大王』のキーワードを編集しておきました。

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    nisoku2
    nisoku2 2009/06/22
    ぱにぽにに関して言えば、そもそも4コマですらないし。
  • シリーズ僕の考えた景気対策。 2009-01-04 - 帰ってきたへんじゃぱSS

    シリーズ僕の考えた景気対策。 http://kaoriha.org/nikki/archives/000599.htmlの顰にならって。 いや、というか、素人考えの疑問なのだけれど、生活保護を出す基準を緩くする、ていう景気対策はアリなような気がするのだけれど、なんで取り沙汰されないんだろう、ということなんですが。 結局購買力ほぼゼロの人に重点的にお金をばら撒くと消費は上向くわけじゃないですか。 なら、若いんだから働けよ、とか、えてる親戚いるじゃん、とかの理由で申請を却下されている層に生活保護を認めてやれば景気対策、内需喚起としては効果があるんじゃないでしょうか。 この方策のいいところは、既にシステムができあがっていること。 水際防衛すんなよという通達一枚で済む。 無論、申請を多く受け付ければ必要になる人員も増える。が、それはまあ、雇用対策として人を雇えばいい話で。 財源? 財源はとりあえ

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  • クリスマスの声優オブジイヤー的アワード的イベント結果 2008-12-24 - 帰ってきたへんじゃぱSS

    サンタクロースがいないなら、サンタクロースになればいい、とロックはいいました。 俺が、俺たちがサンタクロースだ、と刹那はいいました。 そんなわけで。 ギルベイダーさんおいでになりました。おつきのヘルディガンナーさんも一緒です。 いつ組めることやら……。 ■ ヘルディガンナーさんは完成した。 組立てと写真の腕は突っ込むな。 毎年恒例のアレはまたあとで。 毎年恒例、名前も毎年変わるクリスマスのオブジイヤー的アワード的なアレ。第四回。 今年はメグースキーあけのんスキーid:hokusyu、ノトスキーid:MyMtK_nt、キタエリスキーid:thirで決めてきました。 SF研か。 ぶもんしょー。 部門名 受賞者 コメント エロス声優オブジイヤー 根谷美智子 去年一昨年の受賞者が揃って仕事を減らしたので、このレジェンドが回帰遊ばされました。 ルーキーオブジイヤー 沖佳苗 仕事多かったし、体当たりで

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  • 2008-12-12

    桑島法子さんお誕生日おめでとうございます。 何故か井口時男氏にお褒めをいただく。 ・君のロジックはクリアだ ・君の連帯は美しい もちろんお世辞だろうと思うし俺の聞き間違いや記憶の錯誤かもしれないのだけれど、こういわれたように思えたことがとても嬉しかったので記しておきます。 経緯は省きます。

    2008-12-12
    nisoku2
    nisoku2 2008/12/13
  • ■ - 帰ってきたへんじゃぱSS

    ヨコハマはてサ会議。 つまりオクトーバーフェストにいってきた。 横浜トリエンナーレのでっかい横断幕が馬車道駅にかかっていた。 現代アートってこんな広告出して引き合うくらいの市場はあるんだよなーとつくづく思った。 市場はある、アカデミズムの権威に保護されている。ハイカルチャーってサブカル寄りの評論家が言い募りたがるほどには脆弱なものではないのよね。 それがそうではないかのように言い募られるのはなんていうんですかね、優しい嘘なんです。「まだ沈まずや定遠は」と聞かれたらいや今主砲ブッこまれたばかりなんだけどとか定遠はさておき鎮遠ブリブリに元気なんですけどとは言わず「戦い難く成し果てき」と答えるのが優しさです。 「まだ沈まずやハイカルは」「戦い難く成し果てき」。これでオタクの人たちは微笑んで死んでいけます。 つまりハイカルチャーに乗れてない人間てのは、まず何よりも歴史から排斥されている*1わけだけ

