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東京工業大学に関するobata9のブックマーク (8)

  • 抗がん剤 “体内で” 大量生産、理研・東工大が技術開発 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    理化学研究所の田中克典主任研究員らは27日、抗がん剤を体内で大量に生産する技術を開発したと発表した。さまざまな有機化学反応に使われ、特定の官能基に対して強い親和性を示す遷移金属触媒に注目。開発した触媒と抗がん剤の材料をマウスに投与すると、体内で抗がん剤を作る化学反応が加速。がん治療の効果が見られることが分かった。新たながんの創薬・治療方法の確立につながると期待される。 東京工業大学との共同研究。成果は英科学誌ケミカル・サイエンス電子版に掲載された。 これまでに遷移金属ルテニウムを含む触媒を開発しており、生体内で抗がん剤の骨格を作るという新しい医薬品の合成法を報告している。より効果を高めるために同触媒に含まれている塩素をヨウ素に代えたところ、血液中に数日存在しても安定的で少量でも化学反応が円滑に進行することが分かった。 がんのマウスに開発した触媒を加えると、体内で抗がん剤を大量に合成でき、治

    抗がん剤 “体内で” 大量生産、理研・東工大が技術開発 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • プラの機能化に成功、使用後に肥料としてリサイクル可能に

    千葉大学は、使用後に肥料としてリサイクルできる、高分子(プラスチック)の機能化に成功した。植物由来の糖を原料としており、安定性と分解性を兼ね備えたバイオエンシニアリングプラスチックとしての利用が期待される。

    プラの機能化に成功、使用後に肥料としてリサイクル可能に
  • 全固体リチウム電池の界面抵抗を2800分の1に

    東京工業大学と東京大学の研究グループは、全固体リチウム電池において硫化物固体電解質と電極材料の界面に化学反応層が形成されると、極めて高い界面抵抗が生じることを解明した。この界面に緩衝層を導入すれば、界面抵抗は2800分の1に低減され、電池は安定動作することを実証した。 界面抵抗が増大するメカニズムを解明し、低減する手法を見いだす 東京工業大学と東京大学の研究グループは2022年7月、全固体リチウム電池において硫化物固体電解質と電極材料の界面に化学反応層が形成されると、極めて高い界面抵抗が生じることを解明したと発表した。この界面に緩衝層を導入すれば、界面抵抗は2800分の1に低減され、電池は安定動作することを実証した。 全固体リチウム電池は、高い安全性と高速充電が可能なことから、電気自動車や大型蓄電池への応用が期待されている。しかし、硫化物固体電解質と電極材料の間に高い界面抵抗が生じ、大きな

    全固体リチウム電池の界面抵抗を2800分の1に
  • 「長距離広角でもワイヤレス充電」 5Gと電力を同時に無線伝送できる小型デバイス 東工大が開発

    モバイル機器やウェアラブルデバイス、IoTなどが多くなってきた昨今、ケーブルを必要としない無線充電システムが待ち望まれている。だが多くの無線充電システムは、伝送距離の短さと受電可能な方向が決まっているという問題を抱えている。 研究チームは、これらの問題を克服した5Gネットワーク用のワイヤレス給電型送受信機を提案する。このデバイスはミリ波帯無線電力伝送に加え、送受信ともにビームステアリング(電波を細く絞り、電波を集中的に任意の方向に発射、制御する技術)に対応し、アップリンクとダウンリンクの両方で動作する。 デバイスには点対称アンテナペアを利用したアンテナ・回路一体型移相器を採用しており、これによりビームステアリング時の電力効率が向上し、無線電力伝送の効率を落とさずに低損失かつ2次元の広範囲な電波の送受信を実現した。 プロトタイプは、安価で量産が可能なシリコンCMOSプロセスによるICをLCP

