タグ

カルビーと経営に関するobata9のブックマーク (2)

  • ジャガイモとIT革新の密な関係

    安倍晋三首相は9月29日の所信表明演説で,「イノベーションの力とオープンな姿勢により,日経済に新たな活力を取り入れ」ていく,と述べた。この演説内容を読んで筆者が最初に思い浮かべたのは,ジャガイモである。ここ1年くらいの間に聞いた話の中で,もっとも面白かったのが,ある会社が計画している「ITによるジャガイモのイノベーション」であったからだ。 その会社の構想はこうである。美味しいジャガイモを育てる。その時にITを利用する。収穫したジャガイモを必要な時,必要なだけ工場へ届ける。その時にITを利用する。ジャガイモを使った新しい菓子を創造し,マーケティングし,販売する。その時にITを利用する。一連の活動に数値目標を設定,常に改善していく。その時にITを利用する。 この構想は,経済学者のシュンペーターが『経済発展の理論』の中で述べたイノベーションの定義に合致する。シュンペーターは,イノベーションを「

    ジャガイモとIT革新の密な関係
  • 真髄を語る 危険な「手段の目的化」 防止策は社長がとる

    中田 康雄氏 カルビー社長兼CEO、CIO 2005年6月から社長になって改めて気付いた点があります。それは「経営手法やそれを支えるIT(情報技術)はいずれも経営戦略を推進する手段である」ということです。社長としては、あくまでも経営戦略の推進に関心が向く。ところが、手段であるはずのITや手法が、ともすれば目的になってしまう危険がつきまとうのです。 副社長時代からCIO(最高情報責任者)を兼務していて、当時から注意していましたが、情報システムを開発したり、運用する段階になると、そのこと自体が目的になってしまいがちです。「とにかく動かせ」というのは悪い状況です。来の目的がおろそかになってしまうからです。 「動かせばいいのだろう」という雰囲気が社内に広がってきたら、経営トップが意識して社内を変えていかねばなりません。情報システムの構築が目的になることに歯止めをかけるには、情報システムというも

  • 1