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  • 2008-09-24 -[偽史199X]僕は冬彦さんじゃないんですよ!- 帰ってきたへんじゃぱSS

    1990年代のフィクションにおける精神分析・心理学ガジェットの大流行の発端は、1991年6月日公開の映画『羊たちの沈黙』であり、国内の作品で言えば1992年のドラマ『ずっとあなたが好きだった』で取り沙汰された、マザコンの語であろう。ダニエル・キイスの『24人のビリー・ミリガン』の邦訳も1992年。ロバート・レスラーの著書が日に紹介され、プロファイリングの手法が広く知られるようになるのは1994年。このようなブームの総決算とも言うべき「マーダー・ケースブック」の刊行は1995年10月からで、『羊たちの沈黙』の構図に回帰した『沙粧妙子 - 最後の事件 -』も1995年。 「トラウマ」「コンプレックス」「サイコパス」「多重人格」などのおどろどおろしい術語は、『新世紀エヴァンゲリオン』以前に、市民生活を脅かすモンスターの存在原理として既に広く受け入れられていた。今読めば「ああ、綾波なのね」と言

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  • 俺は俺が面白いと思ったものが貶されてるより俺がつまんないと思ったものが褒められてるほうがイヤ - 帰ってきたへんじゃぱSS

    つまんねえもんを見せられたあと、このつまんなさを共有してくれる相手、を探してネットを彷徨った事がみんなないのかなあ。 ネット書評なんてそういう需要にこたえるのが第一だと信じてるんですが。 いや、面白くても同じことするけど。どの道、なんかに触れてなんかを思った、この気持ち・意見を共有してくれる人が欲しいと思うとき、人は「XX 感想」「XX 書評」「XX 傑作」「XX クソ」とかでぐぐるのだ。 建設的な批判をネットに気で求める作家や編集者には正気か、と問いたい。それが提供できないと悩むネット感想系の人にも。 違う言い方をすれば、サイト管理人はサイトの読者*1に向かってだけ書けばよいのであって、一人か二人の作家や編集者のことを考えたって仕方がない、という事。あと褒める感想は商業でも読めるので、貶す感想のほうがネットに求める人多いんじゃないかなあ。俺は俺が面白いと思ったものが貶されてるより俺がつ

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  • 声優批評入門 - 帰ってきたへんじゃぱSS

    主宰のthen-dさんより転載の許可が出ましたので、then-dさん編集の同人誌Tactics/Keyゲーム評論集『永遠の現在』に寄稿しました文章をここに公開します。 then-dさんのウエブサイトはこちら↓ http://members.jcom.home.ne.jp/then-d/ なお、『永遠の現在』は残部僅少の由。慌てて通販に走るよろし。 (ついき) 当時から残ってた誤謬を潰したお。 (ついき) 通販はもうないそうです。次のイベントでお買い求めください。*1 参加イベントは 評論系オンリー同人誌即売会「TokyoBookManiax」(10月12日(日))「GameDeep」に委託 コミックマーケット75(12月30日(火))「theoria」 とのこと。 「声優批評入門」 夏葉薫 序 稿の目的は、ギャルゲーとは質的な隣接関係にありながら、その存在を活字メディアからもブロゴスフ

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  • ■ - 帰ってきたへんじゃぱSS

    『スカイ・クロラ』感想つづき。 吾人はシムーン脳なので、無論『シムーン』のことは連想しました。 『シムーン』は永遠の少女であることを諦めた少女たちの肖像を描く作品で、対して『スカイ・クロラ』は永遠の少女として生きざるをえないキルドレたちを描いた作品、という対比はそれなりに可能な気がします。 繰り返しの日々を送るキルドレがいつもおんなじ押井守なのだとすれば、つまりアーネヴィ=押井守、なのであって、アーネヴィがどうなってしまったのかについての物語だったとはまあ一応言える。永遠の少女も辛いのだ。 とすると、大人の男=ティーチャー=フローフ=西村純二、であって、『BD』以来別れてしまった西村純二への押井守からのメッセージとも『スカイ・クロラ』は読める。 え、押井守は西村純二に勝てないの? 勝ててない、と思う。押井守はやはり不器用な演出家であって、TVシリーズの雇われ監督を何もこなすタイプの演出家

