「1Dモデリング」に関する連載。連載第5回では、「熱」と「流れ」に着目して、電気との類似性を利用したモデリング方法を取り上げる。熱と流れは電気回路に置き換えることができ、いわゆる「オームの法則」が成り立つ。この関係を利用した「熱回路網モデル」と「流路網モデル」のモデリング方法とその解法を解説する。 連載第4回では、電気を基本とした「類推モデリング」について述べ、2通りの類推法があることを紹介した。 今回は「熱」と「流れ」に着目して、電気との類似性を利用したモデリング方法を説明する。熱と流れは電気回路に置き換えることができ、いわゆる「オームの法則」が成立する。この関係を利用した、熱では「熱回路網モデル」、流れでは「流路網モデル」について、そのモデリング方法と解法を詳しく解説していく。 ⇒連載バックナンバーはこちら 熱と流れを電気回路に置き換える 図1に電気、熱、流れを常微分方程式で表現した例
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