雷、サージ……電源を巡るトラブルからシステムを守る:ディザスタリカバリで強い企業を作る(1/4 ページ) 主に企業にとって重要な役割を担う部門~基幹システムで使用されるIT機器を対象に、電源周りとファシリティにおけるディザスタ対策について説明する。 サーバルームはもちろんオフィスでも、サーバやルータ、スイッチングハブから個々の従業員が利用するPCまで、さまざまなIT機器が利用されている。この記事では、主に企業にとって重要な役割を担う部門~基幹システムで使用されるIT機器を対象に、電源周りとファシリティ(ラックや空調)の視点から見たディザスタ(災害)とその対策について説明しよう。 まず前提として、最近のIT機器の主な動向として、次の要素を考慮しておく必要がある。 ラック搭載(ラックマウント)型のIT機器が増えている 高速/高性能化に伴い消費電力=発生熱量が増えている ブレードサーバに象徴され
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