10月上旬、三菱・三井という財閥を越えたタッグが静かに出航した。防衛産業では久々の大型再編だ。三菱重工業が三井E&Sホールディングス(HD)の艦艇・官公庁船事業買収を完了し、営業を開始した。冷戦以降、世界では防衛産業の再編が進んできたが、日本ではほとんど進まなかった。弱体化する防衛産業の苦境を前に、国内防衛最大手の三菱重工業がようやく重い腰を上げた。「こんなど田舎に三菱が来てくれてうれしいとい
3月27日、全日本空輸(ANA)が三菱重工業が開発している国産初のジェット旅客機「MRJ (三菱リージョナルジェット)」の開発が決定した場合、これを購入すると発表した(プレスリリース)。購入規模は25機。これによりANAは、MRJの初めての発注会社(ローンチカスタマー)になる。 MRJは全長35.8メートル、全高10メートル、全幅30.9メートルの小型ジェット旅客機で、座席数は86~96席。航続距離は1630キロメートルと短いが、短距離離発着性能に優れており、省燃費性能の高さによる経済性や快適性の高さが重視されているという。低騒音で環境性能も高い。ANAでは主に地方都市同士を結ぶ国内線に就航させる模様だ。 先手を打つANAの「フリート戦略」 ANAといえば、次世代の中型ジェット旅客機「ボーイング787」においても、世界各国の航空会社に先駆けてローンチカスタマーになった(参照リンク)。ローン
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