今年のInteropでひそかに燃えるコーナーがある。ベンチャーパビリオンだ。主催側では、これからの日本のITの発展には、可能性にチャレンジを続けるベンチャー企業の活躍が不可欠として、ここ数年にわたり企画し、このコーナーを設けている。 ここでは、斬新な技術や革新的なソリューションを持つ大学、研究室をはじめ、ベンチャーキャピタルによる投資ベンチャー企業、独自のベンチャー企業というゾーンに分けて約40社が参加、意欲的な取り組みがアピールされている。全体的には、ソフトウェアやアプライアンスが多く、セキュリティやモバイルアプリケーションなどで、ユーザーニーズに根ざした実践かつ効果的なソリューションの提供を狙っている。 Interopがもともとベンチャー系にフォーカスしたのは、米国における開催からで、「スタートアップシティ(Startup City)」と呼ばれている。日本でこの展示コーナを開設し始めた
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