Make the real world computable 現実世界を計算可能にする Rapid realization of cutting-edge technologies 最先端の技術を最短路で実用化する Robots for everyone すべての人にロボットを
UR協働ロボットフェア2024に出展します(期間:2024年4月23日(火)~24日(水)、会場:東京都立産業貿易センター浜松町館)
オープン6年目を迎えた東京・秋葉原の会員制モノづくり施設「DMM.make AKIBA」で社会課題を解決しようと奔走するスタートアップを追いかける連載「モノづくりスタートアップ開発物語」。第8回は、モーターが内蔵された「ロボット義足」の製品化を目指している「BionicM(バイオニック・エム)」を取り上げる。同社 CEOの孫小軍氏に、開発の経緯などを聞いた。 人の動きをアシストするロボット義足 BionicMによると、事故や病気などで足を切断せざるを得なくなった人は現在、日本国内だけでも約9万人に上るという。国によって下肢切断者の割合は異なるが、世界全体で見ると、義足を求める人の数は約1000万人に達する可能性がある。 しかし、一般的な義足は日常生活で不自由なく使えるようになるまでに、2~3カ月のリハビリをしなければならない。また、動かすには自分の力が必要で、疲れやすい上、転びやすいという
秒速10センチで歩く、2足歩行ロボ。ゆっくりと景品に近づいて抱え上げ、穴に運んで落とす――「ロボキャッチャー」は、身長約30センチのロボットを、ボタン操作で動かして景品を取るというクレーンゲームだ。 福岡市のロボットベンチャー・メカトラックスが開発した。創業者の1人で、2足歩行ロボットの競技大会「ROBO-ONE」で2連覇した経験を持つ古賀俊亘さんが技術開発リーダーを務める。 起業は2005年12月。古賀さんがROBO-ONEで使った2足歩行ロボットを改良した「KRB-1」を販売してきたが、価格は65万円と高価で、これまでに売れたのは5台ほどだ。 KRB-1は、ロボット用のOSやマイコン基板などを搭載して検証するプラットフォームとして、大学の研究機関などで使われている。「趣味で欲しいという人もたまにいたが、一般向けには売れなかった」と、もう1人の創業者・永里壮一社長は話す。 どうすれば売れ
ロボットクリエイターの高橋智隆さん(31)は、滋賀県にある実家の2階で1人、ロボットを手作りする。アイデアを練り、スケッチを描き、不確定なまま作り出す。「あとは試行錯誤。ギリギリ入らないからもうちょっと削ろう、とか。職人ですね」 設計図はない。「設計図が必要なのは、開発メンバーと情報を共有したり、部品を外注に出して作ってもらう時。1人でやるときは不要」。商品化が決まると、現物で納め、そこから設計図を起こす。 材料は、ホームセンターと通販でそろう。機材は掃除機とカセットコンロ。誰でも手に入れられるものから、彼にしか作れないロボットが生まれる。 削った木材に瞬間接着剤をかけて木型を作り、カセットコンロで熱したプラスチックを押し付け、裏から掃除機で空気を抜いて成型する。掃除機は、切りくずの掃除にも使えて一石二鳥だ。 コンロの熱で部屋は暑い。窓を開け放して換気しながら、1日中作業する。温度が上がり
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