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  • アニメの四竦み - 帰ってきたへんじゃぱSS

    俺の観察によれば、作画マニアは声優、声ヲタはプロモーション、プロモーションヲチャーは文芸、文芸派は作画でアニメが売れると思ってしまいがちである。という四竦みはちと綺麗すぎるわけでは無論あってややこじつけの感がぬぐえなくはないのだけれど、作画マニアが声優でアニメは売れる、と主張している現場には幾度か行き会ったことがあるし、心ある声ヲタたちにとって声優の良し悪しがアニメの売り上げに大きくは関与しないことは常識であり、であれば現代社会の常識として売り上げの決定要因として広告展開を持ち出すのも声ヲタの習い性、お話が面白くないと、と主張するプロデュースサイドの人間、お話が破綻しているのに絵が綺麗なだけのアニメが売れていると主張する物語重視タイプのオタクにも心当たりがあるのでまあ、そんなに外してもいないのだろうとは思っている。 無論、これはアニメの作品としての寿命をかなり致命的に左右するアニメの売れ行

    アニメの四竦み - 帰ってきたへんじゃぱSS
  • ■ - 帰ってきたへんじゃぱSS

    誰も、『天元突破グレンラガン』のDVDが売れていることをもって四話の作画は商品力を下げはしなかったのだ批判派涙目ざまあねえな、という勝利宣言をしていないようなので、するなりよ。 ざまあ見ろ。 あ、当該話数収録の二巻だけ数字が下がってるとか言うこともなさそうです。 燃え標榜アニメ特有の歴史的感覚の欠如、ラスト三話あたりのアレっぷりと終了後の過大な評価で微妙にアンチげな最近の俺ですが、この、あの四話が商品力を下げなかったという事実はいくら喧伝されてもいい、と思うの。 ところで、この事実にはいくつかの解釈の可能性があります。 他の収録話数のよさ、あるいは全巻買い揃えておきたい欲求が四話の作画のマイナスをはるかに大きく上回った。 購買層は良くも悪くも作画なんてかけらも気にしない。だから、四話の作画が悪いとも他がいいとも思わず買っている。 四話の作画のよさが購買層に伝わった。 まあ、一番大きくは1な

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    nisoku2
    nisoku2 2008/05/09
    >誰も、『天元突破グレンラガン』のDVDが売れていることをもって四話の作画は商品力を下げはしなかったのだ批判派涙目ざまあねえな、という勝利宣言をしていないようなので、するなりよ。
  • 藤村歩語り 2008-05-04 - 帰ってきたへんじゃぱSS

    バーチャルネットプティスールevatakaたん2X歳が藤村歩語りがプチブームだ、と言っていたhttp://d.hatena.ne.jp/evataka/20080504#p1ので、集めてみた。基はてな。村シャカイのニンゲンだからな。ところで俺は遠藤綾は無論エロ高貴だとして、今期は黄金世代最後の大物・升望がいいと思うんだ。あと新井里美。 http://d.hatena.ne.jp/moonphase/20080414 とにかくハイテンションな演出で、凶華様がひたすら喋って喋って喋り倒す。藤村歩への依存度が極端に高い作品だ(笑)。 moonphaseの人らしい無難なまとめ。 藤村歩に具体的には依存しているが、同じスピード感の出せる声優ならばそれなりにこの作品は成立するだろう、という視点はあまり忘れたくはないところ。それがマシンガンが出世につながりにくい理由だし。 http://keieswo

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  • 今日のどうかとおもった声優記事二本。 2008-04-27 - 帰ってきたへんじゃぱSS

