ステアリング機構にPiezo Sonic独自の超音波モーター「ピエゾソニックモータ」を搭載する搬送用自律移動ロボット「Mighty」と、Piezo Sonic 代表の多田興平氏[クリックで拡大] ※撮影:筆者 コロナ禍以降、協働ロボットの導入がさまざまな場面で進んでいる。中でも自律走行搬送ロボット(AMR:Autonomous Mobile Robot)は、工場の製造ラインや物流倉庫にとどまらず、ビルの警備や飲食店の配膳など、普段の暮らしの中で目にする機会も増えた。こうしたアプリケーションが増えていく中、AMRの消費電力の高さが大きな課題となっている。各種センシングや内部での演算処理、アクチュエーター類の動作はもちろんのこと、静止中の姿勢保持にも電力を要する場合がある。バッテリーの性能向上のみならず、各種モジュールにおける消費電力の最適化も欠かせない。 その1つの解となる技術を持つスタート
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