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システム開発と社会保険庁に関するobata9のブックマーク (3)

  • 社会保険庁問題を検証する 【プロローグ】 公開資料から浮かび上がる疑問:ITpro

    社会保険庁(以下,社保庁)の改革と宙に浮いた年金記録,さらにそれらを処理する情報通信システムについて,大きな話題となっている。これらについて,私は「そもそもITガバナンスが欠落しているからではないか」という疑問を持っている。ちょっと考えただけでも分かることだが,情報通信システムを刷新するだけで,社保庁が抱える諸々の問題が解決するわけではないだろう。 そうした疑問を解くため,ここしばらく,社保庁関連の公開資料を精読,検討を続けている。すると,業務プロセスと情報通信システムの乖離(かいり),情報通信システムを活用する上での組織風土の未熟さ,十分なITリテラシーを持つIT専任者の不足,守旧的な情報通信システム開発方法論の闊歩(かっぽ),プロジェクトの監査不十分,等々の問題が浮かび上がってきた。 社保庁問題については,ITpro WatcherのCRM Watchdogでも数回にわたって取り上げた

    社会保険庁問題を検証する 【プロローグ】 公開資料から浮かび上がる疑問:ITpro
  • 「片山さつき氏発言」に触発され,社会保険業務の業務・システム最適化計画を熟読した

    先日筆者が記した「片山さつき議員の『システムは数カ月でできる』発言に思う」には,読者諸兄から多数のコメントをいただいた。この場を借りて御礼申し上げたい。 ただ,筆者は正直少しとまどっている。たまたま「朝まで生テレビ」を視聴していて,情報通信システムについて無茶な解説やら主張やらが飛び交っているな,との印象を抱き,その感想を述べたまでだった。 もちろん,いい加減にこの番組を眺めていたわけではない。録画した番組を見直しつつ,出演者の発言を追った。そして無茶を通り越して非常識だと思えたところをピックアップしたのである。 CRMを専門とする筆者は,社保庁に代表される公的機関の情報システムについては門外漢そのものである。だが,筆者は複数の企業で情報システム部門のマネジャを務めていたことがあるので,一通りの知見はある。それに年金はいずれ筆者自身が大きく関わる話題だ。 そこで筆者は引き続き,社会保険庁(

    「片山さつき氏発言」に触発され,社会保険業務の業務・システム最適化計画を熟読した
  • 片山さつき議員の「システムは数カ月でできる」発言に思う

    6月29日金曜日の深夜,テレビ朝日で「朝まで生テレビ」が放送された。与野党の国会議員が出席し,国民年金に関して意見を戦わせていた。 その番組を見ていた筆者は,片山さつき衆議院議員の発言に,思わず起き上がって映し出されている画面を注視した。片山氏は「(新しい年金システムは)数カ月でできる」と発言したのだ。筆者は「どうやったら数カ月でできるのか説明してください」と画面に向かって叫びそうになった。 同時に,筆者は片山氏の「数カ月でできる発言」には何かの根拠があるのではないか,と考え始めた。国会議員,それも自由民主党広報部副部長兼広報局長としての発言だから,さすがにまるっきり根拠や確信のないことは言わないだろう,と考えたからだ。 テレビに映し出された片山氏の発言はそこで終わったのだが,隣席の出席者から小声で訪ねられたのだろう,小さな声で「マイクロソフトの…」という片山氏の私語が短い時間流れた。

    片山さつき議員の「システムは数カ月でできる」発言に思う
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