    今日のどうかとおもった声優記事二。 http://blog.goo.ne.jp/skripka/e/eeffe51734eb44de468ccd053bc51614 釘宮理恵の声質の特異性をツンデレ性に即して語るにあたって比較対象として田村ゆかりはいかにも不相応。だいたい「ツンデレのロリ声というと、田村さんを引き合いに出す人もいる」というが田村ゆかりのロリツンデレってどのキャラなのか。『the SOULTAKER』の明日香? 『かしまし』のとまり? 『アイドルマスターXENOGLOSSIA』の伊織? いずれにせよ、ツンデレかもしらんがロリっつうとずれるんでね? 何故斎藤千和とか水橋かおりとかのいかにもなところを避けるのか。 釘宮のいいところは、少年役がつとまるくらいに凛々しいところ。千和との比較ならそれは火を見るよりも明らか。ゆかりんとの比較だと、その凛々しさは上手く抽出できない。声質論

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  • 今回の「ダ・ヴィンチ」の特集の年表はヒドいもんだった - 2008-03-12 - 帰ってきたへんじゃぱSS

    http://d.hatena.ne.jp/kim-peace/20080312/p1 明らかに虚偽の内容を捏造しライトノベルを貶めるような言説 いや、今回の「ダ・ヴィンチ」の特集の年表はヒドいもんだったと思いますが。 TRPGの文字がなく、電撃文庫が創刊と同時に人気を博していて、『エヴァ』と『ブギーポップ』に直接の影響関係があり、セカイ系の定義の的外れっぷりがどうよって感じで、サイバーパンクの項目もクソ嘘っぱちで、中身もgdgdじゃねえかと俺は思いました。 ライトノベルを貶める、とは言えないにしろ、看過できない虚偽の内容であったかと。 ■ サイバーパンク云々についてまじめに説明すると。 『ブラックロッド』と『ぼくらは虚空に夜を視る』をどちらもサイバーパンクの影響下に成立した作品、と称する事は間違っている。 『ブラックロッド』は、言うまでもなく正調サイバーパンク小説であり、これはサイバーパ

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    STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2008年 02月号 [雑誌] 出版社/メーカー: INFASパブリケーションズ発売日: 2008/01/04メディア: 雑誌 クリック: 23回この商品を含むブログ (22件) を見る 『ジャンプ』特集目当てで。 更科節が満喫できる良い特集でした。 ひとつ。 『ONE PIECE』の扱いについて。 『ONE PIECE』を「友情・努力・勝利」への単純な回帰とみなしておくのは、まあ議論の簡便さを考えれば頷けるところなのだけれど、『ONE PIECE』とジャンプ黄金期漫画――例えば『魁! 男塾』とか――が、テーマ論としては「友情・努力・勝利」を描いているのだとしても、そのありようは随分違う。 黄金期ジャンプにおいて、「友情・努力・勝利」の実態とは、まずもって、バトデレ展開のことだったといっていい。 バトデレとは俺が今作った言葉で、バトルのあと、

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    語弊のある言い方をしますが。 動画ってトレスして中割するだけだから動画1枚ってのが漫画1ページとかイラスト1枚とかと同じような労力のかかるものだということはないです。 1年以上やってる一人前の動画マンなら月1000枚は描けるものらしいので、1枚210円でも21万円。高卒20歳前後ならフツーの稼ぎではないですかね。1000枚は結構多い人か。まあでも500枚ならいくものらしい。それだと10万5000。700枚なら14万7000。 カラーイラストなんか1枚2万くらいからみたいだけど、月10枚ったら結構しんどい作業量になるはず。 モノクロ漫画がページ8000円くらいからスタート、て話なので、これで21万稼ごうと思ったら24枚。付き合いのある編集部が一箇所しかなければまあ甘んじるしかない月産量が多分こんなもんです。 動画マンが当に辛いのは仕事に慣れる前、1年目の前半くらいの時期だけで、その時期を生

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