    「長距離広角でもワイヤレス充電」 5Gと電力を同時に無線伝送できる小型デバイス 東工大が開発
  • 給電せずに電気分解起こして高分子化合物を合成 東工大が成功 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    電気の供給なしに電気分解反応(電解反応)を起こして高分子化合物を合成する手法を開発した、と東京工業大学の研究グループが発表した。電解質を含む溶液(電解液)を高圧で流すと生じるエネルギーを利用するのが特徴で、宇宙や深海など電力がない環境での化合物合成などに活用できるという。化学工業生産の基となる化学反応の新たな手法として期待される。 さまざまな化学反応には、物質同士が電子をやり取りすることで進行するものが多いが、工業利用には有害で危険な試薬を使う必要があり、廃棄物をなるべく減らしたいという課題もあった。また、試薬不要の化学反応である電解反応も電気エネルギーが必要で、棒状や板状の電極に給電するための煩雑な電気装置や配線が不可欠だった。 東京工業大学物質理工学院応用化学系の稲木信介教授と大学院生の岩井優大さんらの研究グループは、これらの課題を解決できる新たな電解反応の開発に着手。電解液を微小な

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  • 東工大、高効率で高輝度の緑色LED用材料を開発

    東京工業大学科学技術創成研究院フロンティア材料研究所の平松秀典准教授らによる研究グループは、室温で緑色発光するペロブスカイト硫化物の新半導体「SrHfS▽▽3▽▽」を開発した。 適切な元素置換で、p型/n型半導体の電気特性も制御 東京工業大学科学技術創成研究院フロンティア材料研究所の平松秀典准教授らによる研究グループは2019年4月、室温で緑色発光するペロブスカイト硫化物の新半導体「SrHfS3」を開発したと発表した。適切な元素置換で、p型/n型半導体の電気特性や光学特性を制御することが可能である。 青色や赤色のLEDには主に、InGaN系(窒化物)やAlGaInP系(リン化物)のIII-V族半導体材料が用いられている。ところが、これらの材料は緑色域で光変換効率が大きく低下する、「グリーンギャップ」が問題となっていた。

    東工大、高効率で高輝度の緑色LED用材料を開発
  • 指先に装着できる、CNTを用いた非破壊検査チップ

    東京工業大学科学技術創成研究院の河野行雄准教授と理化学研究所の鈴木大地博士(当時は東工大河野研究室所属)、産業技術総合研究所ナノ材料研究部門の耼原有紀博士らは2018年6月、材料にカーボンナノチューブ(CNT)膜を用いたテラヘルツ検査チップを開発したと発表した。この検査チップを指先に装着して、配管の亀裂検査などを非破壊で行うことが可能となる。 河野氏らは、CNT膜の光熱起電力効果を応用したフレキシブルなテラヘルツ帯撮像デバイスを2016年に開発した。この技術を、注射器など医療器具の破損や異物混入を非破壊で検査する用途に適用してきた。今回は、CNT膜の相対ゼーベック係数やテラヘルツ光照射に対する吸収率の最適化に取り組んだ。 今回の研究では、フレキシブルテラヘルツ検出器の高感度化を行った。このためにはCNT膜のフェルミ準位を制御する必要がある。ただし、検出器に用いるような厚みのあるCNT膜は、

    指先に装着できる、CNTを用いた非破壊検査チップ
  • 硬い透明セラミックス、シリコンと窒素から合成

    東京工業大学は、シリコンと窒素の原子が結合した化合物から、硬い透明セラミックスを合成することに成功した。開発した物質は全物質中で3番目の硬さを持ち、耐熱性はダイヤモンドを上回る。 16万気圧、1800℃の条件で合成 東京工業大学(東工大)は2017年3月、シリコン(ケイ素、Si)と窒素(N)の原子が結合した化合物から、硬い透明セラミックスを合成することに成功したと発表した。開発した物質は全物質中で3番目の硬さを持ち、耐熱性はダイヤモンドを上回る。 今回の研究は、東工大科学技術創成研究院フロンティア材料研究所の西山宣正特任准教授(研究実施時はドイツ電子シンクロトロン研究員)と若井史博所長らを中心に、日独共同研究グループ(東工大、ドイツ電子シンクロトロン、物質・材料研究機構、バイロイト大学、東大、愛媛大)が行った。 Si原子とN原子が3対4の割合で結合した窒化ケイ素(Si3N4)は、「硬く、割

    硬い透明セラミックス、シリコンと窒素から合成
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